遊園地①
こんにちは!!
りるくです。
今回の小説楽しんでいってください!
「で……遊園地ねぇ……?」
「どうしたの?お兄ちゃん?」
「い、いやなんでもない……というかその恰好……?」
「いいでしょ?晴香さんに買ってもらったんだ!」
「まじで……母さんが……?」
俺が物置で相談した日の2日後、結局遊びに行くと言うことで話が付き、
デートが始まったのだ。
「それにしても……似合ってるな!」
俺は素直な感想を述べる。
ハルは取り乱す。
「そ、そうかな……?」
「おう、滅茶苦茶可愛いぜ!」
どんな本にもとりあえずほめとけって書いたあった。
しかし、そんなことをほざく前に普通に似合ってるのだ。
スカートで上はなんていうんだろう……?
ちょっとだぼっとしていてなんか最近の恰好って感じだ。
だけどその胸の威圧感は消えておらず、しかしそれながらも子供っぽさが残っていていい感じだ。
「じゃあ行く?」
「ああ、チケットは?」
「晴香さんがネットで撮ってくれたよ?ほら……お兄ちゃんのスマホに……」
「ほんとだ……メール来てるわ……」
そこには二人のチケットの番号が載っていたのだ。
「準備周到だな……」
「行こう!」
「ああ、」
笑顔のハルが見れてもう満足なんだけどな……
ハルはこれから誰にも邪魔されずすくすく育ってほしいな……(父性)
俺たちは入場門に行って、受付の人にメールの画像を見せる。
そしてそのままなんでも乗れるパスリストバンド(係の人に見せたら乗れるやつ)
をもらいつける。
そしてパンフレットをもらってそのまま入場した。
上をみるとジェットコースターの線路……?道が空中にあり、
前方には観覧車が、そして右方にはコースターが、左方には空中ブランコがある。
いかにも「遊園地」なその見た目に数年ぶりに興奮する。
あまり遊園地を行かなかったため久々の遊園地が楽しみだ。
「じゃあ行こう!」
ハルが俺の手を引っ張り、コースターの方に向かう。
「はいはい分かった……はぁ……やれやれだぜ(決め顔)」
そうだ……
「なんか買ってかないか?」
「え?」
「ほら、入口にアイスとかあるだろ?今日は母さんからお小遣いはもらってるし食べてかないか?」
「いいの!?」
「ああ、(俺の金じゃねぇが……)」
「じゃあ速く行こう!」
「そうだな。俺も食べたいしな!」
俺たち二人はアイスクリームのワゴン車に向かうのであった。
第165話終わり
昨日出せなくてごめん!




