ガチャ943回目:お馴染みアイテム整理⑩
「さて、これでスキルとアイテム、それから機神のチェックは終わった訳だが……」
「はい、次は宝箱ですね」
「これか~……」
・『金の宝箱』1個。【聖騎士】
・『エメラルドの宝箱』1個。【聖騎士】
・『アダマンタイトの宝箱』2個。【強化デスワーム】
・『ミスリルの宝箱』1個。【獣魔】
・『プラチナの宝箱』1個。【神鳥】
・『プラチナの宝箱』1個。【島亀】
・『プラチナの宝箱』1個。【竜】
・『ヒヒイロカネの宝箱』1個。【忘れ去られた女神像】
・『プリズムの宝箱』1個。【麒麟】
「じゃあ、まずは『聖騎士』の2つからだな」
『聖騎士』は4体同時討伐で『アダマンタイトの宝箱』だった。中身は『偽・聖剣』or『ジェットブーツ』でどちらも大当たりの部類。
そして『金の宝箱』は1体分の煙から発生したもので、『エメラルドの宝箱』は2体分の宝箱から発生したものだ。上限は見たからあとは下しかないのだが、何が出てくるかな~。
「まずは『金の宝箱』っと」
【アイテム】
【素材】
「ん~……。アイテムでいいか」
名称:修復用ナノマシン
品格:≪最高≫エピック
種類:アイテム
説明:機械の修復に使える修復用ナノマシンのノズル付き噴射機。付着した機械のデータと部品を読み取り、自分自身を別の物質に変換する事で、回路を修復し部品を補完する。ただし、修復するには完全な状態のそれをナノマシン側に登録しておく必要がある。
★人間には使用できない。
★質量の3割以上が欠損していると修復ができない。
★修復時、機械内部に存在していた魔力は元に戻せない。
「……いや、これも普通に当たりじゃないか?」
「人間に使えないのは残念だけど、登録しておいた機械を即座に修復できるなんてとんでもない事よ?」
「科学の発展に大きな影響を及ぼすわね」
「さっそくサクタロウ君には連絡しておくわね。とても良いものが見つかったって」
『機械ダンジョン』の支部長、サクタロウさん。彼は一見サクヤさんにかなりお熱だったように思えたが、結婚式会場では普通に泣いて喜んでくれていたみたいだし、杞憂だったみたいだ。憧れや淡い恋心はあったかもしれないが、重苦しいガチ恋じゃなくて、その思考はファン寄りだったようで安心した。
「次は『聖騎士』の2体分だな」
『エメラルドの宝箱』に触れると、選択肢が出てくる。
【アイテム】
【素材】
「ん~、じゃあ今度は素材で」
名称:光鋼隕鉄
品格:≪遺産≫レガシー
種類:アイテム
説明:独自の技法で神の鉱石を再現しようとした際、光の因子を取り込む事で誕生した特殊鉱物の一種。魔導国重要機械にも使われており、偽・聖剣にも高い比率で使用されている。
「ほほーん。『偽・聖剣』が破損した時はこれで修復ができそうではあるが……」
そんなものより現品があるしな。最悪破損したら国の研究施設に送ることもできちゃうし、わざわざ消耗品として消費してやる必要もないかな。という訳でこれはキープだ。
じゃあ次に行ってみるか。
「今度は『強化デスワーム』が落とした『アダマンタイトの宝箱』2個だな」
【武器】
【アーティファクト】
「じゃあどちらも1個ずつで」
まずは武器だな。
宝箱を開け、中にある物を掴み上げる。
「これは、槍か? ……本当に槍か??」
出て来たソレは、まるでトンネル掘削機のようなドリル型の槍だった。
名称:螺旋槍
品格:≪遺産≫レガシー
種類:槍
武器レベル:52
説明:金属壁の中を自由に泳ぐ強化デスワームの力を受け継いだ特殊な槍。魔力を込める事で刃先が回転し、一般的なダンジョンの内壁なら容易く破壊できる。
★外壁は破壊できない。
「これはまた、面白い武器だな」
「内壁と外壁の違いってなんですの?」
「ダンジョンの外周部分や、出入り口と隣接しているのが外壁で、それより内側にあるもの全てが内壁かと思われます。基本的にダンジョンの壁は破壊不能とされていますが、内側の壁は多少壊れやすいという話は聞く事があります。ただ、いともたやすく壊せるのは、冒険者の中でも上澄みに限られますが」
「『ハートダンジョン』の第二層の岩壁も、一応扱いとしては外壁よね~」
「あれは境界としての役割も兼ねていますからね」
「『ハートダンジョン』かぁ。懐かしいなぁ」
「内壁って言うと、『妖怪ダンジョン』の城下町もそうですよね。ただ、四神の門と繋がっている塀は、どちらかというと外壁寄りではあったと思いますけど」
「ん。あそこの内壁の破壊なら、ここのメンバーなら大体はできると思う」
「けど、『武技スキル』が前提だったり壁の種類によっては相性もあるよね」
そんな上澄みにしか破壊できない内壁を、この槍はいともたやすく実行できてしまうと。うん、グングニルの予備武器としては十分かな? 品格とレベルはちょっと頼りないけど。
「んじゃ次はアーティファクトだな」
名称:融解の腕輪
品格:≪遺産≫レガシー
種類:アーティファクト
説明:腕輪型のアーティファクト。装置を起動すると進行方向にある金属を一時的に液状化させる事ができるスキル。ただし、一度起動すると指定した金属しか対象にすることはできず、他の金属には効果を発揮しなくなる。
★起動後秒間50の魔力を消費し、60秒間起動を解除する事はできない。
★起動中に術者の魔力が尽きると自壊する。
★起動中に腕から外そうとすると自壊する。
「壁抜けに使うアーティファクトなんだろうけど、なんだこの失敗作感は」
「扱いに困りますわ」
『また変な物が出てきたわね~』
「強制的に『魔力』を3000も食われるなんて、普通の人には扱いきれないわよ」
「自壊するだけで使用者に危害が無い点は、唯一の評価点でしょうか?」
「壁の中で自壊されたら詰むんじゃない?」
「入手経路が入手経路だけに、無駄遣いはできないね」
「扱いに困る以上、失敗作であることに変わりはないね」
まあ、品格が『遺産』でも、変なものはでてくるよな。
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