夏のホラー2020、初回掲載7/27②
●作品495
ホラー・ステーション
作者:関苫屋厭離
連載中(全2部分)
3,360文字
内容
短編ふたつ
感想
連載エタですが、短編集です。2回分、どちらもグロ注意。
●作品496
蝉男
作者:シュルレアリスム
短編
1,954文字
内容
暑い夏、電車に乗って
感想
改札口からスタートですが、電車が舞台の表現主義小説。または、作者さんのお名前通り、シュルレアリスム小説。後書きは余計な一言。人によっては不快になるでしょう。
余談
作品264『日々是凶日 』、作品388『バラバラ殺人行き(確定) 』作品392『ゾンビの大群 』、作品406『人間花火』、作品426『五回目の衝突と、曖昧模糊な証言』、作品429『ニューイラ』、作品439『カルバゾールの暗示。優先席怪奇譚。わたしの夏は非刺激性 』、作品460『へばりつく』、作品467『駅のポスターコンテスト』、作品478『ゴールデントレイン』、作品450『死なない女 』、作品456『転生しようと思ったら、閻魔に怒られた件について』、作品468『雨宿りの猫、スマートフォンの叫び』、作品480『石 』、作品492『雷鳴』 の作者です
●作品497
忘れ去られた夏の出来事
作者:桜木紫苑
短編
2,106文字
内容
駅で体調を崩した
感想
理由があり解決もするホラー。あらすじのような印象でした。怖がらせる努力は見受けられますが、残念ながら怖くはなかった。
●作品498
コインロッカーベイビー
作者:毒の徒華
短編
5,610文字
内容
不妊と診断された女性がパートナーに去られてしまい、子供を授かれるという都市伝説に縋る。
感想
これは嫌だ。胸糞。やるせない。気の毒。
●作品499
虚構
作者:バケツロリータ
短編
3,266文字
内容
電車で見る悪夢
感想
サスペンスでしょうか?電車のみ、駅なし。
●作品500
えき
作者:たでんだた
短編
1,126文字
内容
疫神を祀る宮を壊して作った駅がある
感想
言葉遊び。パンデミックホラー。単純ながらも嫌な余韻の残る良いホラーでした。
余談
作品410『十三』、作品466『女の恋 』、作品493『たでんだたのホラー駅劇場』、作品473『初盆』の作者です。
●作品501
停電の駅と終電
作者:菊屋
短編
2,402文字
内容
駅に閉じ込められる
感想
九死に一生。怪異にも色々ある。
●作品502
気づいちゃいけない。
作者:倉田士郎
短編
8,830文字
内容
新宿駅で写真を撮る男
感想
改行、段落ともにとても少ないです。内容はホラーというよりSFですね。怖くはない。管理者系SFホラー。
余談
○雑踏写真
雑踏の中に写り込んだ人々の顔は、判別できてしまうと肖像権侵害になりうるので、判別できなくなるまでのボカシが推奨されている模様。
○乗降者数
2020年度、2021年度ともにJRと京王の乗降者数は新宿駅が全国一位、それぞれの鉄道会社が公表しております。世界については、過去10年ほどの「新宿駅が世界で一位」という記事がネット上で得られます。
日本語のみですと、2022年にTwitter上で「新宿駅が世界で一位」と呟かれております。JRやジャパンレールパスなども同様の結果を発表しております。
2021年度については、2022年6月ごろから世界各国の鉄道会社がそれぞれの集計を発表しています。世界全体のランキングはどの期間を集計しいつ発表されたのか、統計の出所がはっきりしません。
また、2021年ごろ、乗降者数が池袋に抜かれた統計を見かけたのですが、現在探しても出てきませんでした。その統計は、路面電車やバスも含めていたのでしょうか?記憶では、乗降者数ではなく、利用者数という項目でした。
当時、新宿一位を証明する数値が必要になって調べたので、強く印象に残っております。えっ、抜かれたの?と。その統計では3位以内ですらなくて、酷く驚いたのを覚えています。
確かにそのデータでは一位じゃなかったんですよね。今のところ確認出来ないため不明ですが、利用者数の意味するところがネックかもしれません。
今回はここまで
お読みくださりありがとうございます
続きます




