春休みダイジェスト
おつかれ~
そう、この春休み。実に充実したと感じる。
そう、旅行に行ったり、模擬戦闘したり、ゲームしたりしましたわ。
……主にゲームだけど……
そのほかは特に何もなかった。
「そうだな~あとはなんだろう?」
「どうしたのお兄ちゃん?」
「いや、もうすぐ春休みが終わっちゃうなと思って……」
「そ、そうだね……お兄ちゃんといっしょにいられなくなっちゃう……」
「だ、大丈夫だよ……帰ったら一緒に入れるしね!」
俺はハルが急にしょんぼりしたのを見て、俺は慌てて答える。
ちなみにこの春休み、ほぼゲームである。
数年のプランクがあるせいで少しゲームの力が落ちていたが……
はぁ……そのせいでやりすぎてしまったのだ。
「それにしても……マリハもよくやったな~」
俺はそう思う。
なぜか、あの模擬戦闘を覚えているだろうか?
俺はヘラクレスに依頼して、時間を20倍引き延ばす常時展開結界を張ってもらった。
そして、マリハはその結界に入り浸り、自分を鍛えぬいた。
そして、俺たちはもう一回模擬戦闘をして、あの隕石の技を撃った。
しかし、マリハはそれを自力で鍛えぬき、耐え抜いた。
そう、あの時マリハは自信の能力を2倍に引き上げる剣を使っていたのだ。
「よくあの隕石を耐えられたよ……」
しかしもちろん俺は自分の能力を1000分の一にするスキルを使っていたけどな……
「お兄ちゃん!宿題は終わったの?」
「ああ、……普通に久々の勉強おもろかったわ。」
そう、あの勉強が!分かるようになっていたのである。
まぁこれは教科書を目コピできるおかげだけどな……
だが勉強が面白いと思う傾向はなかなかにいい!
この調子で続けていきたいところだな……
ちなみに痩せたので運動はしていない。
俺が運動したら家を壊しかねん……
「あ、明後日ってもう学校やな……始業式いきたくね~~~~」
「だめだよお兄ちゃん!学校はいかないと!」
す、すんません……こんなかわいい幼女に行ってらっしゃいなんて言われた日には俺の心は爆発してぶっ飛んで尊死ぬ
「わ、分かってるよ……」
「うん!それでよし!準備は終わってるの?」
「ウっ……」
「……終わってないんだね……」
「ごめんあさい……」
「大丈夫!まだ時間はあるから!いっしょに準備しようか!」
「ああ」
俺はハルと一緒に学校の準備を行った。
マリハは少ししたら帰ってきた。多分またあそこに入り浸っていたのだろう。
朝からいなかったためマリハの体感だと多分5日とかだろう。こっわ……頑張れマリハ!
第109話終わり
耳が痛い話だ←不登校やろう




