ガチャ301回目:7回目の更新
「そんじゃ、俺もガチャを回すか。っとその前に、まずは筐体の変化からだな」
見た目はメインフレームが赤、側面には相変わらず縦の黒線が1本。そして表面の内容は……。
『バージョンアップ! 出現する増強アイテムの効果が高まりました!』
『バージョンアップ! ガチャの消費レベルが12⇒14に上昇しました!』
『バージョンアップ! 最大数が増加しました!』
『バージョンアップ! 無料ガチャがアップグレードしました!』
『管理者権限を2つ確認。一部の特殊アイテムがアンロックされました』
『管理者権限を2つ確認。一部の特殊スキルがアンロックされました』
『ボックスの残り 110/110』
「今度はレベル140か。今のレベルが381だから……2回分にしかならなくて余りは101か。残りはボス級を狩らないとレベルが上げられそうにないな」
「レベル100越えのモンスターなんてそうそういないもんね」
「特に『初心者ダンジョン』では、第三層の『レアⅡ』くらいしか期待出来そうにないですね……」
「ご主人様、ともかく回してしまいましょう」
「そだね。んじゃ、ポチッとな」
『ジャララララ!』
結果は黒2、白4、緑8、紫6だった。
『SSR 頑丈上昇+230』
『SSR 腕力上昇+180、器用上昇+180』
『SSR スキル:予知Ⅱ』
『SSR スキル:念動力Lv1』
『SSR スキル:曲芸Lv1』
『SSR スキル:恐怖耐性Lv1』
『UR 腕力上昇+400』
『UR 俊敏上昇+400』
『UR 腕力上昇+280、器用上昇+280』
『UR 魔力上昇+280、知力上昇+280』
『UR スキル:空間把握Lv1』
『UR スキル:弱体化』
『UR スキル:充電』
『UR スキル:縮地』
『SUR ステータス6種上昇+250』x2
『SUR スキル:魔鉄加工術』
『SUR スキル:魔石加工術』
『BR スキル:魔導の御手』
『BR スキル:魔工彫金師』
「無料ガチャ」では赤10。
『SR 腕力上昇+100』x2
『SR 器用上昇+100』
『SR 頑丈上昇+100』
『SR 俊敏上昇+100』x2
『SR 魔力上昇+100』x2
『SR 知力上昇+100』x2
*****
名前:天地 翔太
年齢:21
レベル:101
腕力:23632(+11712)(+11816)
器用:22840(+11316)(+11420)
頑丈:22748(+11270)(+11374)
俊敏:23048(+11420)(+11524)
魔力:23236(+11516)(+11618)
知力:23178(+11487)(+11589)
運:11558
【Uスキル】レベルガチャⅡ、真鑑定Lv4、鑑定偽装Lv5、自動マッピングⅣ(2/3)、自動マッピングβ、鷹の目Ⅱ、魔石操作Ⅱ、★弱体化Ⅱ、スキル圧縮Ⅱ、★充電(2/3)
【Bスキル】金剛外装Ⅲ、剛力Ⅴ、★怪力Ⅴ、★阿修羅Ⅳ、★怪力乱神Ⅱ、金剛力Ⅱ、★俊足Ⅴ、★迅速Ⅴ、瞬迅Ⅲ、鉄壁Ⅴ、★城壁Ⅴ、★金剛体Ⅳ、金剛壁Ⅱ、力溜めⅡ
【Pスキル】★身体超強化LvMAX、風耐性Lv1、★水耐性Lv9、物理耐性Ⅴ、魔法耐性、★貫通耐性Lv5、知覚強化Ⅱ、思考加速、並列処理Ⅱ、二刀流Ⅲ、★体術LvMAX、★格闘術LvMAX、剣聖Lv3、盾術Lv2、槍術Lv8、弓術Lv5、狩人の極意Lv4、暗殺の極意Lv3、姿勢制御Lv3、★空間把握Lv3、★曲芸Lv2、★水泳LvMAX、精力増強LvMAX、★恐怖耐性Lv2
【PBスキル】統率Ⅲ、★破壊の叡智Ⅲ、魔導の叡智、万象の刻印
【Aスキル】★予知Ⅲ、克己、看破、気配感知、生体感知、魔力感知、危険感知、罠感知、跳躍Lv4、★暗視Ⅳ、★衝撃Ⅳ、鎧通しⅡ、急所突き、ウェポンブレイク、アーマーブレイク、重ね撃ちLv2、★縮地Ⅱ、忍び足、チャージアタックⅢ、ウォークライⅡ、追跡者Ⅴ、騎乗Ⅱ、反響定位、魔力定位、神通力、弱点看破、★魔鉄加工術、★魔石加工術、★魔工彫金師
【Mスキル】狭間の理、視界共有Ⅱ、★念動力Lv2、元素魔法Lv4、外典魔法Lv2、空間魔法Lv3、泡魔法Lv1、★水流操作Lv8、砂塵操作Lv5、風塵操作Lv2、回復魔法Lv1、極光魔法Lv4、宵闇魔法Lv2、混沌魔法Lv2、聖魔法Lv1、時空魔法Lv1★魔力超回復Lv7、魔力譲渡Ⅱ
【Sスキル】★魔導の御手(2/3)、★恐慌の魔眼、王の威圧Ⅳ、決闘Ⅲ、ダブルLv2
武技スキル:無刃剣[双連・無刃剣]、紅蓮剣[飛剣・鳳凰]、紫電の矢[雷鳴の矢]
称号:ゴブリンキラー、神殺し
トロフィー:なし
管理者の鍵:525(1)、525(2)、525(3)、525(4)、810(1)、810(2(1/2))、777、1086
*****
ついに『無料ガチャ』からRが消えたか。そして……。
「『管理者権限』が増えたからか、妙なスキルが出てきたな……。『魔鉄加工術』『魔石加工術』『魔工彫金師』ってやつなんだけど」
「「「「……」」」」
皆が皆、多様な反応を示した。アキは明らかに頭を抱えてるし、マキも難しい顔をしている。アヤネは相変わらず目を輝かせてるし、アイラは全てを諦めたような顔をしてる。
「……またなんか『伝説』スキルかなにか?」
「そうね。他2つは知らないけど、『魔鉄加工術』だけは知ってるわ。ショウタ君やあたし達冒険者が皆お世話になってる、武器工房と防具工房のトップである、通称『工房長』が持ってるスキルよ」
「ええ!?」
「そしてそのお弟子さんや従業員の人達は、その『工房長』から直接教わったり技術を真似る事で、武器や防具、生活用品などを作成しているんです」
「私がご主人様の『縮地』スキルを真似ているような感じですね」
トップだけがスキルを持っていて、その部下たちは見よう見まねで技術を模倣して、なんとか自社製品を展開している。そんな感じだろうか? なら、スキルを得た俺なら……。
「……じゃあ、逆にセンスがあれば『工房長』よりもスゴ腕のお弟子さんとかがいたりするの?」
「いいえ、その『工房長』さんはセンスや才覚もずば抜けてるそうで、その人が作る武具は予約でいっぱいだそうですわ」
「なるほど……」
となると、そういうセンスがあるとは思えない俺の場合、ずば抜けたステータスに加え、このスキルがあれば超一流まではいかなくても、一流の職人並みに武具の作成が出来るのだろうか? 『魔鉄加工術』『魔石加工術』『魔工彫金師』、それぞれのスキルを順番にイメージしたところ、マジックスキルと同様にどう活用すれば各種素材から武器や防具などが作成出来るか、次々と浮かんでくる。
その上、よくよくその使用方法を確認してみれば、俺が持つ他のスキルを併用する事で、専用の施設とかがなくとも加工する事も出来るっぽいんだよな。
これらのスキルが無いと、素材の加工には専用の施設や道具が必須になりそうだけど、その『工房長』さんとやらは、俺と同じようにスキルを持ってるんだろうか? いやしかし、以前彼女達に聞いた時は『魔石操作』なんてスキルは聞いた事がないって話だったしな……。
これがあるのとないのとでは、だいぶ作成難易度に差がありそうだぞ……? これは、もしかするともしかするのか……?
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