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髪切る?

こんにちは!!

りるくです。

今回の小説楽しんでいってください!

「ねぇねぇ?お兄ちゃん?髪切らないの?」


「おん?」


俺はハルに聞かれる。

そう、最近髪が伸びてきたんじゃないかと思っていたのだ。


「じゃあ髪切りに行かないとな……」


「じゃあ行く?」


「え?」


ちょうどリビングに入ってきた母親に言われる。


「今から予約って……」


「まぁ大丈夫でしょ。私が連絡して予約取ってあげるから。」


「ま、まじかよ……行動力の速さ……」


「それが私のいい点でしょ?」


「まぁそうだけど……」


俺は母親の行動の速さに敬服する。


そして数十分後。


「とれたわよ。」


「え????まじ?」


「うん、じゃあ行くわよ。」


「いってらっしゃ~い。」


「あ、ああ……」


俺は言われるがままに車に行き、そのまま床屋に向かった。


~~~~~

「じゃあお願いします」


「ええ、お任せください!」


俺の短刀の人は若い女性で俺のことをなめるように見る。


「な、何ですか?」


「いや?君スタイルイイね。髪も整えたらモテるかもよ?」


「余計なお世話だよ……」


「え?」


「じゃあお願いします。」


俺はこの人と話していたらなんだかまずい気がしたので俺はやめておく。

すぐ話を切り上げて髪を切ってくれるように催促する。


「どういう髪型かは分かったんだけど……」


そうさっき母さんと話してなんとなくは決めたのだがそれでは嫌だと言うのだこの人。


「え?マジすか?」


「そうだよ。君ならもっと今どきの髪型のほうが、似合ってるって」


俺にそう勧めてくる。

しかし、一体どんな髪型にされるかわからない俺は確認する。


「ちょっと髪型見せてくれませんか?」


「いいよ?」


「えっと……」


その人が見せてくれたいろいろな髪型の人が載っている本を見てその女性は俺にある髪型を指さす。


その髪型はいたって普通に見えるが学校で規制されているギリギリを攻めた刈り上げに近いものだった。


しかしその点、前髪はしっかりしている。


「……………………まぁ……お願いします。」


「よし!決まりだね!」


そう言うとその人は手を素早く動かし俺の髪を止めておく、そして俺の髪を綺麗にカットしていく。


神業かよッッ!


思ったよりこの人を侮っちゃダメなようだ……というか別に侮ってないのだが……


そして……完成した。


「お~普通にイイ。」


「でしょ?私ってやっぱすごいわ。」


「自画自賛しちゃったよこの人……」


「ごめんなさいね?つい舞い上がっちゃって……」


「いえいえ!こちらとしてはきれいにカットしてもらってありがたいです。」


「よかった。」


結局この髪型は学校でも人気だった。以上。


(え??これだけ?(BY ヘラクレス))


第157話終わり


少し遅くなった!投稿完了☆

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