その60 ちょっと最初から説明してくださる?
第5章開幕!
長めですが、説明回を1話に纏めました。設定がワチャッとしています。ご注意ください。
状況がわかりませんわ。
状況が、わかりませんわ。
状況が! わかりませんわ!
ルイーゼは混乱していると自覚した。自分がなにをしてしまったのか理解するのにも、時間がかかった。
気がついたら、寝台の上にいて……目を開けると、エミールの顔が間近に迫っていたのだ。唇には、確かに触れられたような感覚もある。
キスされたと気がつくのに、時間はかからなかった。
その瞬間、自分の中でなにかがプツッと切れる音がした。
とにかく、フラグを折らないと。
それしか頭にない。
「わたくしの前世はクロード・オーバン。あなたが怖くて怖くて仕方がなかった、首狩り騎士なのですわ」
こう言えば、エミールが抱くルイーゼへの感情は全て崩れるはずだ。最も効果的且つ簡単な方法。
ルイーゼが睨みつけると、エミールは震えあがって床に尻餅をついた。部屋に引き籠っていたとき、日光を恐れたのと同じように、ルイーゼから逃げようと顔を両手で覆ってしまった。
「な、なに……なんで、そんなこと……」
嘘だ嘘だと泣きながら、エミールが膝を抱える。
自分を引き籠りに追いやったトラウマの元凶。母親の首を落とした人物。そんな前世の記憶を持ったルイーゼに、もう恋愛感情など抱かないだろう。
マトモな王子であれば、逆恨みで適当な罪を捏造して処罰という手段を取るかもしれない。
しかし、エミールには、そんなことが出来ないとルイーゼは知っている。その考えにすら至らないだろう。誰かが進言したとしても、決して実行しない。
それほど、エミールが甘くて優しいことを知っているから。
「殿下、わかったら出て行ってください」
わざとらしく「殿下」と呼んで、ルイーゼは薄く笑みを作った。優しく温かい微笑ではない。出来るだけ冷たく見えるように、唇に弧を描いた。
「首を落とされても、知りませんわよ」
別に前世の自分は、こんなことを言うキャラではなかったと思う。首狩り騎士などと不名誉な名で呼ばれるようになったのも、不可抗力のようなものだ。
エミールの足元で、ポチが戸惑ったように舌をチロチロ出している。だが、エミールは立ち上がって、こぼれる涙を袖で擦った。
「ぼ、僕……」
「いいから、出て行ってくださいませ!」
拒むように叫ぶと、エミールは肩を震わせる。彼は小鹿みたいに震える足で、ゆっくりと扉の方へと向かった。
ロクに逃げることも出来ないのか。ルイーゼは冷ややかな視線を送った。
「……ルイーゼ……」
呟かれた台詞が、何故だか耳に残った。
エミールは顔を見せず、そのまま部屋を後にする。
独りで残されて、ルイーゼは息をつく。
苛立ちがおさまらない。鞭が振りたかった。
部屋を見渡すと、ジャンはいない。枕元に、いつもの馬用の短い鞭が置かれている。
ルイーゼはとっさに鞭を持ち、壁に向けて空打ちした。
だが、思ったように力が入らない。振り降ろした鞭は手から離れて飛んで行ってしまった。すっきりしない音を立てて、壁に叩きつけられる。
手が震えている。
怒り?
鞭も握れないほど震えた右手を掴んで、ルイーゼは奥歯を噛んだ。やりきれない疲労感のような、倦怠感が全身に付き纏う。
軽く頭を抱えていると、扉をノックする音が聞こえる。
「はい」
ルイーゼは短く返事をした。
今気がついたが、ここは王宮のようだ。窓からの景色がシャリエ公爵の屋敷のものとは違う。
林の中で倒れて、そのまま王宮に運ばれたということか。
「お姫様が物凄い顔をして出てきたんだが?」
ギルバートが歯を見せて笑っていた。
彼は外にいる従者と軽く会話を交わして、一人で入室する。そして、断りもなくルイーゼのいる寝台の端に腰をおろした。
「なにかご用でしょうか」
「昨日の続きを話しに来たんだが?」
ギルバートに言われて、ルイーゼは初めて日付が変わっていたことに気がつく。
そういえば、お腹も空いていた。朝食を抜くのは、身体によくない。
「アンタ、本当に知らないんだな?」
関係のないことに思考が逸れていたルイーゼの顔を、ギルバートが覗き込む。顔に触れようと手を伸ばされたので、ルイーゼは無表情のまま払い除けてやった。
「すまん。近くで見ないと、よくわからなくてなぁ」
ギルバートは肩を竦めて軽く笑う。
どこまでが冗談で、どこまでが本気なのか読めない男だ。油断が出来ない。ルイーゼは敵意を剥き出しにして睨んだ。
「どうして、わたくしが人魚の宝珠など持っているのですか」
「俺の予想でよければ話すが」
猜疑の目を向けるが、ギルバートは涼しい顔でルイーゼの方に身を乗り出した。
やはり、顔が近い。彼は一定の距離を保つということを知らないようだ。ルイーゼはギルバートとの距離を離すように、手で顔面を押し戻してやった。
「人魚の宝珠の力については、知っているか」
「知りません。フランセールの伝承では、魂を永遠にするとか、なんとか……」
「永遠か。間違ってはいないな」
ギルバートは得意げに笑ってみせる。
「人魚の宝珠の力は、魂を作り変える力だ」
「作り変える……?」
「言ってしまえば、粘土のように扱えるということだ」
頷いて、ギルバートは身振りを交えながら説明する。
魂だけを別の器に保管したり、誰かの魂を奪って寿命に変えたり……抽象的でよくわからない使い方を説明された。
確かに、他者の魂を奪って自分の寿命に変えることが出来るとすれば、それは永遠を生きることになるだろう。
だが、ギルバートの言いたい本題はそこではないようだ。
「本質を作り変えるということは、故意に記憶を留めたまま転生することも出来るってことだ」
「故意に?」
ルイーゼは眉を寄せた。なんのために、そんなことを。
「アンタの前世は、人魚の宝珠を有したまま転生出来るよう、故意に操作したってことだろう。知らないうちに宝珠を持っていたんなら、その可能性が高い」
やはり、泥棒の片棒を担がされたということなのか。
宝珠は物質のことではなく、宿る力そのものを指すらしい。アイテムとして所有するというより、能力として宿っていると考えるべきか。
盗んだ人魚の宝珠(能力)を転生先に持ち越せるとすれば、これ以上に良い隠し場所はない。自分から刺された理由も、納得がいくのではないか。
ルイーゼにその記憶はないが……魂の本質とやらを変えられるとすれば、意図的に記憶を消すことも可能かもしれない。
自分の前世悪党説否定を免れて安心しつつも、やはり盗品が自分の身体に宿っていると考えると、共犯説が濃厚になるわけで……いや、知らなかったのだ。盗品を知らないうちに買ってしまっても、共犯にはならない。
しかし、それは日本の理屈だ。フランセールでその言い訳が通用するのか、甚だ疑問であった。
「どうして、そのようなことをする必要があったのかしら。それに、盗品を来世に持ち越すつもりなら、記憶など消さなければよかったのに」
「それは、俺に聞かれてもなぁ?」
ギルバートは飽くまでも、自分の予想を述べただけだ。事情を知っているわけではない。
もやもやする。一番大事なところがわからず、ルイーゼはムッと表情を歪めた。
「で、ここから本題なんだが」
再び、ギルバートが顔を近づける。
この男、やはりパーソナルスペースが狭い。アルヴィオス人が皆そうなのか、彼が特別なのか。日本人が街中で外国人に絡まれたくらいの衝撃とウザさがある。
ルイーゼはついつい、手で軽く払い除けた。
「俺には人魚の宝珠が必要だ。アルヴィオスへ来てくれないか」
左右で色の違う瞳が、まっすぐルイーゼを見据える。
視線を逸らすことが出来なかった。
有無を言わさない覇気と、強い信念を感じる。息をすることさえ、忘れてしまいそうになった。
こんな表情を、ルイーゼは知っている。紛れもなく、王族の眼だ。とてもエミールと同い年の王子とは思えなかった。いや、エミールが軟弱の引き籠りで劣っているだけなのだ。
「アルヴィオス王家には、亡霊が棲んでいる」
アルヴィオスの建国史には、二人の海賊の名が登場する。
一人は大海賊と呼ばれたエドワード・ロジャーズ。もう一人は、エドワード・ロジャーズを裏切った仲間の海賊リチャード・アルヴィオスである。
リチャードは裏切りのあと、エドワードの財産を使って国を興した。それがアルヴィオス王国だ。アルヴィオスが「海賊王国」と呼ばれる所以である。
ここまでの説明を聞いて、ルイーゼは自分の記憶を振り返った。
ルイーゼの六番目の前世。
海賊であった頃の名前はエドワードだ。ロジャーズという姓をあまり名乗った記憶はないが、間違っていない。そして、リチャードは――前世でルイーゼに薬を盛り、刺殺した男の名だ。
海賊というのは荒れくれ者で、姓など気にしたことがなかった。アルヴィオス王国と聞いても、ピンと来なかったはずだ。
そうですか。リチャードは、わたくしの集めたお宝を使って、そんなことを……! なんだか、今更ながら腹が立って参りましたわ。
ギルバートの説明を余所に、関係のない方向へと思考が進んでいた。集中力がないのかもしれない。きっと、お腹が空いているせいだ。
「人魚の宝珠と火竜の宝珠は、元々エドワード・ロジャーズの秘宝だった。それを今はフランセールとアルヴィオスが分けて保管している」
「そのようですわね」
わたくし、そんなお宝を持っていた覚えはございませんが!
やはり、宝珠に関する記憶が全くないことに気がつく。二つもチートアイテムを持っていたのに、忘れることなど有り得ない。
「フランセールに人魚の宝珠を渡す前、祖王リチャードは自分の魂を作り変えた」
ルイーゼの思考を引き戻すように、ギルバートが話を続けた。
「祖王リチャードは、今もアルヴィオス王家の人間に転生し続けている」
「それって……」
リチャードの記憶を持った人間が、定期的に王族内に現れるということだ。
つまり、実質、転生し続ける限り、リチャードの魂を持った人間がアルヴィオスを統治し続けることになる。
永遠の魂。
なにも、他者の寿命を奪い、生き永らえることばかりではない。
永遠に転生し続ける魂。それも、同一王室内で転生するよう操作されているのだ。これなら、不自然な長寿を疑われることなく、独裁国家を築くことが出来る。アルヴィオス王家で秘匿されてきた統治の形。
これがアルヴィオス王国の抱える秘密であると、ギルバートは語った。
「同一君主によって、一貫した政治が行われるのは、悪くないと思われますが」
長期統治は安定する。取り組む政策を一貫してやり遂げることが出来るし、国としての姿勢もブレない。フランセールもアンリ三世が即位してから二十余年と治世が長く、比較的安定していると言えるだろう。
ただし、それは君主が有能である場合だ。
「今、アルヴィオス国内は荒れている。なにせ、君主がずっと変わらず、古い体制を敷き続けているからな」
ギルバートは自嘲気味に唇の端を吊り上げた。
今、大陸ではフランセールのように自由な言論の許される国が増えつつある。相変わらず貴族の力が強いが、民衆の声を尊重して取りあげる動きが出はじめていた。
貴賎問わず参加出来る建国祭も、その表れだ。地方では農奴の解放が進んで農民の自立が進みつつあるし、平民でも功績を残せば爵位や、それに準ずる地位を得るようになっている。
前世の自分だって、爵位がなかったゴロツキが王族守護の騎士にまで成り上がったのだ。一昔前では、ありえない出世だっただろう。
それは王侯の利益を減らす動きでもあったが、同時に、自らの地位を守るための動きであると、ルイーゼは理解している。
日本にいた頃の世界では、支配される民衆の動きに対応出来ず、反王制や反貴族の動きが爆発し、革命に発展した歴史もあった。それらを考えれば、今のフランセールの傾向は双方にとって、悪い結果にはならないはずだ。
それなのに、アルヴィオスは旧式の王侯による強い君主制を敷いている。その意味を理解して、ルイーゼは眉を寄せた。
「市民革命……ですか?」
アルヴィオス王国では、日本にいた頃に歴史で習った血生臭い革命の動きがあるということか。
「少なくとも、民衆は爆発寸前だな」
ギルバートは闇色の髪を指で弄り、息をつく。落ち着かないのか、シャツのボタンを外したり、留めたりしていた。
「俺は人魚の宝珠を使って、祖王リチャードの魂を解体したい。そして、父を王位から降ろす」
ようやく、ギルバートは自らの目的を語る。
リチャードの転生先である現国王ウィリアム二世は、対外戦争を起こすことで、国民の不満を逸らそうとしている。
ギルバートは表向きには父王に従って、戦争を仕掛けるつもりのフランセールの動向と人魚の宝珠の状態を確かめに遣わされているようだ。
しかし、ギルバート個人の真意は違う。
人魚の宝珠によって、転生し続けることに成功したリチャード。その輪廻を切るには、人魚の宝珠が必要である。故に、ギルバートは人魚の宝珠を求めてフランセールに渡ったということだ。
「アルヴィオスにある火竜の宝珠では、ダメなのですか?」
「能力が違う」
なるほど。宝珠なら、なんでもいいわけではないらしい。
もしかすると、リチャードがフランセールに人魚の宝珠を渡したのは、自分の転生を邪魔し得る宝珠を側に置きたくないと考えたからかもしれない。海を渡った異国にあれば、持ち出すのに時間も苦労もかかる。
「わたくしが持っているらしい宝珠が必要なのは、わかりますが……わたくし、その力とやらを使えそうにありませんわ。勝手に取り出して持っていくことは出来ないのですか?」
「取り出せると思ってキスしてみたけど、無理だったんだよなぁ」
ギルバートは涼しい顔でルイーゼの黒歴史を抉った。パレードのときにキスされたのは、そういう意味があったのか。
「もう一回試すか?」
不意にギルバートが距離を詰める。
だが、ルイーゼは間近に迫った顔に無言で枕を押し付けて阻んだ。そう何度も唇を奪わせるものか。
ユーグのときは、「別に良いのでは!?」と思ったが、ギルバートは王族だ。エミールと同じく、フラグを叩き潰す対象である。いや、フラグどころか、彼そのものを叩き潰してしまいたい。
「わたくしを連れ帰っても、使えなくては意味がないのでは?」
「向こうに、宝珠の研究をしている知り合いがいる。そいつなら、なんとかするだろう。たぶん」
「たぶんでは困ります!」
「まあまあ。なにかのキッカケで、使えるようになるかもしれないじゃあないか」
「かもでも困ります!」
ギルバートの話は不確かな要素が多い。ルイーゼを連れ帰ると言っているのも、博打のようなものではないか。
そんなものに付き合う必要などない。だいたい、決闘は引き分けだったのだ。言うことを聞く必要もないだろう。
「とにかく、お断りしますわ。アルヴィオスへなど、行きません」
ギルバートにも事情があるのかもしれないが、関係がない。
だいたい、王族の争いや民衆の不満が溜まっているような国に行きたくはない。刺されるリスクが高まるではないか。並みの相手に負ける気はしないが、念には念を入れておく必要がある。
「そうか、残念だな。では、このままアルヴィオス王族に対する傷害罪で、アンタを告発するか」
「は?」
ギルバートの言葉に、ルイーゼが表情を固まらせる。
彼はニヤリと笑いながら、シャツの袖をめくった。薄らとかすり傷のようなものがついている。
「これでも、充分成立すると思うぞ」
恐らく、決闘の際についたものだ。いや、あとでつけたのかもしれない。決闘中だったとはいえ、外国の王子が声高らかに罪を訴えれば、処罰しないわけにはいかない。
「あなた、最初から……」
決闘に勝てば、それを理由にルイーゼを連れ帰ることが出来る。逆に負けた場合は、このような罪をでっちあげて、ルイーゼを脅すつもりだったのだろう。今回は引き分けだが。
そんな冤罪のようなもので処罰されたら堪らない。
アンリの性格上、ルイーゼに重すぎる罰は下らないだろうが、外国が絡んでいるのだ。国際問題でもある。
いや、ギルバートはアンリと取引したと言っていた気がする。宝珠を探して持ち帰ることに、アンリも合意しているということだ……最悪、一緒になって、適当な罪をルイーゼに言い渡すのではないか。
例えば、国外追放だ。そうなれば、ルイーゼは嫌でもギルバートについて行かなくてはいけなくなる。
「やはり、あなたのことは生理的に受け付けませんわ」
「最終的に勝てばいいんだよ」
卑怯だ。ルイーゼはギルバートを睨みつける。だが、ギルバートは意に介さず、足を組んで笑っていた。
この男は侮れない。アルヴィオスのために宝珠が必要だと言っているが、まだ裏があるのではないか? と、勘繰ってしまう。
「――わかりました。アルヴィオスへ、行きます」
† † † † † † †
――エミール。いい? よく聞くのよ。
最後に覚えている母は、泣きそうな顔でエミールを撫でていた。
――大丈夫ですわ。きっと、またすぐに還ってくるから。セザールとクロードに手紙を書いたの。わたくしがいない間、きっと、あなたの力になってくれるわ。
たぶん、みんなが寝静まった真夜中のことだった。眠い目を擦って泣きはじめたエミールを宥めるように、母はそう言っていた。
数日後、母が亡くなったと聞いた。
直接エミールに伝える者はいなかったけれど、首狩り騎士に首を落とされたと、誰かが言っているのを立ち聞きした。その首狩り騎士も、カゾーラン伯爵の手で串刺しになって死んだ、とも。
ルイーゼが首狩り騎士の生まれ変わりだと語ったとき、何故だか、母の言葉を思い出した。
今まで、忘れていたのに。急に、引き出しが開いたように、エミールはあの夜のことを思い出したのだ。
首狩り騎士のことは思い出したくもない。
怖くて仕方のない思い出だ。
生きていた人間を一瞬で生首に変えて、笑っていた姿が頭から離れない。眩しい陽射しを背に受けて、たくさん血を浴びて……こっちを向いて笑っていた。
母上のことも、あんな風に殺してしまったの?
本当にルイーゼなの?
自室で頭を抱えていると、涙が止まらなかった。身体の震えが止まらない。考えたくもない。
――エミールったら。大丈夫よ。
外に出たがらないエミールの手を引いて笑う、優しい母の笑み。
「わかってるよ。わかってるんだよ、母上ぇ……」
思い出を振り払うように、エミールは袖口で何度も涙を拭った。拭いても拭いても溢れる涙を止める術がわからない。
「なんで、帰ってきてくれないの……」
忘れかけていた夜を思い出しながら、エミールは声を上げて泣いた。
とりあえず、ザックリまとめると「不思議な力があって、それを悪用する魔王がいるから、勇者ルイーゼ一緒に来て!」というお話(なんか違う
5章は全体的にちょっと真面目寄りですので、ご注意♪
主要人物出揃った頃合いで、そろそろお話を進めて繋げていかないと、エタりそうなので!




