nightmares are past(悪夢は過去)
まじでこの編の主人公はフェークになりつつある
宴が始まった。
とりあえず焼きそばを平らげその後ゲームと家に置いてあるジュース。
最強のコンビネーションだ。
この幸せコンビネーションで深夜を楽しもうとしたがその幸せは以外にも直ぐに陥落した。
ソルーが何故か知らないが起きてしまった。
「・・・あれ、明るい」
「・・・!?」
「・・・フェーク、さん?」
「あ、こ、これは!?」
「・・・むにゃむにゃ」
ソルーは眠気が限界なのか立っていた状態で目が閉じてしまった。
倒れる前に抱えてフェークは床に座り状態を見た。
でもとても気持ちよさそうに寝ている。
ソルーを寝室に戻そうとしたが中々離れない。
「・・・離さない」
と小声で言っていたが別にこのままでもゲームはできると知ったのでこのままにしておいた。
可愛いし。
「・・・ま、いっか別にゲームはできるし」
フェークはソルーを引き剥がすのは諦めそのままゲームを再開させた。
以外にも起きることなく朝は迎えれたのが驚きだ。
よっぽど疲れていたのだろう。
寝顔はとても可愛いがソルーの夢は最悪と終わりの合体のような地獄だった。
夢は過去の事だ。
親にはまともな愛情を受けていない。
受けてないだけならまだ良かったが虐待まがいなことも多かったためたまぁに夢で出てくることもある。
「あんたなんでいるのどっか行って欲しい」
見て私100点取った
「あ、そう」
見てみて学年一位だった
「へぇ」
ソルーは過去のことを思い出してしまった。
親特に母からの愛情はほとんどないに等しい。
父は滅多に帰ってこないせいで一度もあったことないに等しかった。
ごめん100点無理だったの
「なんでなの!今日はご飯抜きよ!」
100点取っても何も褒めて貰えないのに100点以外はキレてくる。
幼き時はただただ自分が悪いと思っていたが今考えると理不尽にしか感じない。
悪夢はまだまだ続く。
家を出ていった時の日のことを思い出してしまった。
「・・・」
いつもの事ながらだがお帰りなどの言葉は無い。
部屋に戻ると何も家具はなかった。
もぬけの殻だ。
お母さん!荷物が
「捨てといた」
なんでなの!
「父さんの仕事の為に決まってるじゃない」
私どうやって過ごすの!
「勝手にしたらいいじゃない」
その一言がソルーを絶望の縁に叩き落とした一言だ。
「最近反抗した態度多いしもういいわ、どこにでも行きなさい」
ソルーは黙って家を出た、出たとはいったもののどこに行くのかも決まっていない。
雨の中また歩き出し近くの公園のブランコで考えていると来てくれた。
フェークだ。
そこから夢が覚めた。
「はっ!お母さん!」
突然声を上げてしまったので少し焦っている。
ソルーは1つ違和感を感じた。
最後に寝たのは寝室なはずなのに今リビングに居ることに。
少し周りを見ると目の前にフェークが寝ている。
ソルーはフェークを突き飛ばし自由の身になった。
「はぐふ!き、急になんだよ」
「あ、あんた、何やったの、私の体に」
「何もやってない」
「なんか怪しい」
「怪しくねぇよ、ソルーがこっちに来たんだろ、寝ぼけてたのか知らないけどそこからこうなんだ」
「・・・すみません」
「別にいいよ、今日は俺の家に居てくれ」
「なんでです?」
「お前の部屋にガスとかそういことをしてくれるんだ」
「分かりました」
「暇ならゲームとかやっててもいいよ」
「ゲームってどんなものですか?」
「ゲーム知らないのか、これだよ」
そう言うとフェークは近くに置いてあった携帯型ゲーム機を見せた。
初めて見たのかその目は探究心に満ち溢れている。
「これがゲームですか、携帯みたいですね」
「まぁな、やるか?教えもするしなんなら今からでもいいぜ」
「ならやってみたいと思います」
ソルーがゲームに触れたことの無いことに驚きだ。
プレイングスキルはもちろんのことながら無いに等しく。
歩くだけにも精一杯なのにそこからジャンプなどの動作は頭がパンクさせてしまいそうだと感じてしまう。
「ここはジャンプしないとやられるぞ」
「ここをこう!あっ」
「あちゃぁ惜しいな」
「ふん!ふん!ふん!」
フェークはソルーの横顔をちらっと見て見た。
とても真剣な眼差しでしている。
ソルーはその視線に気づき
「何見てるんです」
と呆れた声で言ってきそれでやっと正気を取り戻した。
「いや、かなり真剣にやってて可愛いなと思ったんだ」
「・・・」
顔を赤くしまた視線を元に戻す。
徐々にプレイングスキルが上達してきているのが目にわかる。
「上手くなってきてるな」
「そうです?」
「最初に比べたら圧倒的だよ、そうだクリートとフレドとか呼ぶかって思ったけどバレたらアウトか」
「・・・別に私は良いですよ」
「それだとお前も迷惑かかる、学校一の大戦争が起きちゃうわ」
「まぁ嘘ですけどね」
「ははは、良かった良かった」
「好きじゃなかったのです?」
「俺は単純にこうやって話せる関係になりたかったまぁ要するに友達だ」
「・・・変な人」
少し不満じみた声出そう答えた
「悪かったな」
どんどんステージをクリアしてきている。
「やった!ボス倒せた」
「お、このボス初見クリアは難しいのによくできたな」
「えへへ」
初めて見る顔で少し困惑したがやはり可愛い。
「もうそろそろ部屋が終わったと思うので帰りますね」
「もういいのか?まぁ帰りたいなら良いよ」
と言うとソルーは荷物を持ち部屋から出ていった。
それ以降戻ってくることがなかったためきっと終わっていたのだろう。
フェークは疲れで床にゴロンと寝転がり気がついたら寝てしまっていた。
次起きた時は深夜だった。
完全に夜更かしする時間帯だ
「腹減ったし買いに行くか」
すっかり深夜飯の快楽に溺れてしまいまた罪を犯すために夜の店に向かった。
多分クリートもいるだろうと思い歩いているとクリートが居る。
また罪を犯すのだろう。
とか思っていたが前に1人いた。
物陰から見ていると何故か知らないがクリートが変身しだした。
そうしていると相手の方も変身しだした。
相手はよく光っている。
夜中でこそ本番みたいな見た目だ。
クリートは走り出した。
こんな住宅街で戦うみたいだ。
深夜とはいえども音がなれば騒ぎになる。
フェークも変身し2人を止めるために立ち向かった。
なぜ戦うんだ。
ブックマーク、ポイント等やって欲しいな|ω・)




