閉会式
こんにちは!!
りるくです。
今回の小説楽しんでいってください!
その後、リレーが行われるはず……だったのだが……
実はあの倒れた団員の人が実は最後のアンカーだったらしい。
「ってことは……」
「ああ……リレーは中止だ……」
「ま、マジか……!?」
実は補欠の人が今日ちょうど体調不良だったらしい。
補欠だったから大丈夫だろうと思っていたらしいがそれが凶として出てしまったらしい。
「まぁ……仕方ないか……」
「ああ……それに来年もあるしな!蘭葉!」
「ああ……!」
別に悔しいなんて思っちゃいない。
うん……まぁちょっとぐらいあったかも……
でも、そこに固執しすぎては自分の枷になってしまう。
何言ってるんだ俺は……??
「まぁとりあえず閉会式らしいよ。」
「了解、準備するわ……」
選抜リレーが最後の種目だったのだ。
選抜リレーは中止のため、閉会式になった。
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列に並ぶ。
同じ組の奴らがなにやら雑談をしている。
「え~今日はですね——」
校長先生のなが~~い話が退屈なのだろう。
まぁ正直俺もそうだ。
しかし雑談をこんなに堂々とするやつがあるか!!!
「はぁ……」
「まぁまぁ……注意したら私たちも同じ風に思われちゃう……」
それもそうだな……
まぁどうせ注意されるだろう……
「え~これで私からの挨拶は終わりにします——」
やっと終わったか……
『これで、閉会式を終わりにします。担任の先生の指示に従って——』
お、これで帰れるな……
この体育祭はまぁまぁ唯意義だった。
俺の力の調整や、観戦用の子機の改善点。そしてあの「死」のエネルギーの対処法だ。
帰ったらヘラクレスと作戦会議だな……
なぜ……なぜあのエネルギーの侵入を許してしまったんだろう……
第148話終わり
字数が少ないのはご愛敬




