表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
39/123

血の正義

まだまだ

クリートは扉が完全に閉まったのを確認するともう一度剣を握る。


その様子を見た鉾槍の男はクリートの正気を疑った。


「お前は何のために戦うのです?」


「まだ、まだ、わからない!」


「なら戦う必要なんてないじゃないです?」


「だから見つけるんだ!俺の目標を」


「僕はあなたが戦うのをやめたら攻撃を辞めます、夢なら戦わずに掴んでください」


「今俺の目標がああ言っておきながらあるんだよ!1つ」


エントランスな為声がよく響く。


鉾槍の男は首を傾げるとクリートは話を続けた。


「テロを止めたい、ただそれだけだ」


「·····要するにマスターの邪魔をしたいだけなんですね」


と言うと鉾槍の男は槍を突いてきた。


クリートは避けて斬撃を与えようと斬る。


だが当たらない。


「諦めた方がいいですよ!あなたの実力じゃ勝てないですよ」


「わかっているのに見て見ぬふりなんてできるか!」


「あなたには関係無いですよ、マスターの正義に賭けてください!」


「悲劇になりかれない正義は悪なんだよ!不確かな賭けにかけれるわけが無いんだよ!」


クリートは剣で遂に鉾槍の男を押し込んだ。


鉾槍の男は若干焦りが見えてきている、だが落ち着いた声はそのままだ。


「くっ!正義には多少犠牲は付き物なんだよ!」


「そんなものに正義なんかないんだよ!犠牲ゼロなんて所詮夢物語だ、でもそこから良い案にしていく、それが大事なんだ!」


「大人ぶった事を言ってるが社会はそんなに甘くないんだよ!」


「最初から人が死ぬなんておかしいんだ!」


クリートはどんどん押し倒している。


だが鉾槍の男も負けずに鉾槍で押している。


「正義の形はたくさんある、お前が言ってる正義とは別の正義なんだよ!」


「そうだな、確かに間違えてはない、でも人が死ぬ正義なんてそれは正義と言えるかはできないな!」


「言っても分からないのなら実力で!」


鉾槍の男が鋭く突き刺すがクリートは剣でそれを受け流した。


受け流しマスク越しだが面と向かって話した。


「もしそれを正義と言い切るのなら俺はお前たちの思う悪になっても守るよ!犠牲になる人を」


「結局血を流さない正義は無いんだよ!」


「違う!そんなのは正義とは言えない!」


「なら証明してくれ、血を流さない正義とやらを」


と言うと壁にタックルでクリートごと押し倒しす。


壁はどんどん壊れ別の部屋に来てしまった。


クリートは衝撃で血を吐いた。


だがマスクの中なので見えない。


「ごはっ!」


「ふー、ふー、さぁ、ここからだ」


「くっ!」


クリートは腕時計型バックルのボタンを押しソードフォームとアローフォームの両方に変身した。


その時どうやって弓を弾くのって思う方、大丈夫です。


弓が刀の刃のような素材なので撃たずに斬る活用法になります。


クリートは弓で鉾槍の男を斬ろうとしたが回避された。


しかしソードフォームの剣でノールック斬撃を当てることが出来た。


それにより鉾槍の男はダメージを追った。


「ぐはっ!や、やるようになったね」


「こっちもタダで負けたくないんでね!」


もう一度クリートは攻めようと思ったが次は避けられてしまった。


鉾槍の男の装甲がどんどん片足に着いていく。


それを見た時に思い出した。


テロリストのキックと一緒だ。


クリートはもちろんながら移動中な為急に旋回して攻撃などができる訳もなく。


「そ、そんな」


「バイバイ」


と言うと鉾槍の男は仮面ライダーカブトのライダーキックのようなキックをクリートに与えた。


だが蹴られる寸前に剣を使い防御していた。


剣はもちろんのことながら折れ多少威力は抑えれたがダメージは酷かった。


その衝撃で外に飛んでしまった。


外は青みがかった昼だ。


近くにトンネルがあったりとクリートはそこを高速道路だと気づいた。


その高速道路は人が滅多に通らない場所なためテロリストにとっては天国のような場所だ。


クリートは地面に叩きつけられると剣を使い立ち上がる。


「ぐはっ!はぁ、た、耐えれたのか」


だがクリートが上を向くと鉾槍の男はクリートが作った穴から下を除くように見ている。


「耐えたんだね、ならこれで終わりにするよ」


鉾槍の男が鉾槍を構えクリートに目掛けて落ちてきている。


クリートは動こうとしたが体が動かない。


体をよく見ると糸があった。


しかし今のクリートの力じゃどうにすることも出来ない。


絶望的な状況で腕時計型バックルを使い起点を作ると思って見た、それには前聞いた謎の言葉が書き記されている。


「エンドスカパ?何だこの言葉、はっ!」


クリートは思い出した。


意識が戻った時に言われた言葉だということに。


その瞬間クリートの体にガントレットが着いており電流を放ち糸を燃やして体を自由にした。


その影響でソードフォームとアローフォームからスピードフォームに変わってしまった。


落ちる寸前だった鉾槍の男の鉾槍を手で鉾槍の男と一緒に持ち投げ飛ばす。


鉾槍の男は草が生い茂っている場所に倒れるがまたすぐに立ち上がり槍を構え。


「やっと楽しい敵に仕上がりましたね」


その声は少し喜んでいたように聞こえた。


クリートは鉾槍の男に向かい走り出した。



ブックマーク、ポイント等やって欲しいな|ω・)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ