表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
千夜一話物語【第三章「異世界勇者の解呪魔法」連載中】  作者: ぐぎぐぎ
異世界勇者の解呪魔法
416/873

411回目 異世界勇者の解呪魔法(ディスペルマジック) 214:氷雨(9)

 女の子の名前はエレナというらしい。


 氷雨がエレナの父親から聞いた心当たりの場所を探して回ったが、人の気配はどこにもなかった。

 

 敵が増えるほどオブジェクトに近いかもしれない、そう考え様子を見ていたが、村中どこに行っても、アンデットの量は大差なかった。


「将冴達が倒して回ってるのも、多少関係あるかもな」


 難しい顔をしながら陽介はそう言った。


「残りは森の奥の木こり小屋だけど」


 小さな女の子が、アンデッドから逃れるためとはいえそんな場所に行くだろうか?

 もし行ったとして、森の中には危険な野生動物もいる。大人ですら命を落としかねない。


 言い争う声が聞こえた、片方は聞き覚えのある声だ。

 声に引き寄せられるようにアンデッド達が集まってくるのが見えた。


 僕は眼前の数体のアンデッドに走り、スライディングしながら回転斬りでアンデッド達の体を宙に浮かせた。


 氷雨はサーベルを一振りして氷柱を飛ばし、アンデッド達を氷にして砕き、僕らは声の聞こえた方に走り出した。


 向かった先、森の中にあったのは、斧を担いだ筋肉質な男と将冴の姿だった。

氷雨こんな感じです。


挿絵(By みてみん)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ