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ガチャ820回目:乱戦②

 まずは改めて奴らのステータスから確認するか。


*****

名前:修羅髑髏

レベル:289

腕力:3600

器用:3400

頑丈:1800

俊敏:4000

魔力:8000

知力:2000

運:なし


(ブースト)スキル】剛力Ⅴ、怪力Ⅴ、阿修羅Ⅳ、怪力乱神Ⅲ、力溜めⅢ

(パッシブ)スキル】身体超強化LvMAX、斬撃耐性LvMAX、貫通耐性LvMAX、体術LvMAX、武闘術LvMAX

PB(パッシブブースト)スキル】破壊の叡智Ⅲ

(アーツ)スキル】衝撃Ⅲ、急所突きⅢ、ウェポンブレイクⅢ、アーマーブレイクⅢ

(マジック)スキル】魔力超回復LvMAX

(スペシャル)スキル】威圧Ⅱ、強圧Ⅱ、魂圧

★【(エクス)スキル】フィアーⅢ、呪言Ⅲ、痛覚倍増Ⅲ、眷属召喚


装備:幽鬼の大霊拳

ドロップ:修羅髑髏の霊魂、五輪の書(空)、ランダムボックス

魔煌石:中

*****


 こいつは第四層と違って装備が剣から拳に変化していて、そのデカい図体で殴りかかってくるスタイルだ。その上『眷属召喚』とやらでレアモンスターの『骸骨武者』を無制限に召喚してくる始末だ。しかもレベルがないタイプなのでスキルがドロップしない為、旨味も無い。

 その上、倒しても倒しても際限なく沸き続けている為、現状俺にとっての足場は地面ではなく、こいつらの頭部ということになっている。


*****

名前:呪怨怪魚

レベル:286

腕力:2600

器用:2650

頑丈:2700

俊敏:3000

魔力:10000

知力:3800

運:なし


(パッシブ)スキル】硬化Ⅲ、水耐性LvMAX、物理耐性Ⅲ、魔法耐性Ⅲ、冷気耐性、斬撃耐性LvMAX、貫通耐性LvMAX、打撃耐性LvMAX、狩人の極意LvMAX、暗殺の極意LvMAX、摩擦抵抗、重力抵抗LvMAX、空間把握LvMAX、水泳LvMAX

PB(パッシブブースト)スキル】魔導の叡智Ⅲ

(アーツ)スキル】看破、隠形Ⅳ、気配断絶Ⅳ、認識阻害、毛髪成長LvMAX

(マジック)スキル】浮遊術LvMAX、水魔法LvMAX、泡魔法LvMAX、魔力超回復LvMAX

(スペシャル)スキル】呪怨

★【(エクス)スキル】フィアーⅢ、覗き見Ⅲ


装備:なし

ドロップ:暗黒グリス、五輪の書(水)、ランダムボックス

魔煌石:中

*****


 こっちはまあ単純にキモイ。特に『毛髪成長』のせいでキモさが爆発してる。妖怪というかただの化け物第二弾である。

 そして最後を飾るのは、ちょっとした問題を抱えているこのレアモンスターだ。


*****

名前:ウィルオウィスプ

レベル:287

腕力:600

器用:600

頑丈:4000

俊敏:3000

魔力:15000

知力:4500

運:なし


(パッシブ)スキル】硬化Ⅲ、炎耐性LvMAX、物理耐性Ⅲ、魔法耐性Ⅲ、灼熱耐性、斬撃耐性LvMAX、貫通耐性LvMAX、打撃耐性LvMAX、摩擦抵抗Ⅱ、重力抵抗LvMAX、空間把握LvMAX、怒髪天Ⅴ

PB(パッシブブースト)スキル】魔導の叡智Ⅲ

(マジック)スキル】浮遊術LvMAX、炎魔法LvMAX、火炎操作LvMAX、魔力超回復LvMAX

(スペシャル)スキル】呪怨

★【(エクス)スキル】フィアーⅢ、鬼火LvMAX、根元の恐怖Ⅴ、連鎖爆破、道連れ自爆


装備:なし

ドロップ:霊魂のフラスコ、五輪の書(地)、ランダムボックス

魔煌石:中

*****


 どう見ても危険物丸出しの『道連れ自爆』を持っている。しかもお隣にはセット発動しそうな『連鎖爆破』のスキルまである始末。多分、倒した瞬間こいつは問答無用で自爆をした挙句に、そのまま周囲にいるモンスターも巻き込んで盛大に爆発していくんじゃないかと思う。

 『魔煌石』持ちのボス級は流石に道連れで自爆する事は無いと思うが、『修羅髑髏』が呼び出している『骸骨武者』は間違いなく対象になるだろう。っていうか、元の場所で戦っても無尽蔵に湧き続ける雑魚モンスターが『連鎖爆破』の対象になって、倒した瞬間こっちも全滅なんてことになりそうなところが実にいやらしい。『真理の眼』が無きゃ見えない『(エクス)スキル』の枠組みであるところに、このダンジョンを設計した奴の性格の悪さが滲み出ている気がする。

 となれば倒す順番は……キモ魚に、髑髏に、人魂の順番かな。


「しかし、勿体ないなぁ」


 どいつもこいつも何も喋らないし、音と呼べるものすらほとんど発さない。ただ、無音の中でも殺気は常に全開に飛ばして来るし、攻撃の頻度は苛烈だ。この後に本筋の試練が残ってなかったら、時間の許す限り半日でも戯れていたかったんだが、そうもいかないよな。

 まずは『呪怨怪魚』を殺ろうと意識を明確に向けると、それを察知したのか奴の前に無数の『骸骨武者』が集まって来た。どうやら、狙いを定めていることを理解したらしく、レアモンスター同士で連携して防御してきたってところか。

 複数のレアモンスターが折り重なった以上、その頑丈さを貫くには生半可な攻撃では本命に届く事はないだろう。でもそれは、剣にこだわればの話だ。


「グングニル!」

『『『……!?』』』


 飛んでくる遠距離攻撃の隙を突いて、グングニルを手に召喚。その威容を感じ取り、奴らが委縮するのを目視した俺は、全力で投擲した。


『ドガッ!!!』


 その衝撃が、数十を超えるレアモンスターの群も、その鎧により身を守っていた『呪怨怪魚』も纏めて吹き飛ばした。


【レベルアップ】

【レベルが4から338に上昇しました】


 んじゃ、またまた『弱体化』に回して在庫は7個っと。今日で全員分の『弱体化』を用意出来ちゃうんじゃないかな?

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