どういうことだ!?
こんにちは!!
りるくです。
今回の小説楽しんでいってください!
「あのさ……アテネさん……自重してくださいよ。」
「だって蘭葉に会いたかったんだも~ん」
言っていい?言っていいよね?うっっっっざ……
「なにその顔……まるで私のことをうざいと思ってるみたい——」
「いやいやいや!!!なんでもないっす……」
俺は慌てて否定する。
なんでこう女子は男の考えを読めるんだ?
俺は少し疑問を持ちながらアテネに問う。
「どうやってあなた下界に降りてきたんですか?それも先生の体に憑依して……」
「あはは……それはね……」
俺は事情を聴く。すると俺の大親友のヘラちゃんが関わっているらしい(ちなみにもうみんな分かってるよね?ヘラちゃん=ヘラクレスね?)
「そうそう……ヘラクレスに聴いたらね!下界に降りる方法があるって聞いて——」
「もしかして……なんか条件出されました?」
「あ、そういえば……変な騒動は起こさないって条件出された……」
……あんにゃろ……俺を代わりに差し出しやがったな……
今すぐ言ってこよう……
「なぁアテネ……一緒に来てくれるか?」
「お、お誘い!蘭葉からの!?」
「ほらつべこべ言わず……フッ!」
俺は一瞬で先生の近くに行き、手を取る。
「え!?」
「神との会合。」
すると俺たちは白い光包まれる。
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「なぁ?俺を出し売りにしやがったんだってな?」
「す、すいません……」
「おい?どういうことだってばよ?なぁ?弁明はあるか?」
「ないです……すいませんでした……」
「完全に目先の利益を見て俺を捨ておきやがったな?」
「チッ……仕方ねぇだろ?こいつ(アテネ)抑えるの大変なんだよ!」
「主に……お前の「部下」な!?お前自身じゃねぇだろうが……!」
「そ、そうだった——」
「とぼけやがって……」
俺はヘラクレスに軽いパンチを食らわす。
「よし……じゃあアテネを下界に行かせてよかったのか本当に聞かせてもらおう。」
「えっとですね……実は人間い憑依させる形なら神でも下界に降りさせることが可能でして……」
「それってマナみいなこと?」
「う~ん……二重人格とはちょっと違うな……憑依させる人間の人格は残らないんだ。」
「へ!?」
「そう、だから君たちの言う先生はいなくなっちゃったんだ。」
「まぁ……俺のいじめを無視した奴だからな……清々したといってもいいんだが……
神様的にはどうなの?」
「い~や?俺的には君をいじめたやつ……いや傍観者をぶっ殺せてラッキーって感じ。一応君は僕の使徒だからね……信者というべきか……」
「ばぁ~か一ミリも信仰してねぇよ。」
「私はそいつのことがむかついてムカついて逆によかったわ!」
「な、なるほど……ってあれ?アテネが俺を知ったのって異世界に行った時からじゃ……」
「ノンノンノン……私は蘭葉が生まれてからここに来るまでをすべて「神眼」で把握してるからね。」
……そうだった……こいつらチート持ちだったわ。
第113話終わり
8分オーバーおっし!!




