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千夜一話物語【第三章「異世界勇者の解呪魔法」連載中】  作者: ぐぎぐぎ
異世界勇者の解呪魔法
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645回目 異世界勇者の解呪魔法(ディスペルマジック) 439:天空の祭壇

 地面に足がつき視界のモヤが風で消えていくと、僕は遥か空の上にある祭壇のような場所にいた。


 下を見るとテンペスト島に向かい二重の螺旋を描く階段があった。

 おそらくここが今のクロスヴァイン大聖堂の心臓部なのだろう。

 バクルスの変成現実がここまでできるなんて。


 足音が聞こえて振り向くと、虚空から白い祭服の男が現れ、優しい眼差しで僕を見つめた。


「やあ、よく来たね雄馬」


 その声そしてその顔、どうしてここにいるのかはわからないが間違いない。


「父さんなの?」


 彼は嬉しそうな顔をして小さくうなづいた。


「どうしてここに?」


 プレイヤーはみんな死を経験してこの世界に飛ばされてきている、死刑にされた父さんがこの世界に来ていてもおかしくはない。

 だけど父さんはティタノマキアをプレイしていたわけではなかった。


「私はこの世界に転生した、ヘルズベルの王家の王子フォンターナ、それが以前の私の名だ」

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