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異世界転生してもステータスはそのままでって言ったのですが!?  作者: 桜霧琥珀
八章 決戦、帝国議会!
304/320

12 黒田英二の自分語り




 やはり、エシルクロニア――もとい、黒田は転生者だったようです。


「地球では冴えない学生に過ぎなかったけどな、俺はこの世界で力を手にした。何でも出来るし、どんな願いでも叶う。この世界のどんなやつだって、俺の力には敵わない! この世界で俺は、好き放題に生きることができるんだよ! なんたって、神様のお墨付きだからなぁ!!」


 やたらと自分が特別で、最強であるようなことを主張しますね。

 そこまで言うなら、実際どれぐらい強いのかスーパーサーチで確認してあげましょう。


―☆――☆――☆――☆――☆――☆――☆――☆――☆――☆――☆―


エシルクロニア(Essilcronia)

種族:亜神


ライフ:2147483647

パワー:2147483647

攻撃力:2147483647

防御力:2147483647

魔法力:2147483647

敏捷性:2147483647


技能:総合武術(S) ストレージ(S)

精密ダメージフロー(S) カウンターコード(S)

コード強制(S) 即死強制(S) 即死カウンター(S)

マーキング(S) 永続マーキング(S) 強制マーキング(S)

ストールダメージ(S) スーパーアライブ(S) スーパーフリーズ(S)

レリック(S) スーパーフロー(S)

コード強制耐性(S) 食らい判定消失(S)

眷属召喚(S) 魅了(S) 空間転移(S) サードアイ(S)

支配下強化(S) 成長促進(S) 憑依転生(S) 


魔法適性:火(S)、水(S)、土(S)、雷(S)

     風(S)、光(S)、闇(S)、命(S)、無(S)

魔法耐性:火(S)、水(S)、土(S)、雷(S)

     風(S)、光(S)、闇(S)、命(S)、無(S)


―☆――☆――☆――☆――☆――☆――☆――☆――☆――☆――☆―


 なかなかの強さです。

 私も持っているスキルが多いですが、持っていないスキルも数多くあります。


 それぞれの効果は、こんな感じなのです。


―☆――☆――☆――☆――☆――☆――☆――☆――☆――☆――☆―


眷属召喚:パワーを消費し、眷属を召喚する。

     召喚した眷属は自分のステータスを使用したパワーに応じて引き継ぐ。


魅了:対象を魅了する。視線、皮膚接触、粘膜接触の順に効果が高まる。


空間転移:記憶した地点へいつでも自在に転移する。自分以外も転移可能。


サードアイ:第三の視点となる目を飛ばし、目が見たものを自分も視認できる。


支配下強化:奴隷、信者、配下、魅了者などを強化する。

      支配の程度が強いほど効果が高まる。


成長促進:あらゆるものの成長を促進する。


憑依転生:肉体が死を迎えた時、魂だけ別の人間に憑依し、転生することができる。


―☆――☆――☆――☆――☆――☆――☆――☆――☆――☆――☆―


 とまあ、スキルもやたらチートなものばかりです。

 転生チートでウハウハできること間違いなしなラインナップなのです。


「圧倒的な力で、俺は何でもできる。そして何者も俺を殺すことは出来ない。もし殺されたとしても、俺は何度でも復活できる。つまり俺は不死身なんだよ。負けるってこと自体、ありえないんだよ! ハハハハ!!」


 得意げに、エシルクロニアこと黒田くんが笑います。


 なんというか、楽しそうですね。

 これはさぞかし、前世は暗くて性格の悪いヲタクだったのでしょう。


「さあ、負けを認めろよ。今なら、魅了スキルで人格までは変えないでいてやる。従順になる気があれば、俺に絶対服従を誓わせるだけで俺の嫁にしてやる。どうだ? いい話だろう? 何しろ、この世界で最も強い男の嫁になれるんだからなぁ!」


 うへ、また求婚されてしまいました。

 正直、こんなやつに求婚されること自体嫌なのですが。

 というか、男は私の対象外なのです。

 私は可愛い女の子とイチャイチャしたいのです。


「絶対に嫌なのです」


 私は求婚を拒否してやりました。

 途端に、エシル黒田くんは不機嫌そうな顔をします。


「この俺に求婚されておきながら、断るのか。全く、無礼な奴だ。まあ、それが出来るのも今の内だ。じきに俺の魅了スキルで、お前も俺のことしか考えられない従順な肉人形に変えてやる」


 なんだか、とてもキモいことを言われていますね。

 しかし、こんな奴のカキタレになるつもりはありません。


 変なことをされる前に、しっかりと倒してしまいましょう。

すみません、一日空いてしまいました、申し訳ありません!

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