夏のホラー2020、初回掲載8/2④
●作品466
女の恋
作者:たでんだた
短編
2,220文字
内容
男が来るのを待つ女
感想
叙述トリック作品。気持ち悪く、狂気。表現の狙いが、なろうの規約的にグレー。現在のレーティング基準には一応引っかかりませんが、官能を想起させる表現が苦手な人は注意。無防備に読み始めたら嫌悪感を覚える人もいるのでは。少なくともR15のタグはつけた方がいいように思います。
余談
作品410『十三』の作者です。
●作品467
駅のポスターコンテスト
作者:シュルレアリスム
短編
4,189文字
内容
駅で開催されるポスターコンテストに出品する女性
感想
ホラーというより、風刺SFでしょうか。群衆心理と被害者が追い詰められて行く様子が、世にも奇妙な物語を思い出させる作品でした。僻地の小さな駅で開催されるコンテストの出品者にファンがついているというのは、現代ならではですね。
余談
作品264『日々是凶日 』、作品388『バラバラ殺人行き(確定) 』作品392『ゾンビの大群 』、作品406『人間花火』、作品426『五回目の衝突と、曖昧模糊な証言』、作品429『ニューイラ』、作品439『カルバゾールの暗示。優先席怪奇譚。わたしの夏は非刺激性 』、作品460『へばりつく』 の作者です
本作冒頭に今月のグランプリとあるのは、今年の誤記か。夏の間毎月グランプリが決まるのか。コンテストに関する作中の情報は、毎週投票、今月のグランプリ、夏に開催、前年も同じことが起きた、作品開始時点で四回目、翌年も開催された、全五回、です。
今回はここまで
お読みくださりありがとうございます
続きます




