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竜皇女と呼ばれた娘  作者: Aoi
開拓編
115/342

正式加入

皆の協力によって村の拡大を終えたヴァイオレットは次に予定していた堀作りを始めた

村の周りを十メートル程の深さまで掘るつもりだが、これを手作業でやるとなると鬼人達がいたとしても相当な時間がかかってしまう為ここは魔法で手っ取り早く終わらせることに

家を建てた時と同じように土魔法で地面を掘っていって窪地を作りそこに水魔法で水を溜めていく

単純な作業で手作業でやるよりも断然早いが、それでもそこそこの規模なのでやはり時間はかかる

魔力の消費もかなりのものになるがそこはヴァイオレットの魔力量をもってすれば然程問題ではない

昼頃には窪地を完成させ昼食を挟んだ後に水を溜める。そうして日が暮れる前には村の周りを堀で囲むことができた



『ふぅ、これで完成っと。出入口の部分だけ地面残して橋が完成したら後日繋げればいいよね』



これで一先ず村の改良は終了。作業が終わり一段落ついていると、森に入っていた鬼人達が帰ってきた



『獲物取ってきた』

『お疲れ様~、たくさん狩ってきたねぇ』



鬼人族は本来戦闘部族であり他の二部族よりも戦い慣れしているというガリアの言葉を聞き、ここ数日は食料の調達を任せていた

ヴァイオレットが対峙した時は戦う前に降参されてしまったので実力を見ることが出来なかったので始めは一抹の不安があったが、毎回大量の魔物を持って帰ってきてくれるのを見て杞憂だったと今は安心して任せている

思えば大きな丸太を一人で持ち上げられる程の膂力があるのだからそこまで心配する必要はなかったのだ



『うーん♪働いた後のご飯は美味しいねぇ』

『それは良かった』

『ねぇ鬼さん達さ、私がお願いしてたお手伝いはおわっちゃったけど良かったらこのままここで一緒に暮らさない?鬼さん達がいてくれれば色々と助かるんだよね』

『あなたの命令であれば従おう』

『命令とかじゃなくてさ。鬼さん達がここにいたいかどうかで決めて欲しいかな』

『うむ。しかし他の者がどう言うか……』

『あぁそれは大丈夫。皆にも相談して一緒に住んでもいいって話はついてるから』



住処を追いやられたナーガ達もそれによって被害を受けたリザードマン達にも事前に相談はしておいた

始めはもっと渋ってくると思っていたが、ここ数日間懸命に働いていた鬼人族達を見ていたからか思いの外どちらもヴァイオレットの意見をすんなりと受け入れてくれた

彼らがいれば食料調達だけでなく村周辺の警備等を任せられるので、共に住んでくれればこちらとしても助かる

鬼人達は暫らく周りの者と話し合った後、全員でヴァイオレットに頭を下げてきた



『我等鬼人族、あなたに忠誠を誓う。この村の為尽力する』

『忠誠だなんて大袈裟だなぁ。でも良かった。これからよろしくね』



こうして正式に鬼人族十名が新たに仲間に加わった

こうなった時の為に予め村を大きくしておいてよかった

もしかしたら今後も他の部族が増えるかもしれないな



ご拝読いただきありがとうございます!

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― 新着の感想 ―
[良い点] 仲間が増えると良いですね。こちらも多種族の仲間を参考にさせてもらいます!
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