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柴犬に変身できるようになった僕が、ダンジョン配信を始めたらバズってた〜気づかずにショタの性癖を歪めてたようです〜  作者: 暁 とと


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第34話 ダイエット

視聴者さんからいただいたお肉を最近、毎日食べていたら太ってしまった。たまに、マネージャーさんが社長さんを連れてやってきてご馳走になりに来たりで.....その結果、冷蔵庫にパンパンに詰まっていたお肉は、わずか1週間で食べ尽くしてしまった。


 柴犬の姿で動画配信をしていると、視聴者さんから『最近、太った?』や『毛のせいじゃないよね?』、『ふくよかになった?』といったコメントが飛んでくる。お肉の食べ過ぎで太った自覚はあった。犬になった時、明らかに動きが鈍くなっているし、急にオークキング級の魔物と戦いになったら危険すぎる。


 そこで、ダイエット配信をすることにした。マネージャーさんに相談すると、マネージャーさんも最近太ったのを気にしていたらしく、なぜか社長さんまで巻き込んで3人でダイエット配信をすることになった。この2人も、僕が振る舞ったお肉でしっかり太ってしまったのだろう。


 撮影場所は事務所に決定。さらに、筋トレ動画をたまに投稿しているアリスさんに講師をお願いした。


*******


「こんにちは〜!皆さんはお肉の食べ過ぎで体重が増えたそうですね。今日はそんな3人のために、特別な筋トレダイエットメニューを用意しました!!」


「「「はい」」」


 僕たちは元気よく返事をした。アリスさんはおへそを出した動きやすそうな服装で登場し、同じメニューをやったら、僕もあんなかっこいい体になれるのだろうかと、やる気が湧いてきた。


『柴犬さん、頑張れ!!』

『珍しいメンバーだな!!』

『僕も痩せるぞ〜」


 視聴者さんからの応援コメントも飛んできて、僕のやる気が凄いよ。『視聴者さんと一緒に痩せられるなんて、一石二鳥じゃないか!!』と、軽い気持ちで始めたのだが、現実はそんなに甘くなかった。


「今日は柴犬さんのダイエットがテーマなので、四足歩行は禁止!すべて二足歩行で行いますよ!」


 アリスさんはそう言い放ち、スクワット、ジャンプなどのエクササイズを次々に指示していく。30回ごとに1分休憩があるものの、全然休んだ気がしない。


 僕たちは息を切らし、ヘトヘトになりながらもなんとかトレーニングをこなした。


「はい。今日はこれで終了です。お疲れ様でした〜」

「終わった....ち、ちかれた〜」

「アリスさん、すごいですね」


 僕は地面に倒れ込んで動けなくなり、マネージャーさんと社長さんも大の字で寝転がっていた。マネージャーさんは『あの引き締まったお腹の秘密が分かった気がする....』とつぶやいていた。


 社長さんは普段、運動していないらしく....急に激しい運動をして声を出せないくらい息を切らしていた。


『柴犬さん、お疲れ様!!』

『足がプルプルしてる!!』

『アリスさんの筋トレはキツすぎるけど、効果は抜群なんだよな』


 配信が終わった後、僕の足は産まれたての子鹿みたいに震えて、立ち上がることすらできなかった。マネージャーさんと社長さんも同じ状態で、撮影場所でしばらくぐったりしていた。1時間ほど休んでようやく動けるようになり、家に帰った。


 翌日は、全身が筋肉痛だった。しかし、これを続けなければ痩せられない。筋トレだけでなく、近くの僕達がオークキングを倒したダンジョンで魔石掘りをするなど、できるだけ体を動かすように心がけた。


その結果、1週間後には僕のお腹は見事に引き締まり、スリムな柴犬になっていた。配信でも『かっこいい!!』と評判だった。視聴者さんからもダイエットを頑張ったと褒められたりする。


 けれど、痩せたことで安心してしまい、リバウンドしてしまい元の体型に戻ってしまった。


『やっぱりいつもの柴犬さんがいいな〜』

『この体型が落ち着くよね』


 視聴者さんからそんなコメントをもらい、僕は無理なく普通の体型でいる事にした。

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