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竜皇女と呼ばれた娘  作者: Aoi
竜魔決戦編
284/342

暴走機竜

『よーし、大分進んできたぞ。この調子なら……ん?あれは……』



ヴァイオレット達が順調に敵を倒し戦闘を有利に進めていると、突如前方から魔動機竜が攻撃を仕掛けてきた



『来たね。あれの相手は私が……』

『ぐわあああ!!』

『な、なんだ!?あいつ味方を攻撃し始めたぞ』



攻撃を仕掛けてきたと思った魔動機竜は、ヴァイオレット達ではなく味方であるはずの兵士達を次々と攻撃していった

それも一体だけではない。敵が用意していた三体の魔動機竜全てが暴れ出して兵士達を攻撃している



『なにやってんだ?どうして味方を攻撃してるんだ?』

『多分だけど暴走してるみたいだね』

『なんだかよく分からないがこれはこちらにとっては好機じゃないか?あれが暴れて敵が混乱しているうちに突っ切っちまおう!』



魔動機竜が暴走していることを利用してヴァイオレット達は敵軍の包囲を突破しようと試みる

しかし魔動機竜の近くまでやって来ると、魔動機竜は標的をこちらに変えて攻撃を仕掛けてきた



『おわっ!こっちにも攻撃してきやがった!』

『どうやら敵味方の判別すらついてないみたいんだね。このまま通過しても追ってきそうだしやっぱりここでどうにかするしかないみたいだね。ルージュ、ニフリート』



魔動機竜の相手をするには他の仲間では荷が重すぎる

ここはここまで戦闘には参加せず後方で待機していたニフリートとルージュに任せる



『二人共よろしく』

『ようやく我等の出番か。では左の奴は我がやろう。軽く捻り潰してくれるわ』

『じゃあボクは獣王国の人達がいる右の奴を相手するよ。今度は負けないから!』



二頭の竜は左右に散り、暴走している魔動機竜の元へと向かって行った



『さて、それじゃあ私はこれの相手をするとしますか』



ここまでは肩慣らし。真正面に立ちはだかる魔動機竜との戦いが本番のようなもの

ヴァイオレットは暴れ回る魔動機竜に向かってスタスタと歩いていく

射程範囲の距離まで近づくと魔動機竜はヴァイオレットに反応して攻撃を繰り出す

それをヴァイオレットは片手で受け止める



『ここじゃ味方を巻き込んじゃうから上でやろっか』



そう言うとヴァイオレットは受け止めた相手を空中に向かって放り投げた

魔動機竜は蒸気を噴出させてバランスを維持し空中に留まる

そしてその眼前には竜人の姿になったヴァイオレットが待ち構えていた



『それじゃあやろうか。時間かけてられないからさっさと終わらせるよ』



そう呟きながら挑発するかのように手招きをするヴァイオレットに魔動機竜が向かって行った


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