ガチャ936回目:お馴染みアイテム整理③
そんじゃ、続いて強化予定のスキルも見て行くか。
「最初はこれだな。滅茶苦茶お世話になってる『天罰の剣』だ。しかもコイツは初手からⅢだし2つもある訳で、1つはもうⅤにしちゃったけど……エス、『天罰の剣Ⅴ』は要るか?」
「ああ、大丈夫だよ兄さん。僕は自前で確保して、自前でポイントを稼いでⅤを作らせてもらったから」
「マジか」
そういや、他の面々にもポイントを稼げるなら好きに使って良いとは言ってあったんだよな。他の嫁達やエンキ達、ペット組は自主的には動いていないが、第二チームと第三チームは別だ。彼ら彼女らは俺とは別のダンジョンを攻略してるから、未取得のスキルをゲットしたら俺に回さず自分で使うようにとも言ってある。
だから多分、今皆を見れば俺が知らないスキルとかも持ってる可能性ありそうだよな~。
興味はあるけど、まあ見ない方が良いだろう。俺のやる気の問題で。
「でも俺が知らない内にやってたってことだから、詳細は視れてない可能性がある訳か」
「そうなるね」
「んじゃ、とりあえず有用だし2個目もⅤにしとくか」
『天罰の剣Ⅲ』を『天罰の剣Ⅴ』に強化する。『伝説』スキルの重ね掛け系スキルだ。本来ならそれなりのポイントが要求されるところだが、現在余っているポイントもまた億越えだ。そうそうなくなる事はない。
名称:天罰の剣Ⅴ
品格:≪伝説≫レジェンダリー
種類:ユニークスキル
説明:魔力を5000消費する事で6本の『天罰の剣』が召喚可能。待機時は術者の周囲を浮遊。術者の意思に沿って自在に動き、術者に敵対する存在が接近した場合、自動的に攻撃する。また、追尾機能を持ち、術者の視界や意識から外れても、自動攻撃は継続される。天界の殺戮兵器。
★術者が自発的に念じる事で手加減する事も可能。
★威力参照:術者の腕力の1.2倍(上限値30000)。
★技量参照:術者の技量の全て。
★破壊耐性:術者のスキルレベル、及び耐性スキルに依存。
★追加攻撃:神聖系統のスキルを保持していると、斬撃に極光属性の追加ダメージが発生する。
「ああ、こいつ上限値があったのか。どうりで最近俺の強さが上がっても、こいつの攻撃力が増えた気がしなかったんだよな」
あと、ずっと使っててなんとなくわかっていた事だが、ちゃんと手加減機能が存在していたか。考え無しに全力で攻撃するしか能がないスキルだった場合、先日の聖騎士相手でも、俺としてはキープして欲しいだけなのにぶっ壊しちゃってた可能性があるもんな。
「当然俺は取得するとして、神聖系統というなら……テレサ、要るか?」
「宜しいのですか?」
「ああ、神聖となればマリーやイリーナもいるけど、後衛より盾役が持った方が戦術の幅も広がるしな」
「はい。ありがたく頂戴致します、ショウタ様」
「うん。んじゃ次は、『麒麟』戦で獲得せざるを得なかった『魔力溜め』だな。これのおかげで『麒麟』戦で楽できたと言って良い。Ⅴの内容はもう見てあるけど、Ⅹも一応見ておかないとな」
Ⅴがこれで……。
名称:魔力溜めⅤ
品格:≪伝説≫レジェンダリー
種類:ブーストスキル
説明:魔法を2秒以上維持し続ける事で威力を最大4倍にする。魔技スキルの場合4.5倍にする。
Ⅹまで強化すると――。
名前:魔力溜めⅩ
品格:≪伝説≫レジェンダリー
種類:ブーストスキル
説明:魔法を1秒以上維持し続ける事で威力を最大8倍にする。魔技スキルの場合10倍にするが、消費魔力が3倍になる。
「おっとぉ、デメリット付きか。……でも威力8倍にして消費が3倍なんて、おつりが来るレベルというか、俺の潤沢『魔力』からすればほぼ誤差だけど」
「それに旦那様には『魔力の叡智』がありますものね!」
「だなぁ。それも今から強化するから、多分問題にもならないな」
順番的にはもうちょっと後だけど、先に『魔力の叡智』から見るか。
無印が確かこれで……。
名称:魔力の叡智
品格:≪遺産≫レガシー
種類:パッシブブーストスキル
説明:魔力の運用技術が向上し、魔力を使用する全ての魔法及びスキルの消費魔力を1割カットする。また、魔力や魔素に関する膨大な情報を認識した際や、魔力が枯渇した際の衝撃が軽減される。
Ⅴまで強化すると――。
名称:魔力の叡智Ⅴ
品格:≪遺産≫レガシー
種類:パッシブブーストスキル
説明:魔力の運用技術が向上し、魔力を使用する全ての魔法及びスキルの消費魔力を5割カットする。また、魔力や魔素に関する膨大な情報を認識した際や、魔力が枯渇した際の衝撃が軽減される。
★周囲の魔力を取り込み自身の魔法スキルに還元して使用する為、魔力が濃い空間でなければ大幅なカット機能は働かない。
「5割カットは嬉しいが、これは……内容的にダンジョン内か、スタンピードが起きている現場くらいの場所でないと有効化しないって感じだろうか? アズ、その認識で合ってるか?」
『ええ、合ってるわよ~♪』
「まあ外でわざわざ大量の『魔力』を消費してまで何かするなんて機会はそうそうないだろうし、特に問題は無さそうだな」
次は『冷気耐性』と『灼熱耐性』だな。
こいつらはさっさとⅤに強化しちゃってと。
名前:冷気耐性Ⅴ
品格:≪遺産≫レガシー
種別:パッシブスキル
説明:冷気に対する耐性を向上させ、それに類する攻撃や環境に適応する事で影響をなくすスキル。例え極寒の大地でもダメージを負う事はない。
★パッシブスキルだがオンオフが可能。
名前:灼熱耐性Ⅴ
品格:≪遺産≫レガシー
種別:パッシブスキル
説明:灼熱に対する耐性を向上させ、それに類する攻撃や環境に適応する事で影響をなくすスキル。例え溶岩の中でもダメージを負う事はない。
★パッシブスキルだがオンオフが可能。
「ふむ。これがあれば『朱雀』が発する灼熱地獄の中でも、ダメージは負わないかもな」
あとはこのスキルを使って、ちょっと試してみたいことがあったんだよな~。
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