夏のホラー2020、初回掲載8/4⑤
●作品437
真夜中の列車
作者:玉響なつめ
短編
3,591文字
内容
駅のベンチで目が覚める
感想
因果応報。クズがざまぁされますが、ちゃんとホラーです。目撃者は災難としか言えない。少しずつ状況が明かされてゆきます。こういう考え方の人、けっこう実際にも見かけますよね。
●作品438
遅刻のいいわけ
作者:ハデス(夏ホラー参加します)
短編
1,620文字
内容
出張で乗った新幹線の雰囲気が怪しい
感想
時空鉄道系ホラー。感想欄によればハッピーエンドですけど、そっちの主人公は入れ替わったのか、どうなのか。作者の意図ではないかもですが、よいモヤモヤが残る良作ホラー。
●作品439
カルバゾールの暗示。優先席怪奇譚。わたしの夏は非刺激性
作者:シュルレアリスム
短編
3,019文字
内容
電車の電光掲示板に示される車内案内がいつもと違う
感想
悪夢ものですが、落ちは読む人を選びます。
カルバゾールとは、プラスチックの原料だそうです。題名と内容の関連性がよくわかりません。意味を提示しない英語あり、意味が分かる前提と思われる作品です。handmade passengersってなんでしょうか。なんかネタありましたっけ?ホラーだし人形か継ぎはぎ死体でも連れてるのかと思いましたが、特に描写もないです。
余談
作品264『日々是凶日 』、作品388『バラバラ殺人行き(確定) 』作品392『ゾンビの大群 』、作品406『人間花火』、作品426『五回目の衝突と、曖昧模糊な証言』、作品429『ニューイラ』 の作者です
●作品440
まだホームで煙草が吸えた時代
作者:みくた
短編
501文字
内容
ホームでタバコを吸う主人公
感想
ホラー?
余談
作品156『この駅のトイレは出るらしい 』、作品70『ホーム下の化け物 』、作品106『困ったことが起きた 』作品191『駅からの電話』、作品252『駅と老人 』の作者です
●作品441
真ん中の自動改札機
作者:しむいせいす
完結済(全3部分)
9,701文字
内容
自動改札に関する都市伝説を体験する
感想
サイコホラーですかね。サスペンスタグがついております。怪奇要素はなし、ホラー的な異常心理かどうかというと、そこまでではないような。主人公もなかなかに精神壊れてます。スカッとはしない。
●作品442
念じる
作者:アンマンマン
短編
229文字
内容
駅のホームにいる人に向かって念を送る
感想
怪奇要素のあるサイコホラー。
余談
作品128『社畜の行進』、作品238『アイドル』、作品250『大蛇』、作品264『プログラム』、作品292『待ち続けている人達』、作品306『無人駅』、作品320『誘われた』、作品337『今日も列車は走る 』、作品354『返事を返すな 』、作品409『脱走兵 』、作品417『電車の前に飛び込む物達』 作品428『仲間』の作者です
今回はここまで
お読みくださりありがとうございます
続きます




