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日常的な?

わいも旅行したい(願望)

相手はもう弦を放つ寸前だ。


「く、くそ!」


とクリートは声を漏らすと相手の弓が何者かに撃たれて壊れた。


「誰か、誰かいるのか!」


「あれは、ノルンさん、とフレイヤ?どうしてここに」


フレドが見上げるとそこにはノルンとフレイヤも居た。


「お兄さんが帰ってきてないからノルンさんと一緒に探してたの」


「そ、そうか」


ノルンはAI兵にワイヤーを付けて高速で相手に突撃した。


その後AI兵の体に何発も滑空中に撃ち込みAI兵の回路が完全にショートし着地した瞬間ノルンはAI兵を蹴り飛ばしてグレネードを投げた。


花火のような爆発が辺りを照らした。


フレドは変身を解除し、クリートの変身もついでに解除した。


ノルンは膝を着いて止まってるクリートに抱きついた。


「の、ノルン!?」


「良かったです、あの事件以降、あなたが死んでも戦うことを知ってしまいあなたを失う怖さがいっぱいだったんです」


「ごめん、心配かけて、あとお願いがある」


「何ですか?」


「今体が動かないんだ、いや寝れば治るんだけど限界までやりすぎちゃって」


「分かりました、じゃあ私が連れて帰ります」


「ありがとう」


と言うとノルンはクリートを背中に乗せてフレイヤに


「じゃあまた今度会おうね」


と言うと帰って行った。


フレドはフレイヤに


「困らせてごめん、でも俺なんかのために」


「あなたは私を助けてくれたり今匿ってくれたりたくさんのことをしてくれたのでやっぱり恩返しがしたいのです」


「そんな当たり前のことに恩返しだなんて」


「あなたのおかげで今こうやって楽しく過ごせているのでこれからもここで住みたいのです、お兄さんと一緒に」


「フレイヤ、分かった、今日は豪華な飯を作ってあげるよ」


「やったあー!」


2人は楽しく喋りながら学校から帰っていった。


場面は変わりクリートの家。


ノルンは急いでクリートの部屋へ走っていった。


「クリートさん!ネットの応募で当たりました!」


「朝っぱらから元気だな、で何が当たったんだ」


「海と温泉が有名な高級旅館が当たったのですよ!」


「まじか!何名様まで行けるんだ」


「8名まで行けますね、それも貸切なんですよ!」


「考えただけでワクワクしてきた!」


「いつ行きます!?」


「とりあえず行ける8人を探さなくちゃ」


「まぁこの家にいる人たちは確定で行かしましょう、後はフレドさんとかフレイヤ、アフィーさんとかも呼びましょう、これで8人です」


「だいぶ強引だがまぁ予定が合えば行けるな」


「じゃあみんなに聞いていきますね、楽しみだなぁ!」


ノルンはスキップしながら部屋を出ていった。


クリートはフレドにメールで旅行のことを連絡した。


すぐに帰ってきて結果は行けるということだただしフレイヤも連れてなら行くことが条件での快諾だ。


そのことをノルンに報告すると


「ありがとうございます!なら後はアフィーさんだけですね」


「家とか分かるのか?」


「いえ、メール繋がってるので一応連絡を入れたのですがなかなか返信が来ないようで」


「アフィーはスクルド曰くなかなかメールを見ない感じの人間なんだって、スクルドに聞いて家まで行ったら?」


「分かりました、聞いてきますね!」


と言うとノルンはスクルドを探しに行った。


ノルンはスクルドに教えて貰い家まで向かった。


(クリートさんの事聞かれるかな)


ノルンはクリートの相談以来アフィーとは話していなかった。


ノルンはドキドキしながらも家の前まで行きインターホンを押した。

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