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神聖おびた魔力

こんにちは!!

りるくです。

今回の小説楽しんでいってください!

「おい!大丈夫か!?」


俺はマリハに問いかける。

しかし、マリハは答えず腹を抱えて唸っている。


俺はマリハの体全体の魔力の流れを見る。


俺が確認すると、おぞましい魔力がマリハの魔力とぶつかっているのが分かった。


「チッ……まじか……!?」


くそ……

今のマリハの状況は非常にまずい状況だ。

行ってみればマリハの免疫が仮に……そうだな、冥界のエネルギーだから「死のエネルギー」として扱おう。


そいつと戦っている状態だ。


「……俺の魔力を贈与させるか……」


「え?」


ハルが横から何をいってるの?みたいな目で見てくる。


「ああ……ごめんな……今は説明している時間がない!」


俺はすぐに魔法陣を構築させ、マリハの体に触れる。


俺は魔力の流れを精密に見る。


すると、ある一点にその「死のエネルギー」が収集しているところがあったのだ。


俺はそこに特別製の魔力を送り出す。


この魔力。実は俺のものである。


まずまず俺が魔力を獲得できるはずがないと思っているやつもいるだろうが……

「レベルアップ」したからです、はい、最強。おかしいね~~


やっべそんなのんきなこと言ってられねぇ……マリハが——ってあれ?


「あれ?全然大丈夫っす……?」


「え?どういうこと……そんなに即効性があるものなの!?お兄ちゃん!?」


「え、あ、うん……どゆこと???」


「分かってないんかい!!!!」


と、とりあえずよかった……


『ああ……大丈夫なようで安心したよ……まぁ蘭葉なら大丈夫だと思ったけどさ……』


で……?なんでそう思ったか理由を聞かせてくれるか……?


こいつ……なんでもかんでも人に任せて……バルスも苦労してるだろうな……


『おいおい……そりゃねぇだろって?ちゃんとバルスにも有給を——』


それ1時間とかじゃないよね????


『……』


くそだわこいつ……

ブラック業者だわ。


ぜったい俺神に転生したらヘラクレスのもとにはつかねぇわwww


『……』


ちょっとは自分を見直せ馬鹿。


『はい……』


そしてさっきの大丈夫はどういうことだよ……?


『ああ、それはね、お前が『死』というエネルギーの対となる魔力。『聖』の魔力を持ってるからだよ。』


御年14歳の吾輩。自分に聖の力が宿っていたことを初めて知ったwwww

これでなんか小説かけそうじゃね????


『お前センスあるよ。』


ってそうじゃねぇよ……


俺はひとまず安心した。

地面(正確には装置で創った空間の足場)に腰を下ろす。


マリハもハルも緊急事態だったため、安心したのか俺の動きとシンクロして腰を下ろす。


三人同時に座り込んだものだから三人で笑っちまったよ。

まぁ、無事でよかった。


第144話終わり


遅くなりマシた!感想をください(切実)あとレビューも(ぐへへ((殴

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