コント「青春」
生徒中学二年生の山田、
思春期真っ只中の少年、
どうでもいいことで悩み、
学校が閉まる時間のギリギリで
担任の先生に相談しに、
職員室の扉を開ける。
ガラガラ
生徒「先生!先生!」(変な声)
先生「うん、どうした山田」穏やかな感じで
生徒思い詰めた表情で「先生……相談いいですか……」
先生「いいぞ、お前の悩み聞いてやる」
生徒「やっぱり!いいです!」逃げ出そうとする
先生「おい、待て、山田」
生徒「僕のことなんて、誰もわからないんだ!」叫ぶ
先生「山田……」
生徒「ごめんなさい、告白なら別の生徒に手を出してください」
先生「そうじゃないだろ、しかも手を出したら犯罪だろ、そうじゃなくてな、先生もな、お前みたいな時期があったんだ」肩に手を置く
生徒「痛いです、先生!」猛烈に痛がる感じ(変な声)
先生「だっ大丈夫か?山田!?」心配する
生徒「先生が僕みたいな人間だったなんて信じられない!……もしかして、未来の山田?あっ、映画みたいなタイトルだ」
先生「確かに映画みたいなタイトルだな、って違うぞ、山田、俺は未来の山田じゃなくて俺もな、お前みたいに偏屈な時期があって、分かるぞその気持ちって言いたかっただけなんだ」
生徒「ふーん、そうなんだ、へぇー」真顔
先生「ちょっといきなりテンション変わるの、ちょっと先生、傷つくな」
生徒「そうだ、先生、アオハルって何?」
先生「アオハル?山田、何だそれは?」
生徒「最近、カップ麺のCMとかでやってるやつだよ」
先生「うーん、えーと」思いだそうとしている感じ
生徒「えーい、わかんないやつだな!こんな大人分からせてやる」ノートに書く大きい字で
先生「あー、青春ね、知ってるじゃないか」
生徒「えっ、先生知らないの?」
先生「いやぁー、言われて気づくけど、最近の言葉とか、流行とかには疎くてね」
生徒「大丈夫?パプリカとか知ってる?あっそうだ、これ何本?」
先生「知ってるわ、確か、オリンピックで使われるやつだろ、あと、1本というか、一本の位置がファックの意味してるだろ、喧嘩売ってんのか!?」
生徒「先生が怒った、正常だ」ノートと鉛筆を取り出して、書く
先生「そりゃ、怒るぞ、ちなみにそのノートはなんだ?」
生徒「うん、数学の授業のノート、昼、居眠りしないように対策するため」
先生「まぁ俺の担当教科でさらっと居眠りしてることを告白してるけどな」
生徒「はっ何で、先生は分かったの、もしかして、メンタリスト?」
先生「メンタリストじゃなくてもさっき山田の言葉から言ってたけどな」
生徒「そういえば、明日も学校なんだなぁ、憂鬱だなぁ」
先生「あぁもう、こんな時間か、日も暮れたし、先生、戸締まりしなくちゃいけないから、帰りなさい」
生徒「また、青い人たちと青い先生と青い環境の中で過ごさないといけないのか、なんか、学校行きたくないなぁ~」体育座りをする
先生「それは朝、自宅に居るときに言う言葉じゃないかな」
生徒「嫌だ、帰りたくないんだ、まだ、アオハルって何なのか?タピオカって何でブームになってるのか?知るまで帰りたくないんだ!」
先生「それは、自分じゃなきゃ駄目なのか?」
生徒「だって、僕はまだ、坊やだからさ」
カッコいい声で言う
先生「めんどくさいわぁー!」(心の叫び)




