ハルの大改造
こんにちは!!
りるくです。
今回の小説楽しんでいってください!
「今日は楽しかったな……」
「うん!そうだね」
今日はフィギアもゲットしたしアテネも懲らしめられたし満足満足!
「あのさ……お前もう少し先生に敬意払わん?」
「いや……ちょっとそれは……」
「なんでだよ!」
「蘭葉くんだ!!」
向こうからクラスの奴らが大勢で来る。
どうやら合流することができたようだ。
「全員そろったか?」
「はい~早く帰るぞ~」
「お、お前……もう用済だから帰るってか……クソだな控えめに言って……」
「え?今更?」
「自覚あったんかい!」
「ほら行くわよ!」
道路わきにバスが止まる。
そして俺たちはバスに乗り込み帰ることになるのだった。
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「楽しかった?お兄ちゃん?」
「は、はい……楽しかったです……」
「そうだね……じゃあこれはなに?」
ハルが指さした方向には俺が買ってきたフィギアが置いてあるのだ。
……そう、俺は少しきわどい服を着ている好きなアニメのヒロインの子のフィギアを
買ってしまったのだ。
「あの……弁解させてくれ……」
「一言だけね。」
「欲しかったんです……以上です……」
「このフィギアは飾っておくけど罰は……そうね、お兄ちゃん。」
「はい!」
「一週間大きくなる魔法かけて!」
「え?」
実は体を成長させると言うのは普通無理だ(そりゃそうだ)
しかし天使はできるのだ。
それが……
天使とは誰かに創造されたか、自然に出現するか二択だ。
ほぼモンスターのようなものだ。
自然に生まれるのは滅多にない。
そこで生まれた天使はラファエルのような強力な天使である。
「だが……」
天使はいわば魔力の塊。
その魔力で主人の想像通りに体は形成される。
「いいから!」
「分かったよ……」
そう、魔力の形さえ変えればどんな姿にもなれるのだ。
「どのくらいが良い?」
「う~んと……お兄ちゃんの3歳上くらい?」
「ま、まじで……?」
おい……俺が年上好きなのを理解してのチョイスか!?
めちゃくちゃドストライクな歳だな……
「そ、それで顔は……?」
「今のまま大人びた感じってできる?お兄ちゃん?」
「ま、まじで……?」
「うん!」
「分かった……」
俺はしぶしぶハルの魔力を干渉しながら造形を変えていく。
そして完成した。
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「か、かっわいッ!?」
「ほ、ほんと?」
声質は変わっておらず、身長は俺より一回りくらい小さくなり、胸が……でけぇ……
ま、まって……俺が確かに創造したけど……お、俺の好みなんかじゃ……ない……
「こういう体系の女の子が好きなの?」
「ぐ、ぐふ……」
「そうなんだ~……」
「ちょ、ちょっとハルさん……?」
ハルは俺に近づくと顔を近づける。
そして完全に上目遣い状態になった……
お、おい……この状況はまずい……!?
「形勢逆転だね?お兄ちゃん♪」
……あ、まずい……ハル小悪魔誕生しちまった!?
第163話終わり
は、ハル……可愛い……




