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28-0 : 次章予告

 次章予告――




 故郷を奪い返すため、“イヅの大平原”の直上へと降下する“火の粉のガラン”。そして“魔剣のゴーダ”。




 “宵の国”の中心、“淵王城”内部に出現した幾何学の暴力、無限回廊。




 魔族の聖地のその果てに辿り着くは、わずか4人の人間たち。




 “明星のシェルミア”――“王子アランゲイル”――。




 “右座の剣エレンローズ”――“烈血のニールヴェルト”――。





 邪魔する者は、誰もいない。阻む物は、何もない。そこに在るは、糸の両端に結び付けられた、己の身と、宿敵の姿のみ。




「…………」




「俺は、“お前”に会いたかったんだぁ……! “右座の剣”によぉ……!」




 ――。




「……私が貴方を止めることに……“私が貴方の妹である”という以上の何ものも、ありはしません……“兄上”……」




「つまり、これは……私とお前のすれ違い過ぎた道の埋め合わせ――初めての、兄妹喧嘩、というわけだな……」




 ――次話、28章「中央戦役(後編)」。




 ――この因果に、決着を。




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