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クッキング☆えんじょい   作者: 霜三矢 夜新
得意分野で勝負編
87/204

第14試合目 7

  中華風つけ麺 (風良 53点)


  清   味総合   10      独創性   9


  番参  味総合    9      独創性   8


  高美  味総合    8      独創性   9


            

            27    +      26




  ラーメンサラダ (奏 55点)


  清   味総合   10     独創性   9


 

  番参  味総合    9      独創性   8



  高美  味総合   10      独創性  9 



           

            29    +    26



 今回の2人は料理を審査してもらうという意識が強いからか、味を評価してもらう作り方をしてしまった感がある。ただ、独創性を犠牲にしてしまっている部分があると判断されてしまったのだろうか。まずは風良の敗因についてから審査員方の意見が告げられた。

「これについては僕が担当するよ」

 審査員達でまとめた意見を清が代表として話す。

「確か鶏がらスープをメインにしてつけダレを完成させたんだったね。それは安定の味で良かった。唐辛子で味にアクセントがついていたしね。でも具と麺を近くに置いた時、夏によく見る『~~始めました』なあれのようだと思ってしまったんだ」

 その料理にしか感じないと思い込んでしまった弊害についても話す事にした。

「特にきゅうりが……ね。きゅうり独特の青臭さがあるから鶏ひき肉とケンカしている部分もあって。せっかくの最高な土鍋ご飯の魅力すら減らしてしまっていたかも」


 料理についての意見を聞いた風良はいろいろと工夫して作ったつもりの麺料理の失敗点を改善しきれていなかった事に腹が立つ。腹が立ったのは自らの不甲斐なさに対して。まさか一番の得意分野なご飯にまで影響を……とうなだれる。

「くそっ。独創性を出すのに使った食材が間違ってしまっていたか!? 次の出番までには今の自分を超える!!」

 本番に強くなって、食材選びのミスを減らそうと宣言する風良であった。


「さぁっ、風良さんが敗因を聞いて雪辱を誓った後は奏さんの勝因についてを教えていただきましょうか」

 司会者、みことにお願いみたいな言い方で勝因について語る雰囲気を作ってもらった所で番参が話す。

「そうだの、ラーメンをレタスで巻いたり一緒に食べる際、タレを和えられるさりげなさが好きだ。タレは別添だからワンタンスープにラーメンを入れて食す事も出来ちゃうと。丼にご飯と具の層を作って混ぜ合わせるやり方、正しいな!」

 奏は工夫がしっかり表現出来た点を注目してもらい、嬉しい気持ちがある。それでも足りない点を自覚して独創面を磨かなければと考えていた。


「誰もが自分の料理に今以上に手を加える事を考えているようで頼もしいですね。これからも試しに作ってみたくなるような料理を待ってますよ」

 司会の番組終了挨拶、そして番組出演者達が楽しそうに試食をしている場面で収録OKとなる。



 う~ん、文字数が少なめだな。来週はもっと……。。


文字数については上手く話が思いつけば増やせるんだけど。


――という事は、今は話をふくらませるのが上手くいっていない部分があると



再来週から息抜き回だから、書きたいように書いていきます。物足りないと思う方は申し訳ない;;

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