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狙撃手

少し時間軸がおかしくなりますがそこのところは申し訳ありません

その後すぐに救急車がフェーク達のところに来て2人を病院に連れて行った。


一応やるべきことが残っているため付き添いは遠慮している。


フェークは救急車を見守ると一度ソルーに電話をかけた。


どこにいるのかを確認したいからだ。


多分AI兵は全員駆除されたと思う。


ワンコール目で繋がりひとまず安心はできる。


「ソルー?どこにいるんだ?」


「私?私は今家の近くの公園のオブジェの中」


「お前…まぁ生きてるだけいいか」


まさか公園のオブジェの中ということに驚きだ。


一応隠れるのには最適だがバレた場合は死しか結末は無いので中々の覚悟を感じた。


ひとまずフェークはソルーのいる公園のオブジェへと向かう。


奇跡的にフェークの近隣は被害がほとんどない。


その為かくれんぼに勝てたのだろう。


フェークは公園に着くとオブジェに向かい着いた時中を覗いた。


涙目のソルーが居る。


怖かったのだろう、無理は無い爆発などが多発していたのだから。


「ソルー?大丈夫か?」


「ふぇ、フェーク君……」


「ちょ、ちょっ!ソルー!?バレたらやばいから」


ソルーがフェークの胸に抱き着いた。


今までの恐怖が安心に変わったのか恐怖が積もりに積もって崩れたのか。


フェークは引き剥がそうにも引き剥がせない。


とりあえずオブジェの中に入り泣き止むのを待った。


泣き止むと急にシラフになったのか顔を赤くしだし


「あ、あの・・・す、すみません」


「大丈夫だ、怖かっただろ」


フェークはソルーの頭を思いっきり撫でた。


ソルーはまた顔を赤くしだし


「あの、恥ずかしいのですが」


「よく頑張ったな!」


「ば、バカにしてます?」


「ははは、冗談だよ」


「・・・バカ」


拗ねた顔をしながらこちらをじっと見つめている。


フェークは少し気まずくなり


「すまない、ちょっと調査しなくちゃ行けないことがあるんだ」


「調査?」


「人の死体が消えたと言った方が良いのかな」


「少し信じにくい話なのですが」


「まぁ俺もにわかに信じにくいよ、でもフレドの為だ探しに行くよ」


「わかりました、私は家に帰ろそうなら家に帰りますので」


「ありがとよ、じゃあ1回行ってくるわ」


フェークはそう言うとまた倉庫の方へと向かった。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



場面と時間軸は戻りノルン達の場面です。



ノルンとヴェル、スクルドで家の近くを防衛していた。


船はまだまだ降りてきている。


ノルンは先日。


「ノルン!」


「どうしましたかクリートさん!」


「これ、もし良ければでいいんだけどさ」


「何です?これ、まさか愛の告はK・・・」


「安心しろそれは無い、ピストルだろ武器?」


「そうですが」


「そのピストルのアタッチメント創ったんだけどもし良かったらでいいけど使ってみてくれ」


「・・・クリートさん!ありがとうございます」


ということがありその時に貰ったピストル用のアタッチメントの封を開けてみた。


ストックと銃身が入っている。


つけてみるとショットガンみたいな見た目になった。


この状態でもワイヤーが使えるように設計されている。


封の中に紙が入っている、読んでみると名前とか取り扱い説明書が載っていた。


「なになに、ヘビーライフル用に変えれるんだ、えーと火力を高くする銃身、銃身の負荷に耐えれるストック」


それを見ているとヴェルがノルンのところに向かってきた。


「どうしたのノルン?」


「これ昨日クリートさんに貰ったの」


「愛の指輪!?貴様!」


「違うわよ!」


「へぶし」


ヴェルの頭にノルンのチョップが入った。


しかしゆっくり取り扱い説明書など読んでいる暇なく近くに降りてきた。


ノルンはヘビーライフルを構え降下途中の船を撃ってみた。


だが威力は想像を絶するほど高い。


撃った瞬間船を貫き一発で破壊に成功した。


「・・・え?・・・嘘!」


「ノルン?何したの」


2人は顔が動かない、そりゃそうだ威力低いかなと思ってたらめちゃくちゃ威力高くてしかもワンパン。


スクルドはそれを見るとノルンに指示を出した。


「ノルン君!ごめんそのライフルで降下中の船を撃ちまくって!最悪倒せなくても良いから!」


そう言われるとノルンはハッとした様子でまた構えて降下中の船を狙撃しまくる。


ほとんどの船が撃沈してきている。


しかし住宅地にも爆発の被害がある。


ノルンは止まったがスクルドに


「ノルン、大丈夫だよバルドルさんが今避難指示を出しているからこの近辺にはもう人は居ないよって」


「その言葉信じるよ!?」


と言うと再度攻撃を開始した。


ちなみに中々弾が無くならないのはヘビーライフルに魔力を込められているためだ。


仕組みは少量の魔力を銃身で作りそれをノルンのピストルの威力で放っている。


最悪魔力がなくなってもノルンの持つピストルの魔力が使われる為中々弾切れになることがない。


これは全てクリートの技術力のおかげだ。


だが船の降りる量とノルンの力じゃ圧倒的に間に合わない。


だが少しでも減らすためにノルンは撃ちまくった。


スクルドはあまり減ってないことを知りヴェルに


「ごめん、私船上空で破壊しに行くよ」


「いけるのか?」


「やってみなくちゃ分からないものだよこういうのは」


スクルドはそう言うと屋根を使い降下寸前の船の上に乗り込み剣に魔法を変えた。


「こいつでー!」


スクルドがかけたのは斬撃強化の魔法。


その魔法をかけ船を斬ると船が真っ2つに割れた。


スクルドは爆発寸前に破片を使い違う船に乗り込んだ。


違う船にも同じ魔法と同じ攻撃を加え真っ2つに割った。


しかしノルンは反動のせいで肩がやられかけている。


その時ヴェルが糸を放つ。


「ヴェル?」


「ノルン、肩しんどいでしょ持つよ」


「ありがとう!じゃあもう1回!」


だが以外にも船の襲撃は割とすぐに終わった。


しかし3人で船を破壊し続けているが供給量が多すぎて対処出来ていない。


でもクリートの家の近辺は死守に成功した。


でも近くに数艦の船は落ちてしまっていた。


その中から2m半くらいの敵が3体こちらに歩いてきた。


その3体はデカくAI兵の変身前の姿を少し改良していたヤツみたいだ。


ノルンはその3体を見ると


(待って!これって・・・)


同じくヴェルもスクルドも勘づいたようだ。


「ヴェル君!ノルン君!気をつけて!」


「スクルドこそ」


「まさかねこいつが来るなんて・・・」

ブックマーク、ポイント等やって欲しいな|ω・)

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