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検索可能な公式夏ホラー作品をひたすら読む  作者: 黒森 冬炎


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95/193

夏のホラー2020、初回掲載8/4⑤

●作品437

真夜中の列車

作者:玉響なつめ

短編

3,591文字


内容

駅のベンチで目が覚める


感想

因果応報。クズがざまぁされますが、ちゃんとホラーです。目撃者は災難としか言えない。少しずつ状況が明かされてゆきます。こういう考え方の人、けっこう実際にも見かけますよね。



●作品438

遅刻のいいわけ

作者:ハデス(夏ホラー参加します)

短編

1,620文字


内容

出張で乗った新幹線の雰囲気が怪しい


感想

時空鉄道系ホラー。感想欄によればハッピーエンドですけど、そっちの主人公は入れ替わったのか、どうなのか。作者の意図ではないかもですが、よいモヤモヤが残る良作ホラー。



●作品439

カルバゾールの暗示。優先席怪奇譚。わたしの夏は非刺激性

作者:シュルレアリスム

短編

3,019文字


内容

電車の電光掲示板に示される車内案内がいつもと違う


感想

悪夢ものですが、落ちは読む人を選びます。

カルバゾールとは、プラスチックの原料だそうです。題名と内容の関連性がよくわかりません。意味を提示しない英語あり、意味が分かる前提と思われる作品です。handmade passengersってなんでしょうか。なんかネタありましたっけ?ホラーだし人形か継ぎはぎ死体でも連れてるのかと思いましたが、特に描写もないです。


余談

作品264『日々是凶日 』、作品388『バラバラ殺人行き(確定) 』作品392『ゾンビの大群 』、作品406『人間花火』、作品426『五回目の衝突と、曖昧模糊な証言』、作品429『ニューイラ』 の作者です




●作品440

まだホームで煙草が吸えた時代

作者:みくた

短編

501文字


内容

ホームでタバコを吸う主人公


感想

ホラー?


余談

作品156『この駅のトイレは出るらしい 』、作品70『ホーム下の化け物 』、作品106『困ったことが起きた 』作品191『駅からの電話』、作品252『駅と老人 』の作者です



●作品441

真ん中の自動改札機

作者:しむいせいす

完結済(全3部分)

9,701文字


内容

自動改札に関する都市伝説を体験する


感想

サイコホラーですかね。サスペンスタグがついております。怪奇要素はなし、ホラー的な異常心理かどうかというと、そこまでではないような。主人公もなかなかに精神壊れてます。スカッとはしない。



●作品442

念じる

作者:アンマンマン

短編

229文字


内容

駅のホームにいる人に向かって念を送る


感想

怪奇要素のあるサイコホラー。


余談

作品128『社畜の行進』、作品238『アイドル』、作品250『大蛇』、作品264『プログラム』、作品292『待ち続けている人達』、作品306『無人駅』、作品320『誘われた』、作品337『今日も列車は走る 』、作品354『返事を返すな 』、作品409『脱走兵 』、作品417『電車の前に飛び込む物達』 作品428『仲間』の作者です



今回はここまで


お読みくださりありがとうございます

続きます

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