表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
検索可能な公式夏ホラー作品をひたすら読む  作者: 黒森 冬炎


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

110/193

夏のホラー2020、初回掲載8/1⑧

本日は朝にも少し読んで8/1⑦を投稿しております。


●作品480

作者:アマチュアーン

連載中(全9部分)

最終更新日:2020年 08月12日 23時00分

14,816文字


内容

期間中未完


感想

規定では完結作品のみなので、非正規ですね。1話完結で、ホラーしゃなかったり微ホラーだったり。駅はほとんど関係ない。



●作品481

婚約破棄された令嬢は、復讐を祈って、その駅に身を捧げる

作者:木村 真理

8,083文字


内容

怪談がある駅に不幸な令嬢が向かう


感想

婦女暴行描写注意。

ホラー?そして、ホラーではない不快感に耐えられる人のみにおすすめします。ざまぁ好きな方は面白く読めるかも。破綻はないです。当時よく見かけたまとめ方なので、今読むと古く感じるかもしれません。この作品、ちょっとホラージャンル読者には気になるところが多そうです。


ざまぁファンの方は、以下の感想が不快かもしれません。ホラーファンの地雷警告や、勝手に期待してガッカリ注意な部分が長文で書かれております。ご注意を。


これは異世界恋愛かサスペンスでよさそうです。怪談要素はあるのですが、ホラー描写が弱いです。顛末が噂話で処理されております。当時ざまぁ異世界恋愛ではよくある手法でした。多くの作品は非常に説明的で、しかも箇条書きに会話体語尾などを付け加えただけの噂話形式でした。


この作品もかなりぎこちないですね。不快人物たちも異常心理ではありませんし、噂の臨場感は残念ながらありませんでした。そのため、サイコホラーとも違いました。そしてこの物語で語られる噂の内容は、怪異譚である可能性が極めて低いと感じました。怖くないよ。怪奇現象ほん怖系噂話の気配がまるでしない。


せっかくのなんちゃってビクトリアン設定、言われなければわからないレベル。馬車と汽車が共にあるけども。どちらも名称がでるだけなので、わざわざビクトリアンと断る必然性が感じられず。言われてしまうと、ホラー脳の人は勝手に期待値上がるのです。

ビクトリア朝が舞台のホラーとは違うので注意。もちろん、ビクトリア朝時代に書かれた偽古文時代劇ホラーである「ゴチックホラー」でもありません。


ビクトリアンホラーの閉塞感が欲しかった。女性が因習と自立の混沌に悩まされていた時代感があれば。この作品、一見そうなんだけど、実際には現代日本でも成り立つので、非常に残念。ぽっと出の親戚の棚ぼたも19世紀西洋風というより現代日本っぽいですね。


昭和な昼ドラでした。

ホラーじゃないなぁ。


肝心の駅関連の設定は、ありがちながらもちゃんと不気味でいいと思うんだけど。ホラーとして生かされてません。もったいない。ホラー展開があれば楽しめました。昭和な昼ドラとホラーって相性いいのに。


余談

2020年当時、なろうの規約ではレーティング関連は、現在と違って、直接表現のみならず想像させるものもNGと書いてありましたから、この作品は相当にグレー。現在では、ヘルプやマニュアルにもそこまで厳しい説明はありません。具体的で詳細な描写が禁止されているだけですので、今となってはおそらくセーフ。



今回はここまで

既に16世紀ごろの貴族男女の交際事情は、現代人が考えるよりもっと奔放だった模様。さまざまな証拠が残されていると、中世研究や文化史のサイトに書かれております。ここ10年ほどで、文化史はずいぶん多くの発見があり常識が覆されたみたいですね。


お読みくださりありがとうございます

続きます

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ