夏のホラー2020、初回掲載7/23④
●作品533
ここは一番ホーム
作者:烏屋マイニ
完結済(全5部分)
10,840文字
内容
利用駅にはゼロ番ホームがある
感想
まるばんかと思ったら零番だった。内容はホラー的認知の歪みが読者を不安にするハートフル怪談。
●作品534
トレイン in 20XX
作者:シュルレアリスム
短編
817文字
内容
SFなのでは?
感想
サイコホラータグあり。どこのことか不明。終末SF。綺麗にポストアポカリプス。
余談
作品264『日々是凶日 』、作品388『バラバラ殺人行き(確定) 』作品392『ゾンビの大群 』、作品406『人間花火』、作品426『五回目の衝突と、曖昧模糊な証言』、作品429『ニューイラ』、作品439『カルバゾールの暗示。優先席怪奇譚。わたしの夏は非刺激性 』、作品460『へばりつく』、作品467『駅のポスターコンテスト』、作品478『ゴールデントレイン』、作品450『死なない女 』、作品456『転生しようと思ったら、閻魔に怒られた件について』、作品468『雨宿りの猫』スマートフォンの叫び 、作品532『飛んで火に入る夏物語』の作者です
●作品535
「登る」
作者:初瀬恵
短編
5,991文字
内容
鉄オタが山男と駅の階段を登る
感想
実在するあれこれを活かした秀作怪談。鉄や地歴の人以外には、読みにくいと感じるかも知れません。ハートフルです。
●作品536
固執
作者:シュルレアリスム
短編
2,117文字
内容
電車で見てくる男が気持ち悪い
感想
レトリック試作といった作品。死んでからまで粘着されるのは勘弁してほしい。被害者さんがとことん被害者さんで、救いがないです。
余談
作品534参照
●作品537
道連れ駅
作者:ルク穴禁
短編
1,858文字
内容
集団自殺に引き込まれるという駅
感想
そんなことで天国に行かれる筈ないのに。
●作品538
あなたにお礼を伝えたく
作者:瑞月風花
短編
7,676文字
内容
帰宅を急ぐ女性はベテラン駅員に傘を借りた
感想
古き良き日本の情話。作者のヒューマンドラマシリーズに入っておりますが、怪談です。国鉄、註が必要になったのはいつ頃からでしたでしょうか。
●作品539
この世とあの世の境目の駅ときつねっ子のきつねうどん
作者:しっぽと羽
短編
5,026文字
内容
とある駅に泊まった
感想
ほのぼのループホラー。ラノベでホラーといったら、こんな感じでしたよね。今となっては少し古いですが、こういうの、書いてみたかったです。楽しく読めました。
●作品540
JR黒結晶駅奇譚。
作者:にわとり・イエーガー
完結済(全4部分)
5,261文字
内容
とある終着駅の話
感想
冥界鉄道ものの亜種。面白かったです。
余談
この作者さんのブクマや評価リストにある作品をいくつか拝読しました。どれも面白かったです。この作品が面白かった方は、きっとこの方のリストにある作品も楽しめることでしょう。ただ、なろうの仕様上、評価リストには題名しか表示されず、短編ですといきなり本編に飛びますので、苦手なジャンルがある方は注意。
今回はここまで
お読みくださりありがとうございます
続きます




