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手の中の運命

ここから楽しい楽しい旅館編からシリアスになりますで

クリートとノルンが廊下から周りを見回し敵が居ないか確認しながら奥に進んだ。


クリートはとても長く感じノルンに聞いた。


「このタイムマシーンでかくないか?」


「多分かなりの人が乗ってそう」


「あとひとつ聞きたいんだ、テロリストってこの時間軸に居るのになぜタイムマシーンなんかを持っているんだ?」


「それがずっと気になってるの、分からないでも上司はこの時間軸に居るって言ってたのに」


「もしかすると上司の言ってることが間違えてるかもしれない、俺の予想は元々このテロリスト共はこの時間軸に居なくて未来から来た説だと思うんだ」


「待って!音が近づいてる」


「さすがに油断しすぎたか!」


曲がり角からAI兵が来た。


クリートはすぐにトールスピードモードに変身し戦った。


ノルンもハンドガンを出し応戦した。


「この敵なんか強い!」


「確かにね!どれだけ撃ってもやられないなんて」


クリート達はAI兵の硬さに驚いている。


だがAI兵は腕時計についてるボタンを押し変身した。


「ちっ!こいつー!」


クリートはブースターを限界まで放ち攻撃を行った。


ブースターの推進力を使ったキックを放ってやっと怯んだ。


「はぁはぁはぁはぁ」


クリートは疲れで周りが見えていなくて後ろから攻撃仕掛けられてらはのに気づかなかった。


だがノルンが間一髪のところでワイヤーを使い止めた。


「こ、このワイヤーの力じゃ!」


ノルンの放ったワイヤーがAI兵の力でちぎれてしまった。


「クリートさん!」


クリートは腕にいているバーニアの推進力でAI兵の腹を貫いた。


「うっ!」


クリートはバーニアの推進力で殴ったため拳の骨が折れていた。


「くっ!ま、まだいるのに」


「クリートさんは一旦逃げてください、ここは食い止めます!」


「ダメだ!まだ方法はある!アローフォーム!」


と言うとクリートの腕が弓になった。


「一発で倒す!」


クリートは矢を頭目掛けて放ったが何一つダメージを受けていない。


クリートはノルンに


「一旦後ろに行ってくれ、俺の後ろだ」


と言うとノルンは言われた通りにした。


「爆発弾でやるしかないのかよ!」


クリートは矢をまた放った。


かなり大きめの爆発だ。


クリート達は爆風で壁ごと飛ばされた。


「ノルン!うぐっ!」


クリートの胸に装甲や破片が刺さっていた。


ノルンが目を覚ますと装甲が刺さり血がポタポタと垂れているクリートの姿だ。


「クリートさん!」


「だ、大丈夫だ、そ、それよりワイヤーを張ってくれ、周りに」


「わ、わかったけど1方向が限界」


「わかった、じゃあこの空いた壁に張ってくれ」


「わかった」


ノルンは言われた通りにワイヤーを張った。


「クリートさん、もうこれ以上の戦闘はキツイですよ、早くあなただけでも逃げてください」


「逃げる訳には行かないんだ!このチャンス、絶対に」


「もう私の言うことを聞いてください!」


ノルンは叫んだ、必死に何かを言うために


「私、あなたが死んだ時本当に本当にもう二度と会えないのかなと思って怖かったんです、何度も言ってますが、もうこれ以上あなたを失いたくありません」


「でも、俺はやらなくちゃ」


「テロリストを潰すのは私達の仕事なんです、あなたはただの被害者、巻き込まれただけなんです、これ以上あなたがボロボロになる姿を見るのは見るに堪えないです!」


「ノルン、これは俺があいつにリベンジしたいためでもある」


「ですけどー!もう今は戦わないでください!少なくともこの傷が治るまでは!」


「わかった、とりあえず今は戦わない」


「ありがとうございます!歩けますか?」


「一応フォームチェンジしたら自分の作った装甲は無くせるけど爆風で刺さったものは取れないな」


「分かりました、とりあえずこの戦闘が終わるまではアローフォーム?は禁止です」


「わかった、スピードフォームで行く」


クリートはスピードフォームに戻し操縦部まで向かった。


「地図がありますね、クリートさん、これ持っててくれます?」


「あ、良いぜ、うわぁ、結構広いと思ってたけど想像より入り組んでるな」


「この作り的に組織ではなく個人作成感がプンプンします」


「わかるのか?コレ見ただけで」


「はい、組織で作るのならもっとバランス良くできるんですよ、個人作成で作った物は大抵バランスが悪く入り組んでて、何度も侵入しましたが面倒ですよ」


「個人作成だしどこかで欠陥があると思うから欠陥を探すか」


「はい、クリートさん!危ない!」


ノルンがクリートを突き飛ばし庇った。


その結果ノルンは脇腹を撃たれてしまった。


撃たれた箇所を手で抑えながらクリートの方に倒れた。


「ノルン!大丈夫か!?」


クリートはノルンを両腕で持ち状態を聞いた。


「は、はい、うぐっ!」


「撃たれたのか!」


「ゆ、油断しました、う、うぐっ!」


「くっそー!こんな奴に!」


目の前には大型ライフルを持ったAI兵が変身した姿で居た。


2人はこの場をどう耐え生き残るのか!?

次回を楽しみに!

ブックマーク、ポイントして欲しいなぁ|ω・)

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