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サラマンダー・スパイラル 1章あらすじ


これまでのサラマンダー・スパイラルは


1 就職編


 主人公のにしまは、幼い事からやっていた柔道を辞めて地元に戻ります。地元へ戻った所、幼馴染のみなみという人間が接触してきて、今自分がやっている仕事を一緒にやらないかと誘われます。もう他に頼る所もなく、選ぶことが出来ない状況だったのでみなみの話に乗り、面接試験を受けることになりました。晴れて入社試験に受かりますが、受かってから人材派遣を生業としている会社だということを知りました。


 就職した会社はオーラス興業という名前で、市内の外れにある雑居ビル街にありました。みなみが運転するBMW7シリーズで送ってもらいました。1階にある喫茶店で早速オーラス興業から派遣されている女性職員であるハクと出会います。彼女とはこれから長い付き合いになりそうです。その喫茶店でオーラス興業に登録している人材を取引先へ派遣しお金を稼ぐシステムを聞きます。


 ハクと分かれた後に同雑居ビル内にあるオーラス興業の事務所にて、所長(責任者)のチュンさんと出会います。これからにしまの上司となる人です。そこで挨拶を済ませて、みなみの行きつけである焼き肉屋に行きます。入社祝いという事でした。


 その焼き肉屋でも、先程喫茶店で出会ったハクが働いておりました。昼は喫茶店、夜は焼き肉屋で勤務をしているようでした。焼き肉屋の勤務が終わった後飲みに行こうと誘われます。にしまはみなみと焼き肉を食べ終わった後にハクの仕事終わりを待ち、夜の街に繰り出しました。みなみの行きつけのバーに行くため歩いて向かっていました。


 途中でガラの悪い連中に絡まれてしまいます。そこで何年来の友人のきたのが部下のカンを連れて現れます。どうやら絡んできた連中はきたのの会社の社員だったようでした。


 きたのは先程の非礼を詫びたいと、にしま達に言います。きたのが経営している繁華街で一番大きなキャバクラのVIP席に招待されます。みなみはこの店でもかなりの人数の女性を派遣しており、売り上げを上げていました。そしてこの店を任されているバキョウという幹部に出会います。


 バキョウは異様に礼儀正しい奇妙な男でした。みなみとは顔見知りの様子でしたが、一度も会話を交わす事はありませんでした。


 日常の仕事が始まりました。事務員の順子さんに仕事を教えて貰っています。にしまの日常業務は事務所に来る人に仕事を斡旋するお仕事でした。後輩のポンが入社してきます。ポンは正社員として入社する前にパートとしてオーラス興業で働いていた人間でした。ポンの過去の失敗談を聞きます。ここでオーラス興業は厳しい会社だという事が分かりました。














2 バキョウの乱編


 ハツモトという営業を仕切っている幹部社員に会います。ハツモトはにしまの直属の上司になります。ハツモトの営業活動で急遽大勢の人間の派遣が必要な案件を獲得。通常の活動では獲得は出来ないので駅の許可を得て、駅前で求人活動を始めるにしま。人を集める事の難しさを痛感します。ハツモトが歓迎会を開いてくれるようで「平和」という割烹料理屋に向かいます。そこでもハクは働いていました。ハツモトから今この会社は過渡期であると、話を聞きます。


 ハツモトの話で自信を持ったにしま、みなみ、ハク、ポンの4人はみなみの行きつけのバーに向かいます。途中、マンズ企画のマンダという人間に出会い、みなみときたのが組んで何かをやっていると言ってきます。そうであれば証拠を見せろとにしまとハクも応戦し繁華街が騒動になりますが、警察に来たためそのまま逃げて、路地裏の店に入りました。


 その路地裏の店はにしまの大先輩オーラス興業OGであり元幹部のアリスが経営するスナックでした。マンダという男はオーラス興業と同業者であり、過去に仕事の件でかなり邪魔された経緯があったようでした。


 ある日、みなみはきたのに呼び出されました。バキョウはマンダと組んで何かをしているようです。それを見破らなくてはいけません。バキョウの処理はきたのに任せて、マンダはきたのの幹部の手を借りてみなみが対峙することになりました。ハクはアリスからきたのという人間の人となりを聞きます。


 みなみはツモリというきたのの会社の幹部社員と会います。みなみは暴力的な事は出来ませんでしたが、マンダを別件で締め上げていくことに考え方をシフトさせます。





 バキョウの件に関わった裏切り者を見つける人間狩りが各地で行われています。幹部格の人間もバキョウにやられています。そんな中、情報通で知られるアリスの店が浮上してきます。アリスの店にきたのはリューという幹部を調査で向かわせました。ここでオーラス興業は全員出動。その場でチュンはにしまとリューをビジネスパートナーとし、なんとか乗り切りました。











3 ビジネスパートナー編


 どうやらこのリューという男、アリスの店で雇われているチーという職員(こちらも元オーラス興業の社員)と繋がりがありそうでした。チーは今の仕事は向いていないんじゃないかとリューに言います。リューの心の内を聞き、その晩は一緒に過ごしますが、リューはその一晩で信頼を失墜する事をしてしまいます。仕事の約束をしていたにしまはリューを事務所まで迎えに行った時にそれに気づき、リューを救出。きたのの会社は普通の会社ではありませんでした。


 リュー、ポンと共にリューの店で働いて貰う為の求人活動を開始。そこで子どもの頃にお世話になった平場というにしまの実兄の友人と出会います。駅の隣接施設であるトイトイブラザーズという企業でお勤めです。リューはそこでトイトイブラザーズのバイト部門の求人をオーラス興業でやったらどうかと平場に提案します。その場で即決する事は出来ないので、一度平場に話を会社に持って帰って貰うことに。


 ハクは日ごろの献身的な仕事が成功しており、新車でルーテシアを購入していました。


 ここでようやくみなみの行きつけのバーに行く事が出来ました。そこで、みなみから序列の話を聞きます。きたのの会社はオーラス興業とはやり方が違うと聞きます。きたのの言う事を聞くのは幹部の仕事。各幹部の部下はきたのの言う事を聞く筋合いは無いということをここで聞きます。そうやって各所で切磋琢磨して会社を大きくしていきました。


 怪我で入院していたマンダは退院後直ぐにオーラス興業へ謝罪に行きますが、同業で営業を仕切っているハツモトは絶対に許しませんでした。鬼のハツモトはマンズ企画で仕切っている利権を取り上げる方向で話を進めます。大きな利権に気づいた、きたのもそのやり方に乗っかりました。これでバキョウの乱は終幕を迎えます。


 並行してハクが派遣先で働いている割烹料理の平和の経営不振の話が浮上してきます。ハクは長い間ここで派遣社員として働いておりましたが、オーナー兼料理長のナンバにギャンブル癖がある事をにしま、ハツモト、みなみに報告していました。その上に長い間客を引っ張ってきた女将がこの度退職するという情報まで入ってきました。


 オーラス興業の子会社であるオーラス金融から運転資金を借りている平和(金を貸す代わりにハクを派遣することが条件)にはもう返済能力は無いとハツモトの厳しい判断。ポップな和食居酒屋で再建をすると提案。しかし料理人としてのプライドが高いナンバは拒否。


 しかもナンバはギャンブルに行った先のパチンコ屋でゴト騒ぎを起こしていました。そのパチンコ屋はリューが管轄している地域の店でした。ハクから報告を貰っていたにしまは即現地に向かいました。パチンコ店に事実確認で来ていたリュー、リューの部下であるロン、アオノに近い将来必ず顔を立てる事を引き合いにして和解。


 このにしまの行動を知り、感服したナンバは和食居酒屋での再建を了承。平和はオーラス興業の支配下になり、ナンバは社員へ降格、ハツモトがナンバの代わりに代表取締役社長、みなみはここの役員として再建を目指す事になりました。

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