繋がる未来
まだまだ書けそうな気がする
コトダマンやりすぎて全然やってなかった
遂にテロリストが動き出した。
バルドルに向かい進む。
バルドルは足を刺されており上手く立ち上がれない。
だがテロリストは思いっきり斬ろうとしたが思いっきり飛んだ。
下を見ると糸が周りに敷きつめられていた。
ヴェルが今にも倒れそうなぐらいフラフラで立っている。
血を体中から流しながら糸を手から出している。
テロリストがヴェルを見つめている。
「お前、生きているのか!」
「ぐっ!こ、これで役に立てば」
「甘いな、まだ用意しているんだ、AI兵が」
ヴェルの後ろから物音がした。
大きな扉が開き扉の向こうにはAI兵の変身後がたくさんいた。
AI兵は少しづつヴェル達に歩み寄ってきている。
バルドルは走ってAI兵に向かい走り出した。
普通なら動けないくらいなのに動けるのは彼の持っている正義の意思が強かったからだ。
ヴェルはAI兵に糸を結びつけた。
これによりヴェルの片手でAI兵が操作可能になった。
動けなくても役に立てるが非人道的で今まであまり使わなかった。
でも相手は人工知能かつ危機的な状況なため使わずを得なくなっていたのだ。
ヴェルはバルドルに必死の思いで叫んだ。
「バルドルさん!テロリストを!」
「わかった!食い止めてくれよな!」
とだけ言うとバルドルはもう一度テロリストに向かっていく。
テロリストは起き上がりバルドルの両剣を防いだ。
バルドルはもう一度斬撃を与えようとしたがテロリストがかなり低めの体勢でいた。
その低姿勢のままバルドルの腹を斬った。
だがバルドルもそれは覚悟のうちだと思っている。
空いている手でピストルを持ちテロリストの腹の装甲に撃ち込んだ。
「ぐはっ!こ、こいつ!」
「そんなことも予測できないのか!オラオラ!」
「ぐふっ!こ、こいつ!なら、これで!」
テロリストはバルドルに見えないように剣から銃に変えた。
そのまま至近距離で高火力の攻撃をバルドルに与えた。
「ぐ!終わりだー!」
バルドルは何度も何度もピストルを撃ちまくった、それに負けずテロリストも撃ちまくった。
2人が煙の影響で見えなくなった。
煙がどんどん無くなり2人が見えてきている。
テロリストがついに倒れた。
バルドルもフラフラだが。
テロリストはもう1回立とうとした、だがどこかからの射撃でまたテロリストが倒れた。
バルドルは射撃の方向を見た、フレドがマキシマムフォームの時の大型ライフルを構えていた。
銃身から煙が出ている。
バルドルはフレドを見ると恐ろしい光景になっていた。
腕が反対に曲がっている。
その時に瞬時に理解した。
大型ライフルは反動が強すぎるということに。
バルドルは急いでフレドの方に向かおうとしたがテロリストの攻撃によりもう限界を迎えていた体は遂に倒れた。
フレドも腕の痛みで倒れてしまっている。
だがスクルドはさっきの轟音で徐々に意識が覚醒しだしていた。
倒れた時の音で完全に覚醒した。
スクルドが剣を使い立とうとするが怪我の痛みで上手く立ち上がれない。
スクルドは周りを見回すと必死にヴェルがAI兵を操りながら戦っているのを見た。
スクルドはこのままではいけないと思い剣を使いもう1回立ち上がろうとした。
立ち上がり剣を構えAI兵に向かって走り出す。
だが痛みで上手く走れない。
それでも走った、遂にAI兵の集団につき剣を振るった。
ヴェルがスクルドを見ると驚いた声で
「スクルド!?」
「ヴぇ、がはっ!ヴェル君、ご、ごめんね、ごふっ!」
血を吐きながら喋っている。
ヴェルはそのスクルドの様子を見て戦闘を辞めるのを促した。
「スクルド!もうあなたは戦えない!早く逃げて!」
「そうもいかない!」
スクルドはフラフラになりながらも剣を振るいまくった、どんどんAI兵の数は減っていくがスクルドの体も限界を迎えてきている。
剣の斬り方が甘くなってきた。
それを見たヴェルは
「もうやめて!スクルド!」
「ま、まだ、まだやらなくちゃぁー!」
と叫びAI兵を斬りまくった。
遂に限界を迎えてしまいスクルドは倒れた。
それでも立とうとしたが怪我のせいもあり立てない。
さらに体をあげる力もない。
運の良くないことは続く、遂に今まで使いまくっていたヴェルの操り人形ことAI兵もヴェルの力が弱まった時に脱出していた。
もうダメだ。
そう思った時目の前にナイフが飛んできた。
そのナイフでAI兵数体は行動が止まった。
目の前には前マキシマムフォームでやられた謎の人の変身後が居た。
「クリートは生きてる?」
と質問した、スクルドは今にも消えそうな声で
「い。生きてると思う、か、かなり重症だけど」
「わかった、とりあえずこいつらを蹴散らす」
と言うと手からナイフを数本出した。
ここから進撃を始める。
ブックマーク、ポイント等やって欲しいな|ω・)




