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ネコミミ娘に転生したので楽しく気ままに生きたい  作者: 星川 咲季
■最終章 ネコミミ娘の奮闘編
206/256

第205話 みんなの役割1

5月中にもう1話投稿したかったので分割しました。


 ユリアーノ様たちは特製薬草青汁の不味さにえづいてたけど、回復魔法と回復魔術も合わさり体はバッチリ元気になった。体は。

 なので今度は魔物を探して片っ端から討伐する。


 瘴気が溢れている影響なのか、少し索敵をすれば簡単に見つけることができる。文字通り魔物は次々沸いて出てると思えるほど密度(・・)が濃い。しかも普段は逃げることの多い角ウサギですら向かってくるように感じる。

 もちろん角ウサギだけじゃなくゴブリンやアーマーボア、スパイククロウラー、痺れアゲハなどなど、多種多様の魔物が現れる。


 当然次々と戦うのですぐに疲れるし多少は怪我もする。


 ユリアーノ様たちがいくら文句を言っても、そこは私とシアが強制回復させるので問題ない。

 来るべき日に死にたくないなら頑張るしかないもの。

 



 そうそう、パーティの役割分担もちゃんとしっかりしてるよ。


 前衛は私とお母さん。


 基本は敵を引き付けて攻撃を避けたり、後ろに抜かれるのを防いだり、余裕があれば攻撃したりする。


 ぶっちゃけお母さんがフツーに攻めれば、あっという間に片付く。

 アーマーボアみたいに硬い敵が現れても、魔物の数が多くても、気を抜くと見失ってしまいそうなほどの素早さだし、さらに『風の爪』を使えば関係ない。


 『風の爪』は、風魔法を応用した飛ぶ斬撃を放つ魔法剣だ。

 さらに飛ぶ斬撃を放つだけではなく、ダガーの刃渡りをロングソード並みの射程にすることまでできる。

 いずれも不可視の斬撃なため、相手はなんで斬られたのかすら分からない。

 まさしく初見殺し。文字通りの必殺技だ。


 ちなみに私も『風の爪』を使えるよ。

 お母さんのと比べると威力も低いし射程も短いけど、単にダガーを振るうよりかは強力なため、並大抵の相手なら問題なく切り裂ける。

 アーマーボアみたいな硬い相手でも、急所を的確に狙えば倒せるから使い勝手はとてもいいよ。


 そんなわけで、お母さんだけで無双できそうだけど、そんなことしても私を含めたパーティメンバーの経験にはならない。だからお母さんは私たちを育てるような動きをするのがメインなのだ。


 私は複数相手がいるときは攻撃を引き付けたり抜かれないようにするのがやっとなので、とてもじゃないけど無双できるほどじゃないよ。

 『風の爪』は使い勝手がいいと言っても、発動には魔力制御、魔力感知、さらにイメージ力が必要。

 難しいので集中しないと発動できないし、強力なだけにとても危ない。当然集中してれば役割が疎かになるし、他の魔物からの不意打ちを受けることになる。

 前世で読んだ漫画や小説を読んでいて、さっさと大技で一掃しちゃえば早いし楽なんじゃ……と思ったことがあるけど、いざ自分が同じ立場に立ったらそうもいかないことが良く分かったわ。



 中衛はユリアーノ様、ユリアーノ様の友達であるイザベラ様とアーリィ様。


 三人ともショートスピアや初級魔術を駆使して魔物を倒すのが役割だ。彼女たちは武術や魔術の授業を受けているのである程度は戦えるけど、やっぱり実戦経験が圧倒的に足りない。

 なので数匹程度と魔物の数が少ないときは、基本的に彼女たちがメインで対処してもらうことになる。


 三人とも攻撃に慣れてもらわないと、私やお母さんは後ろから攻撃を食らっちゃう。

 っていうか、獣人特有の鋭い直感というか危機察知って呼ばれるスキル的なものが無かったら刺されたり斬られたりしてた。

 魔力感知能力が低かったら、魔術で燃やされたり穴が開いたりした。


 「連携は実践を踏まえて練習しないと身につかないわ。多少手元が狂っても、私とフランはちゃんと避けるから思いきってやるのよ」


 いやいや、「思いっきりやるのよ」じゃないよ。


 お母さんはそんなことを言ってユリアーノ様たちだけでなく私のことも鍛えようとしてくる。

 いくら攻撃する前に「攻撃するわ!」とか「おどきあそばせ!」とか「いく、です!」とか声で知らせてくれたとしても、狙いが甘かったりするのでめっちゃ怖いんだから。

 だから私が攻撃まで手が回らないのも仕方ないよね。






パーティの役割を考えるのって楽しいですよね。

ただ、どんなふうに連携するのか、生存フラグはどれくらいやらなきゃ立たないのかなど想像すると、いや、これは無理じゃない?

と、フランに無茶なことをさせなきゃいけなくなりましたが。

そんなこともあり、フランだけじゃなく他の人も鬼メニューをこなす羽目になってます。

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