表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
909/1158

ガチャ850回目:恒例のアイテム整理②

「そんじゃ、まずは気になるスキルから見ていくか」


 名前:抜刀術Lv1

 品格:≪最高≫エピック

 種類:パッシブスキル

 説明:武器を納刀した状態から繰り出す渾身の一撃を繰り出せるようになるスキル。スキルレベルに応じて威力が増す。


 名前:神速抜刀術Lv8

 品格:≪遺産≫レガシー

 種類:パッシブスキル

 説明:武器を納刀した状態から繰り出す渾身の一撃が、神速の域に達する技術スキル。スキルレベルに応じて威力が増す。

 ★魔剣士スキルがある場合、併用する事で威力が上昇する。


「ほほう。……使えそうではあるが、納刀ってのがネックだな」

『主君。発言してもよろしいでしょうか』

「ん? 良いぞ」

『『抜刀術』系統のスキルを扱う場合、鞘は代用可能なもので補う事も可能でありまする。例えば『空間魔法』で位置を固定したり、石や鉱物を操り一時的な鞘を用意するなど。熟練者であれば、それすら無しで『抜刀術』して見せますぞ』

「ほー。……ちなみにそれはイクサバも?」

『残念ながら今はできませぬ』


 ダンジョンに組み込まれる前の全盛期なら行けたと。なるほどなるほど。


「んじゃ『抜刀術Lv1』100個を圧縮して、『神速抜刀術LvMAX』にして、ついでに『剣術Lv2』50個で『剣聖LvMAX』も用意して……。『スキル進化』行けるか?」


【使用者の意志を確認】


【該当のスキルを確認】


【該当のスキルの進化に失敗しました】


「ダメかー」


 行けそうな気がしたんだがな。

 ……待てよ。行けそうな気がしたって事は、この場に条件が揃ってるかもしれないのか。

 となれば、『神速抜刀術LvMAX』はそのまま取得して……。


「もう一度『スキル進化』!」


【使用者の意志を確認】


【該当のスキルを確認】


【EXRスキル『剣帝』、SURスキル『剣聖LvMAX』、BRスキル『神速抜刀術LvMAX』を進化。EXSRスキル『剣神』へ進化しました】


「おおー」


 レベルが無いから『剣帝』スキルはこれ以上の成長はないと思ってはいたが、合体のためのパーツだったか。……うん、今ならどんな剣でも扱えそうだ。

 嫁達から惜しみない拍手を貰っていると、一際興奮したイクサバが膝をついた。


『剣の道を極めた者しか辿り着けぬ境地へと足を踏み入れるとは、流石ですな主君!』

「俺の場合は、努力じゃなくてスキルによるズルだけどな」

『まあ良いじゃないマスター。素直に喜んでおきなさい』

「……そうだな。そうするよ」


 さて、お次は今まで興味がわかなかったけど、関連スキルが次々出てきたせいで詳細が気になりだしたスキルのチェックだ。


 名前:狩人の極意LvMAX

 品格:≪最高≫エピック

 種類:パッシブスキル

 説明:獲物を追い詰めるため、使える物は何でも使うハンターの極意。遠距離攻撃、間接攻撃問わず、ダメージにボーナス。


 名前:暗殺の極意LvMAX

 品格:≪最高≫エピック

 種類:パッシブスキル

 説明:息を潜め、狙った獲物の命を刈り取るアサシンの極意。攻撃時、相手の不意を突いた際にダメージボーナス。


 名前:投擲の極意LvMAX

 品格:≪固有≫ユニーク

 種類:パッシブスキル

 説明:極限まで集中することで発揮される一点集中の極意。投げた物が対象の弱点へと当たると、ダメージにボーナス。投擲物の大きさは問わない。


 名前:射手の極意LvMAX

 品格:≪固有≫ユニーク

 種類:パッシブスキル

 説明:狙い澄まし、獲物を仕留めるレンジャーの極意。狙撃時、距離が離れているほどダメージにボーナス。


 ふむ。改めて見ると、こいつらって結構似通ったスキルではあるが、それぞれにシナジーがあるんだな。けど、圧縮はできそうにない。

 次は、近接戦をするに当たって無くてはならない最強スキルだ。


 名前:予知

 品格:≪遺産≫レガシー

 種類:アーツスキル

 説明:事前に把握したデータをもって、相手の攻撃の軌道を予測・予知する事が可能なスキル。相手が攻撃を行うたびにその精度が増していくが、自身の知覚出来ない攻撃、及び理解の外にある攻撃には効果が無い。

 ★予知の効果によって副次的に発生する攻撃予測の見え方は、本人の感性に左右される。


 あら、そうなのか。皆も俺と同じように、攻撃の動線が薄っすらと目に映っているもんだとばかり。まあそれは良いとしても、やっぱぶっ壊れてるよなぁ、このスキル。


「ご主人様。この『予知』は如何されますか?」

「当然、強化機で最大値まで持っていく。幸いにも『遺産(レガシー)』だしな。そこまで消費は重くない」


 個人的には性能的に『伝説(レジェンダリー)』や『高位伝説(ハイ・レジェンダリー)』くらいあってもおかしくないと思うんだが……。まあ、ダンジョン側か異世界側かは知らないが、決まっている以上はそうなんだろう。ありがたく享受させてもらおう。

 それに、ガチャの方もレア度は『SSR』扱いだったしな。

 そうして強化機で強化を繰り返した結果、やはりというか最大値はⅤが限界だったようで、消費ポイントも28800でしかなかった。なんてお得なんだ。


 名前:予知Ⅴ

 品格:≪遺産≫レガシー

 種類:アーツスキル

 説明:事前に把握したデータをもって、相手の攻撃の軌道を予測・予知する事が可能なスキル。相手が攻撃を行うたびにその精度が増していく。

 ★予知の効果によって副次的に発生する攻撃予測の見え方は、本人の感性に左右される。

 ★自身の知覚出来ない攻撃、未知の攻撃にすら予知が働き、高い直感と併用する事で未来視すら可能となる。


「おおー。強い事しか書いてないな」

「それでご主人様、現在のご主人様の『予知』はⅣですが、如何なさいますか?」

「んー……。結局コイツ『無料ガチャ』で出るSSR枠だからな。他のスキルもそうだけど『予知』がなくなったら、多分扱いきれないステータス増強が来るだけだろうし、それなら他のメンバーに渡すのが最優先かな。一番必要なのは盾役だから……。アズ、テレサは自室で祈りを捧げてたよな。彼女に渡しといて」

『はーい♪』


 そう言ってアズは彼女の私室へと向かっていった。その後、すっ飛んで来たテレサに、感謝と同時に『守護者』としての誓いを立てられたのは言うまでもない。

読者の皆様へ


この作品が、面白かった!続きが気になる!と思っていただけた方は、

ブックマーク登録や、下にある☆☆☆☆☆を★★★★★へと評価して下さると励みになります。

よろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
書籍版第四巻 12月20日より好評発売中!
レベルガチャ1巻表紙絵 2巻表紙 3巻表紙絵 レベルガチャ4巻
コミカライズ第二巻 12/15より発売決定!予約受付中!!
コミカライズ1巻 コミカライズ2巻
― 新着の感想 ―
射手がレンジャー扱いなら、投擲スキルもグレナディアー(擲弾兵)とかがよかったなー(棒読み)
神を冠するスキルがマダマダ有んじゃねぇ? てか、神系も統合出来たりとかもなw
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ