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突然ですが自分を殺しに来た人と一つ屋根の下で暮らすことになりました  作者: SAN値
第5章旅行血海戦線(アウトに近い通り越してアウト)
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どれだけHPがあっても覗きは一発アウト☆

風呂は覗くと犯罪だぞ☆

朝見せしめから解放されたクリートとフレドは心臓が爆発するくらいドキドキしながら食堂へ行った。


食堂にはみんないた。


クリートの母がこちらに来て


「まぁ二人とも男の子だもんね」


と励ましてきてくれた、今は普通に話しかけられるだけ嬉しい。


そのあとすぐスクルドがこちらに来て


「頭は冷やしたんだね」


「はい」


2人は俯いてそう答えた。


「わかったよ、じゃあご飯でも食って」


と言うとみんなの居る席に向かった。


「クリートさん!見ちゃいましたか?」


「み、見てねぇよ」


クリートは顔を赤くしながら言った。


それを見たノルンは以外そうな顔で


「クリートさん、赤くなると可愛いですね」


「ふぇ!」


「焦ると尚更可愛くなる!」


クリートはどんどん顔を赤くしながら言った。


ヴェルはクリートのご飯を横取りしてクリートにこう喋りかけた。


「覗き魔、これは好きなのだから貰っていいか?」


「覗き魔は余計だ、事実だけど、そして取る前に言ってくれ」


それを見ながらフレドはご飯を羨ましそうに食べていた。


確実にフレイヤに幻滅された、きっと性犯罪者というレッテル付きで


フレドはこの気まずさを晴らすためフレイヤと喋った。


「昨日はごめん!」


だが返答は予想外だった。


「お兄さんに見られるなら別に」


「え」


「おっとぉー!」


だがフレドが次の言葉を発する前にスクルドの蹴りが飛んできた。


壁を貫きフレドの体は外に出た。


(なんか俺だけあたり強くないか、まぁ仕方ないか)


と思いながら蹴られた。


クリートの母とアフィーは一緒にご飯を食べながらクリートやフレドを見ている。


「賑やかだねぇ」


「まぁ昨日のことがあっのもあると思いますよ」


「ははは、まぁ男のだもんね」


「まぁでも実際、あの二人のおかげで忘れられない記憶になったしそこは感謝してる、他のところではやらないで欲しいが」


朝ごはんを食べ終わり一同は海にまた向かった。


クリートはノルンに海に入ろうと誘いを受けたが


「ごめん、今日は砂浜でボーッとするよ」


「ちぇー、分かりました、じゃ誰か誘っていきますね、いつでも来ても良いんですよ」


「おーけーおーけー」


と言うとノルンは海に向かって走っていった。


クリートはビーチパラソルとシートを敷き寝転がった。


寝転がるとノリも来た。


クリートはノリの頭を撫でながら寝ようと頑張っているが眠れない。


(羊でも数えるか、羊がいっぴき)


クリートの脳内には野原が広がり羊がどんどん増えっていった。


(羊がさん、あれ4匹)


外から声が聞こえる、そして顔に違和感が、クリートは恐る恐る目を開けると目の前には謎の魚をクリートの目の前に見えながら笑っているヴェルが居た。


「ぎゃぁぁぁぁぁ!」


ドクターフェローの医者が来るのラストのような声が出た。


「覗き魔、これ魚」


「ビビったわ!そして見ればわかる!」


「今日の晩御飯にするか?」


「俺はお前を捌きたいよ、お母さんに言ってくれ、お母さん魚は捌けたって言ってた記憶があるから」


「わかった」


と言うと魚を持ちながらクリートの母の方へ走っていった。


さっきので目が完全に覚めてしまい仕方無く動いた。


それを見たノルンはすかさずクリートに


「クリートさん!来てくださいよ!」


と言ったがクリートは首を横に振り


「ごめん、ジュース買いに行ってくる」


と言うと旅館の中に戻った。


旅館の中に戻るとエントランスでフレドとフレイヤが楽しそうに喋っていた。


こういう関係がクリートにとって1番のあこがれだ。


廊下に置いてある売店でジュースを2本買った。


帰ろうとすると謎の女性がキョロキョロしていた。


年齢はクリートと同い年ぐらいだ。


見なかったことにもできるがどうしても気になったがこれ以上悪評を作りたくないため諦めた。


だがどうしても気になって晩御飯も風呂も過ごせなかった。


ここには最初来た時点でスタッフにクリート達とスタッフしか居ないと言われ一般の人が来るわけが無い。


時間はかなり進み深夜。


どうしてもお菓子が食べたくなり売店に行きジュースとお菓子を買った。


またあの女性がいた。


外に出ようとしたが外は大雨なため鍵が閉まっており出れない。


クリートはバレないように1歩1歩後ろをつけた。


後ろをつけていくと屋上の前の扉に来た。


クリートはこんなところで何をするのか気になった。


謎の女性は扉を開け屋上に出た。


クリートは謎に思った、だがひとつ、怖いことを考えてしまった、幽霊じゃない。


自殺か?

ブックマーク、ポイント等やって欲しいな(|ω・))

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