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「食卓の上に、ぱんつ」

埼玉県某所、アパートの中。





「テーブルの上にぱんつ置くなよ」

「そんなもの、あたし置いてない!」

慌ててテーブルを見ると、あったものはレースのシュシュだ。


「ちょっと昭文さん、お伺いいたしますけど」

テーブルの上のシュシュを持ち上げ、昭文の目の前に出した。

「これ、下着に見えます?」

「あ、静音が髪の毛結んでる、ぱんつみたいなヤツか」

ぱんつぱんつ言いたがる男だ。

大体白っぽいレースだからショーツに見えるのか、それとも。


十個近くあるシュシュを、テーブルの上に出してみた。

「昭文、この中でどれが下着っぽいと思う?」

昭文が選んだのは、全体的に白っぽいレース主体だけど

一個だけ黒のシフォンレース。

「こーいうのも、意外にそそる」

いや、それ髪飾りだから、嬉しそうに言われても。


ただね、並べてみたらなんとなく、私にもショーツに見えちゃった

……んだけど、それは認めないでおく。

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