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五月病

こんにちは!!

りるくです。

今回の小説楽しんでいってください!


「おいおいおい……まじかよ……」


我らの父上、大文字(父親の名前)が五月病に伏せやがった……まじか……

おれらは戦慄する。


5月病とは なんとなく会社や学校に行きたくないなど長く気分がすぐれないときを言う。


「まじか……会社は?」


「いや、いかないと……仮にも社長だからね。」


「いや社長なんだよあなた」


俺は盛大にツッコむが、父さんはそのテンションに乗り切れていないようだ。


「これは……重症だな……」


この父親(根性論野郎)が病に伏せやがるとは思ってもみなかった。

こいつ……さんざん俺に根性論を強制してきたくせに自分はいかねぇとか都合がいいと思いませんかね……?


しかしそんなことを言ってもこいつは一家の大黒柱。

家にかけてならない存在だ。


一応は気にかけてやらないとな……


「じゃあ今日はゆっくり寝てろ。」


「わ、わかった。」


今日はさすがに仕事に行けないだろう。

いつも早朝に出かけて仕事から帰るのは10時ごろなどかなり可哀そうだから今日はゆっくり休んでほしいものだ。


「まったく蘭葉さんは……なんでこんなめんどうなことやらなくちゃならない——あ。」


「てめぇ……今なんて言った?」


「やっべばれちゃった。」


「フンッ!!」


「イッタ!?!?!?!」


俺は軽く小突いた(マリハにとっては大打撃)。

とりあえずこいつ……なんでこんなことしか言わないんだ?(←お前のせいだよ)


「ちょっと!?俺だけに家事を任せるにはどうかと思いますが!?」


今は朝の6時。

まだハルは起きておらず、母はまだ寝ている。

荒南は起きてはいるが……家事をさせるは酷というものだろう。


「だからお前にやらせた。」


「いや!蘭葉さんの手が空いてるでしょうが——」


「いいの。お前は俺の奴隷だから!」


「く、くそ……逆らえないんだった……」


そう、こいつには奴隷紋を刻んである。

ハルには言っていない。マリハにもそれを言わないよう口封じしている。


なぜなら、トラウマを持っている可能性があるからだ。いや、必ずと言っていいほど奴隷紋には嫌な思いでしたかにだろう。


「まぁ、そうですよね……でもハルさんって結局何歳なんですかね?」


「そうだよな……自我が芽生えてからを生まれたと考えるなら……どうなんだろうな……?」


「そうですね……多分僕らの歳より長かったりするかもしれないっすね……」


「まぁかわいいからよし!」


「はぁ……ろりこんってやつですね……」


「黙ってろ!」


その後、ハルたちも起きてきて、ごみ捨ても終わったゴミ箱を見て母さんはめちゃくちゃ喜んでた。


第122話終わり


おつかれっす


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