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千夜一話物語【第三章「異世界勇者の解呪魔法」連載中】  作者: ぐぎぐぎ
異世界勇者の解呪魔法
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325回目 バッドエンドガールズ


この世から失われたものを再生する力を彼女は持っていた


人が持ってた気持ちとか

記憶

精神


ガヤガヤと騒がしい無人の教室で黄昏ている少女

生きてる人の残響と死んだ人の残響にどれくらい違いがあると思う?

あの子のこと知ってる?死んだのに誰も気に留めてないあの子のこと。

自殺したあの子とは別に友達じゃなかったんだけど、知り合いではあったの。


今からあの子の気持ちを追いかけようと思うんだ

それって危ないんじゃない?

でも私にしかできないし、私なんてどうなっても誰も気にするわけじゃないし。存在価値0の者同士のシンパシーっていうかさ。私くらいはあの子のこと理解しておいてあげたくて。


生きる価値のない世界だってわかるのが怖いの?生きる価値がない世界なら死ねばいいだけじゃない?


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