序章
無性に転生を書きたくなっちゃいました(。-_-。)
温かい目で見守って下さったら嬉しいです(^^)
ではどうぞ!
最初なので少なめで御座います。
23歳、私の命はもう長くない。
ベッドから横に顔を向けると泣きそうなお父さんとお母さんの顔。
私は最後に精一杯の笑顔を残した。心の中で、恋…してみたかったなぁ…と、思いながら。
私は死んだ。
死んだら分かること、それは身体が本体と離れて、自然に空へ向かって浮かび上がることだ。
空に向かって行く際、お父さんとお母さんは泣き崩れていた。
何だか、死んだ後でも胸がほんのり温かくなった気がした。
何処まで浮かび上がるんだろう。
もう、生まれ育った街はアリよりも小さくなり雲より高くなっている。
すーっと明かりが私を照らした。
雲と雲との間に階段のようなものが現れ、私を導いてくれる優しい光に包まれた。
眩しくて目を閉じた。
数秒経って、ゆっくりと目を開けてみると金髪碧眼な美形な男性が優しく私を包み込む。
「え…?」
私は急な展開に頭が回らなかった。
「もう一度、貴方に生きる権利を与えましょう…違う世界で…。」
金髪碧眼の男性はそう言い私のおでこにキスを落とした。
「…きゃっ、」
金髪碧眼の男性が私にキスを落とした瞬間、ガクンと落ちる。
身体がビクビクと震え、目が開けられない。
私は勢い良く泣いた。温かいお湯に浸けられ、ふわふわのタオルの感触がした。
どうやら今ので私…転生というものを体験してしまったみたいです。
序章終了。
次から本編で御座います。
ちなみに主人公の前の名前は、取り敢えず考えてみました。
三田 黒守
です。
はい。ほんの遊び心です(´・_・`)b
分かりますか?
12月24日が忙しい人です(^^)




