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噂の姫君  作者: まんが
18/29

陛下の黒歴史

お久しぶりです!

お気に入り登録が減ったり増えたり、と少々焦り気味でした(^^;;


最初はレイア視点!

次に陛下視点です。

数日後、レイアの元に写真(ブツ)が届いた。


「レイア様、レイア様宛に贈り物が届いておられます。」

「ありがとう。リーナ。何が入っているんだろう…」

「お開けになられますか?」

「うん」


リーナとは私の専属侍女となってくれた年近い女の子だ。

何でも難なくこなして完璧なリーナが私は大好き。

リーナが部屋に入って来て、メイラさんのことを聞いた時は驚いた。

メイラさん…60歳って。

今度若さの秘訣を教えて貰おうと心に誓い、リーナも同意しますと同じように首を縦に振った。


「レイア様、お手紙も入っておられました。」


リーナから手紙を渡されて、開けるとユリア姉様からだった。

「えっ…」

手紙と一緒に入っていた写真を見て、小さく疑問の言葉を発してしまった。


「どうされたのですか?」

「はい…頑張ります…」


レイアの言葉に首を傾げるリーナに対して、レイアは歯切れのない言葉を発するしかなかった。



*****



今日は執務が早く終わり、レイアと言う令嬢と夕食を食べる日だった。

えらくアイザックやレオンが一緒に食べようと言っておかしいとは思っていた。どうして気づかなかったのだろう。彼奴まで、俺の敵だったとは…


「へ、陛下の顔って綺麗ですよね…」


静かな食事中に響いた声。

俺は不覚にも持っていたフォークを落とした。

好きな奴の口からそんな言葉を聞けると、思っても見なかったのだ。


「ど、どうしたんだ?」


レイアと言う令嬢の顔を凝視すると、顔は茹で蛸のように真っ赤に侵食していた。そんな反応に俺も吊られて頬に熱が溜まるのが分かる。



俺は自身の脈打つ胸を抑え目線を下に下げ、頭をフル回転させる。

(なんだ…?どうしたんだ?これは、もしや…)

少しの期待を胸に掠め、レイアと言う令嬢の顔をもう一度見つめると、小さな口が動いた。


「そ、そのような整ったお顔なら…嘸、小さい頃に可愛いと言われたことでしょうっ…」


俺は自身の耳を疑いたくなった。

今、確かに俺が昔、城下にこっそり行く為にやった女装を掠められた気がする。

いや、知るはずがないんだ。

あの女装を知っているのは、俺の親友ただ一人だけ。

フルバスタ家の次女と結婚したダイアンしか…


………………ん?


何かが引っかかると思い、両サイドの双子を見やると、双子は顔を揃えて口に手をやり笑いを堪えていた。

そして双子同時に右手に持っているものを俺にみせる。


「◎△$♪×¥●&%#?!」

「陛下、何を言ってるのか分かりませんよ」

「とうとう頭がイカれたか?」


「な、なななななな…なっ、なんでお前らがその写真を!!!」

礼儀なんて知ったこっちゃない。俺は椅子を盛大に後ろに倒し、アイザックとレオンに震える差し指で指した。


アイザックとレオンが持っている写真には、俺の黒歴史。


城下に行く為に変装した女装の姿で、男達に言い寄られる写真だった。



「陛下って小さい頃、凄く女顔だったんですね」

驚きました。というなんとも何も考えておらず、ついつい口にしてしまった様な言葉に、俺は心が折れる間近だった。



はい。中途半端です

でも続きは直ぐに投稿する予定なので!

今日はリーナと言う名の侍女が出てきました。

藍色の髪を一つに括り、黄色のつり目で、無表情が多いけど、仕事は淡々とこなす侍女です。

変な所で熱血な所がある…予定です。

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