夏のホラー2020、初回掲載7/23⑤
●作品541
約束は忘れない
作者:みけな
短編
4,371文字
内容
ループする1日
感想
SFですよね?踏切でますが、駅のそばとは書いてないので、駅もホラーも自己申告の作品。投稿規定としてはグレーですね。
●作品542
グレグルゴ
作者:まめ
連載中(全1部分)
457文字
内容
1話エタ
感想
エタな上に駅要素はあらすじにも無し
●作品543
高輪Gateway駅
作者:羽生河四ノ
短編
3,381文字
内容
パロディ
感想
かなりグレー
余談
作品74『stationwagon 』、作品115『きりさめ』、作品221『高速言語』、作品224『トイレット』、作品277『GOTOキャン△』、作品492『駅直結』、作品531『貨物列車』の作者です
●作品544
七度目の迎え
作者:あさくら
短編
3,379文字
内容
ある駅員が出会った幽霊の話
感想
怖いけど害がない幽霊でした。害はないけど、こんな体験はしたくないです。
●作品545
寝台列車
作者:砂礫零
短編
8,895文字
内容
主人公は死のうと思った
感想
冥界列車もの。胸糞のような、ちょっとざまぁなような、緩やかに展開する秀作ホラー。導入は主人公の背景が長めに語られる現代的な構成です。スピード感重視のかたには不向き。
余談
あらすじに無断転載禁止表示あり。被害に遭われたことがある方なのでしょうか。お気の毒なことです。
無断転載は通常禁止であり、一般的には許可する場合のみ提示されます。なろうのユーザー自治ですと、禁止しないのが常識でわざわざ言うのも非常識、という考えが散見されます。デリケートな問題ではありますが、善意で無断転載するという考えは、概ね違法行為であると思われます。ご注意を。
●作品546
先のない駅の地下道
作者:日向池 春風
短編
1,754文字
内容
廃道を見に行く
感想
オカルト愛好家は、いわくのある場所に行く場合、一応お守りとか装備したほうが良さそうですね。不審者に声をかけてくれる人、現代では貴重ですから。
今回はここまで
踏切は、「駅が見える」「駅から出てきた電車」などの描写があれば駅近くと判断できます。単に踏切とか、「電車の踏切」などの描写ですと、近くに駅があるかどうかは不明です。路面電車含めて、線路は駅のない場所にもあり、踏切が設置される場所もありますからね。
駅ホラーとあまり関係ないですが、今回収録された作者さんのひとりがブクマしている作品に、修道院についてのものがありました。
修道院は駅ホラーでもたまに登場するので、少しだけ余話を。
件の作品は、かなりわかりやすくまとまっているものの、どの時代、どの国、どの宗派のことなのか一切書いてありません。それにより、かなり違うんですが。資料というより雑談ですね。
内容も、幾つか首を傾げる点あり。
例えば、修道院敷地内で暮らすことになったら剃髪するような表現がありました。剃髪は終生請願までしないところが多いようにも思います。
サウンドオブミュージックや、めまい、天使にラブソングを、などに登場する未剃髪のシスターは、志願者なので世間的には修道者ですが、正式な修道会の会員ではありません。これは現代の観想会(基本的には一箇所に閉じこもって暮らしている)でも活動会(社会奉仕活動や買い物などにも出かける)でも、同じです。
1965年以前には、もっと区別がありました。いつかエッセイを書くかもしれません。
異世界の場合には、その作品世界の宗教が全く語られずに、いきなり修道院というワードが登場するケースがよく見られます。現実社会のキリスト教カトリック系修道院とも思えない場合が多いのですけどね。
お読みくださりありがとうございます
続きます




