夏のホラー2020、初回掲載8/5②
●作品420
お弁当好きな死神と駅の(裏)話
作者:瑞樹凛
短編
2,066文字
内容
主人公は駅弁屋さんの娘
感想
微グロ。微カニバリズム?前半に思わせぶりな一言があるので、解釈の余地はあるのですが後半が分かりにくかったです。
●作品421
そこにいるあなた。
作者:佐々木鴻
完結済(全5部分)
39,429文字
内容
心霊現象とそれに関わる家族の話
感想
昔のネットホラーのような、ダラダラ一人称語り。合わない人は注意。一応は怪異との遭遇がありますが、日常語りや設定説明との差はなく、ずっと同じトーンでした。
●作品422
人身事故の多い理由
作者:ひろよし
短編
1,350文字
内容
オタクではないと思っている男性が駅のホームを歩いている
感想
サイコホラータグあり。サイコホラー?異常心理ではないと思います。これ、純文学じゃないでしょうか。ホラーでもなかった。文章は読みやすく、こじんまりとまとまった作品でした。
●作品423
追懐(焼肉)
作者:天沼 陸
短編
2,000文字
内容
楽しい飲み会の帰り、酔って駅のベンチで一休みしている主人公
感想
不思議な雰囲気の作品でした。主人公つよい。ユーモラスですが、リアルに想像してしまうと怖いですね。
余談
作品415『夕刻 追いかけてくるモノ 』の作者です。
現在小説家になろうで検索可能なこの作者が投稿した作品は、合計二作品です。現在は読み専さんのようですね。
●作品424
おじさんとお姉さんが駅で
作者:神谷カラス
短編
2,178文字
内容
駅で人形と座っている老人に出会う
感想
怪談タグですが、サイコホラーでもあると思います。これは良い人形ホラー。駅で座っている情景が目に浮かんでしまいます。怖くて気持ち悪い。
●作品425
ホラー小説の成れの果て
作者:FTFT
短編
11,523文字
内容
文芸サークルのメンバーが肝試しに行く
感想
駅のホラーは作中作品に出てきます。全体的には青春小説でしょうか。怖くはないです。
●作品426
五回目の衝突と、曖昧模糊な証言
作者:シュルレアリスム
短編
976文字
内容
繰り返される踏切事故
感想
面白かったです。証言から炙り出されるタイプのホラー。
余談
作品264『日々是凶日 』、作品388『バラバラ殺人行き(確定) 』作品392『ゾンビの大群 』、作品406『人間花火』 の作者です
●作品427
人面犬
作者:さいきょうもきち
短編
461文字
内容
駅ではない
感想
ホラーですが駅は全く関係ない。特殊な用語が使われていたので、しらべてみましたが、カードゲーム用語ということしか分からず。この作品だけを読んでも、意味がわからなかったです。非正規作品とみて良いのではないでしょうか。
●作品428
仲間
作者:アンマンマン
短編
371文字
内容
駅で怪異から逃げる主人公
感想
ひーっ!
余談
作品128『社畜の行進』、作品238『アイドル』、作品250『大蛇』、作品264『プログラム』、作品292『待ち続けている人達』、作品306『無人駅』、作品320『誘われた』、作品337『今日も列車は走る 』、作品354『返事を返すな 』、作品409『脱走兵 』、作品417『電車の前に飛び込む物達』 の作者です
今回はここまで
お読みくださりありがとうございます
続きます




