まっっずい
※一応15歳以上の方しか見ないように注意喚起しておきます。
あのエロい用語が入っているため今すぐ離れてください。
そして……もし見たくない方は次の投稿からでお願いします土下座
「すみません弁解をさせていただきたいのですが……」
「はい、どうぞ?」
「決してやましいことが……あった……わけでは……あるんですが……」
思わずハルのどきつい視線に耐えられなくなり本当のこと言う。
「じゃあ何してたの?」
「……………………あの……え、え……」
「何?」
「……………………これはまだハルには早いのでこういっておこう。大人な本です。」
「お、大人な本……!?」
「これだけは伏せさせてくれ……お前に見せないためにも俺は行動したんだ……」
「お、大人……」
頬を赤らめなながら俺から目を背けていく。
俺はなぜ「大人な本」としか言ってないのに恥ずかしがっているんだ?
『それはハルが優秀だからだよ馬鹿。』
お?ヘラクレス!この状況を打破させる方法を教えてくれ!
『はぁ……ハルはそういう知識に少しだけ知識を創っちまったんだ……お前ハルにスマホ貸しちまったろ?』
そういえば……ハルが触ってみたいと言っていたので2時間くらい触らせてあげたのだ。
『それでお前のエロい検索履歴に触れちなまったんだよ……お前のせいだ馬鹿』
ぅやっべ……消してなかった……
もともと制限を付けられていた俺のスマホ。
しかし俺が異世界から帰ってきたことのご褒美として制限の解除をしてくれたのだ。
そのことで俺は調子に乗り、エロいことを調べまくっていたら……こういうことになっちまったのか……
『しかもお前あの検索履歴……やったな?』
えへへ~~
そう、あの検索結果のところに逆レ系の検索をしてしまったのだ。
まっずい……俺がMなのがばれちまう……(秘かにMな主人公なのであった。)
「ね、ねぇそれってお兄ちゃん……もしかして……」
「ハル。お互い忘れないか?」
「お兄ちゃん!私………………お兄ちゃんのためなら体を——」
「それはアウトォ!!!」
「えッ!?お兄ちゃん……私じゃ……」
「そういう話じゃねぇよ!!」
これはまずい……あやうく18禁の展開が進むとこだった……
『……お前……女が覚悟を見せたんだ……お前も覚悟を——』
馬鹿野郎!!!!ハルができるかってんだ!!!!
『いやお前体を成長させる魔法を持ってるだろ?あ。もしお前ができないのなら俺が——』
……お前……まじかよ……
俺にとってハルは保護対象だ。
まさに愛でるために、みたいな感じだ。
だから
さすがに性的対象としてはみれないだろォ!?
「ごめんハル……俺がスマホを貸したばかりに……」
「え、……ええ!?!?もしかして……私が見たこと全部——」
「あ、やっべ……」
「お、お兄ちゃん……!!!」
「ずびばぜんでじだぁぁぁぁ!!!!」
俺は土下座をしまくるだけだった。
第155話終わり
はい……忘れよう。決して主人公の性癖は俺の性癖に反映されているとか思っちゃだめですよ??




