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黒髪赤目の忌み子は英雄を目指しダンジョンの最奥を目指す  作者: 春アントール
慈善団体『六罪』
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ペルソナ アルモア アダマンテ

 私は、人生で初めて魔神という種と出会いました

非常に希少な種だと教えていただきました。


 その昔、今から一万年も前の、最初の魔族、それらは魔族として語り継がれていますが、実の所、ベルソナ様に言わせれば、あの二人も、我と同じ魔神だと、いや、それ以上に純粋な魔神だと教えてくれました。


 彼が作り出したその仮面は、どれもこれもが破格の性能をしていました。


 もしも我々『六罪(アルマティア)』が本気で世界征服をしようとしていたのなら、全員が彼の作った仮面をつけていたでしょう。


 身体能力向上、魔法攻撃の体制、視野の増加、魔法攻撃の威力が上がり、その気になれば一撃必殺のビームも打てる。


 そして私の固有スキルでふらつかせ、そのすきに仮面をはめたりしたら、そのまま即死も有り得るのだ。


それほとに、実は恐ろしい力でもあるのだ。

だからこそ、それらを戦争に活かされていたら、我々も大いに困っていた。


 ユミルと呼ばれる戦争で大活躍した2人の魔族のその1人。

ペルソナ様はいつも口を酸っぱくして仰っていました。


 それは『ユミルに気をつけろ、そして、彼女の弟子であるラジアンにはさらに注意をしろ』と。


 話を聞くだけでもデタラメな能力のユミル。

ちゃくちゃくと力をつけてきた、まだまだ進化するラジアン。


 そして、彼はその仮面を様々な人につけて会議に顔を出したりしていました。


 厳粛そうな、その物腰と、服装からは想像できないほどに、実はフランクで話しやすく、時折ジョークも交えて話してくれますが、いつも仮面で顔が見えなくて、表情が読めないため、はっきりいってシュールです。


 それに、なまじジョークの才能もあるもので、非常に面白いのですが、何よりも笑いをこみ上げさせるのは『その顔で言うな』というシュールさ。


 それには、無表情で有名なザン様が吹き出すほどには面白かったです。

無論、けいつも笑ってい剣聖は、もうそれは抱腹絶倒、腹筋崩壊不可避と言ったところでしたね。


 彼も実は六罪の立派なムードメーカーだたっと思い返せばそう思います。


 実に意外なことすでが、確かにおそらくアルグロウド様の次に我々の顔を明るくさせてくれたことでしょう。


 そんな彼もまた、我々と共に、命を投げ捨てでもその目的を遂行させてくれた一人


 恐らくちゃんと本気で戦えば、その戦闘力は剣聖に迫り……なんなら、フブキ様を除けば、最も強いのでは無いでしょうか?


 仮面の魔神ペルソナ アルモア アダマンテ、ここに眠る。

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