体育祭①
こんにちは!!
りるくです。
今回の小説楽しんでいってください!
なんと……あれから力の練習をしていません……どういうことだ?
そう、さぼったのです☆
もう……ま、なんとかなるっしょって……感じで……だめ……かな?
俺はちゃんとスキルで制限をする。
倍率の計算もしたため、安心だ。
もしかしたら少し制限しすぎてしまって遅くなってしまうかもしれない……
まぁそしたらちょっとずつ調整をしていこう……
「あ!蘭葉さん!今日はハルさんと応援に行きますからね!絶対優勝してくださいよ?」
「……………………ああ……」
「どうしたんすか?まさか負けるわけないっすよね???」
「いや……俺が本気出すとこの星壊しちゃうよ……」
「こ、こわい……」
「安心しろ……制限するよ……だが不審がられないために制限を強くする必要があるんだが……そのせいで負けるかのせいがあるんだよ……」
「う、うそでしょ……?」
「そうなんだって……」
ま、俺がもっと練習すれば行けたけど……
俺は目を泳がせているとマリハから疑惑の目が向けられる。
「あの……蘭葉さんほどの人ならそれくらい調整できると思うんですけど……もしかして……練習してないんですか?」
「な、なんのことかな?」
「力の調整は時間次第で変えられるって蘭葉さんが言っていたんですよ??」
やべ……そんなこと言ったの忘れてた……
俺はこれは少し分が悪いと感じてマリハとの会話を無視して一階へ向かい学校の用意をすることにした。
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「ちょッ蘭葉さん言っちゃうんスカッ!?」
「ああ、まぁ後で来てくれよ。どでかいのかましてやるから!」
俺はそれだけ言うと学校の荷物を異空間に収納して学校に向かった。
『ガチャッ!!』
扉が閉まる音を確認した後マリハは大きなため息をつく。
「はぁぁぁぁ……蘭葉さん……生徒に手加減をしてあげてくださいよ……?まったく……」
愚痴をこぼしたマリハであったが、蘭葉にばれると怖いためそれ以上はしゃべることはなく、ハルを起こしに行くことにした。
「ハルさん!ハルさん!起きてください!もう朝です!」
「ん?ああ……おはようマリハさん……?」
ハルは怪訝そうな顔をして辺りを見渡す。
おそらく蘭葉がいないことに疑問を感じているのだろう。
「もう蘭葉さんは学校に行きました……」
「そ、そんなぁ!?お見送りしたかったのに……」
「(蘭葉さんも……なんでこんなかわいい生物を家に置いていくんですか……?)」
マリハは雑念を消し去るとハルを慰めた。
「大丈夫っす!今日は蘭葉さんの体育祭なので一緒に応援しに行きましょう!」
「っ!!!うん!」
とてもいい笑顔を浮かべたハルはすぐに支度を済ませて、蘭葉の母親のところへ向かった。
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「おう!おはよう!蘭葉!今日は勝つぞ~~」
「お、おう……おはよう……」
「なんだぁ?今日はやけに元気ねぇじゃねぇか……まさか……運動苦手な訳じゃねぇよな??」
「んなわけあるか……冗談はほどほどにしておけよ。」
「ははッ!そうだよな……わりぃわりぃ……」
さて……この時の俺の心情を明かそうか?
(体育は大っっっっっっっ嫌いぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ~~~~~~~)
第130話終わり
波乱の体育祭……いったいどうなる……?




