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夏のホラー参加作品

侵略

掲載日:2023/08/24


僕たち5人は幼稚園児の時から仲が良い。


中学生になってからも同じ野球部に所属して一緒に汗を流す仲。


その5人で学校からの帰り道、近くの山に落ちて来た火の玉を見つけようと寄り道した。


山の麓に自転車を置き僕たちは山を登って行く。




5人の少年が山から下りてきてそれぞれ自転車に跨がる。


「オイ、イドウドウグハソレゾレモチヌシガチガウ、マチガエルナ」


「スマン」


1人の少年が別な少年を注意した。


「コノ、ハナシカタモオカシイ、ココデレンシュウシテカラ、イコウ」


「ソウダナ」


「セイテハコトヲシソンジルトイウコトバガアル。


マエノホシデノシッパイヲクリカエサナイヨウニ、シナケレバ」


「まえノホシはヒドかったカラナ」


「チョットたづなヲユルメたら、ともグイをはじめたカラな」


「アワテテだっしゅつシテきたが、われわれのシュゾクはここにイルモノだけになってシマッタ」


「そのマエモヒどカッタぞ」


「ああ、カガクがススンデいるセカイはコリゴリだ」


「仲間がみつかったとたん、たいおう薬をそくざに製造したからな」


「この星はそこまでかがくが進歩していないから、大丈夫だとはおもうがな」


「油だんするな!」


「そうだ、われわれが寄生したこの宿主たちはまだようたいだからな」


「せいたいに寄生できるまで油断は禁物だ」


「寄生する宿主が沢山いれば、我々の数も増える」


「最初はこの宿主たちが暮らしている村の住民全部に寄生して、コントロールしよう」


「そう、それから少しずつ少しずつ仲間を増やして行こう」


「そうだな、我々はたった1体でも生き残れれば数を増やせる」


「気長に仲間を増やそう」


少年たちは暫く話を続けた後、それぞれの自転車に跨りそれぞれの家に帰って行く。


少年たちの家族に、分裂して増やした仲間を寄生させる為に。









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― 新着の感想 ―
[良い点] 会話がカタカナから平仮名と漢字へ……。 エイリアンが徐々に地球人らしくなってゆく様子がよく表されていると思いました。 お見事です。
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