GHQが強制した戦後反戦平和教育 (1)
GHQの態度を考えると、
東京裁判は何の目的で行われたのか、不思議でしょうがないです。
復讐裁判でないのは確実です。
復讐なら、日本人が苦悩して、自殺してくれれば、最高です。
こういう時は、ネウヨの言うことを参考にして、その後の日本を考えれば良いと思います。
ネウヨは、ネウヨ自身は真実を言わないのですが、
真実を写す鏡
なのです。
ネウヨがよく批判する、GHQによって強制された
戦後歴史教育
について考えてみたいと思います。
私は学校の授業は、ちゃんと聞いていました。
私の時代は、戦後の反戦平和教育の時代です。
まあ、そう言われているだけなんですけど。
なにしろ、戦争のことは誰でも知っているので、学校の授業で扱われることは、ほとんどなかったです。
「ひろしま」という題名の小冊子が配られたことがありましたけど、それを配った先生自身が、
今度の皇太后の同級生で、
「美智子妃殿下は子供の頃から、光輝いていた」
という人でしたから、
配って、知っていることをちょっと説明して、
皆さん、知ってますよね
で、終わりでした。
戦後の教育を行っていた教師自身は、戦前の教育を受けてますからね。
こんなもんですよ。
戦争に行った人も普通にいますからね。
私が子供の頃は、アニメやドラマで、戦争のシーンなんて当たり前のようにありました。
「巨人の星」なんて、
戦争で肩を壊した幻の名三塁手の息子が、巨人の星を目指すストーリーですからね、
戦争みたいなインパクトがデカ過ぎることがあったのですから、
それを、物語に使わないなんて、もったいなさ過ぎますよね。
学校の教師が、戦争のことを扱う時間があったら、他のことを教えようとするのが当然です。
そんな戦後教育を思い出したのは、
消費税が導入された時
です。
消費税で何を思い出したかというと、
アメリカ独立戦争
です。私が中学生の時は、
代表なければ課税無し
みたいに、アメリカ独立戦争の原因は
選挙権がないのに、課税されたから
と、教わったのです。
ちなみに、それを教えた社会の教師は、当然、戦前の教育を受けていて、戦争にも行っています。
海軍です。
海軍を誇りにしていました。
海軍といえばエリートですからね、当然でしょう。
話はズレますが、私は、
海軍式ビンタ
を、くらったことがあります。
校庭に正座させられて、例の
歯を食いしばれ
で、何発もやられました。
重くて、いいビンタだなあ
と、思っていた記憶があります。
あまり痛くはなかったですね。顔も腫れなかったし。
やっぱり、暴力でも、やり慣れている人は、違いますよね。
その後、何事もなかったかのように日常に戻って、忘れ去られてしまいました。
昔は、そんなもんでした。
話を元に戻すと、その時の中学生は税金なんて、普通払ってないですからね、選挙権がなくても、何も問題なかったのですよ。
でも、消費税が導入されれば、中学生も税金を払いますからね。選挙権ないのに。
消費税が導入されたら、アメリカ独立戦争は、どうやって教えるんだろう?
と、思いましてね。
これこそが、
戦後歴史教育
なんですよね。
都合が悪いことは、教えないんですよね。
戦後歴史教育では、植民地に対して正しい認識が持てるような教育は、行われませんでした。
植民地は、基本的には、
軍事力で領土を獲得し、
軍事力で領土を支配し、
軍事力で領土を維持、防衛する
ものですからね。
軍事力が発達してしまえば、軍事費が高騰し、それを賄う
税金が上がる
のは、当たり前ですよね。
独立前のアメリカの税金が上がったのも、植民地なら、自然の流れです。
だから、植民地を嫌って、アメリカは独立したのだし、
イギリスにしてみれば、経費がかかるから、アメリカに独立されても、大した痛手ではなかったんですよね。
植民地経営なんて、極一部の商人と、そのオコボレに預かった人しか、儲からないんですよ。
もし、植民地が儲かるのなら、大英帝国は、今も栄えていますよ。
第二次世界大戦で、植民地を失った日本は、没落しているハズです。
奇跡の高度経済成長なんて、絶対に起こせません。
でも、そんなこと学校で教えたらねえ。
アジアで植民地にならなかったのは、日本とタイだけ
みたいなことを言う馬鹿がいなくなっちゃいますからね。
そうなっちゃうと、明治維新から第二次世界大戦までの日本が、否定されちゃいますからね。
日本は、何のために、
軍国主義国家になって、
何百万人もの犠牲者を出して、
戦争したのか、
わからなくなってしまいますからね。
なにしろ日本は戦争に負けたら、
Japan is No.1.
に、なったのですから。
私が若い頃は、世界で一番日本が繁栄していました。
戦後の反戦平和教育は、
戦争そのものを否定しようとし、
戦争の原因を考えさせないようにしていた
のです。




