81.愛しさを胸に抱いて
「マーマ!」
「なーあーに?♡」
「なんでもなーい」
「そっかそっかー♡」
「おかーさん!」
「なーんでーすか?♡」
「エヘヘ〜なんでもなーい」
「そうですか〜♡」
可愛い可愛い♡
デヘヘヘヘ〜♡
「ほらほらおいでアリス〜♡」
「アリス〜こっちですよ〜♡」
「んしょ、んしょ…アリスきた!」
「「ちゃは〜♡」」
昨夜のこと。
「ママ!ママ!」
「お、おお?」
めっちゃ抱きついてくる。
幼いながらに美人なこの顔立ち…愛嬌…
「子どもんときの私とアルティに激似だな…」
髪は赤に銀が混じってるし。
「おかーさん!」
「おかっ?!えええ?!」
子どもはアルティにも抱きついた。
「姫と嫁の子か…」
「まあ、やることやってるものね」
「ちょっ?!待ってください!!子ど…ええ?!!」
さすがのアルティも混乱してる様子。
身に覚え?あるよ?
けど、この子どう見ても赤ん坊じゃないよな。
3歳くらいの見た目してる。
てかまず妊娠してねえよ。
「とりあえず何か着るものを用意しますね」
「あ、うん。助かるシャーリー」
服着せて、と。
あらぁ可愛い〜♡
「お名前はなんていうのかな?」
「なまえ?」
「キョトンてしてる〜♡きゃわ〜♡」
「かっ可愛い…」
「姫〜あたしにも抱っこ〜♡」
「よし任せろ。ほーら高い高い」
「嬉しいけどあたしを抱っこしてって言ってんじゃねえんだわ」
冗談やん。
「で、これどういうことか説明してもらえます?」
「説明というか、私が聞きたいくらいというか」
ノワールは人間の姿になって、アルティの腕に抱かれる子どもに目をやった。
「あの…お二人が私に魔力を受け渡してくれたじゃないですか…。それでお礼にと【竜王の加護】を授けたときにですね…どうやら竜王の権能がお二人とリンクしてしまったようでして…」
「つまり?」
「出産権がそちらに移行してしまった上に、リコリスさんの中のノアの魂と竜王の魂が混ざり合ったのでは、と…」
「ってことは、この子はノア?」
「んーん。ノアの気配は感じるけどノアじゃないよ」
そう言うのはトトだ。
トトは元はノアの魂を株分けした精霊。
魔力の波長でわかるんだろう。
「なんかね、いろんな魔力が混ざってる。精霊と竜、それに花婿さんとアルティの魔力」
「リーとアーの匂いするー」
「森羅皇…精霊王と竜王の力を両方受け継いだ存在が、私たちの魔力と遺伝子情報を介して産まれてきたと…」
「てことは、本当の本当に私たちの…」
「マーマ!」
「はわわぁ♡ママですよぉ♡」
お手手ちっちゃあ♡
花とミルクのいい匂いする♡
「柔らかいねぇ♡」
「はい…それに、とってもあったかい…」
「ふにゅ」
「「はあああああ♡」」
「蕩けておる場合か。竜王本人でなく、他者が新たな竜王を産んでしまったということじゃろう?これは歴史上類を見ない大事件なのではないか?」
「はい…」
ノワールはこれ以上なくしょんぼりした。
そっか。
ノワールは自分の子を産めなかったわけだもんな。
「ノワール、あの」
「あ、いえ…こんな言い方をすると元も子もありませんが、血を分け与えているわけでないので、親子の繋がりという面から落胆しているわけではないのです。竜王としての責務を果たせなかった不甲斐なさを恥じるばかりで…」
「いや、なんかゴメン」
「すみません…」
ノワール曰く、この子が産まれたことで正式に竜王の座は継承され、ノワールもまた幻獣へと進化を果たしたらしい。
まもなくノワールは存在を変質し、亜空へと導かれる。
だけど…
「この子は?」
「出産に当たって竜王と力と知識の継承も済んでいます。本来ならば霊峰にて悠久の時を渡り、また千年の後、新たな竜王を産むことになるのですが…」
「や!ママたちといっしょにいるもん!」
ひしっと抱きついて離さない。
「今代の竜王よ、あなたは数多の竜を統べ王として生きねばなりません。それが王の責務です。その意味がわかりますね?」
「や!」
「嫌ではなく…ほら、行きましょう」
「やーーーー!あ゛ーーーー!マ゛マとおがーさんといっしょにいるのーーーー!びゃあああああ!」
おおう…鼓膜が弾け飛ぶ…
泣き声で大気が震えやがる…
しがみつかれてる腕が折れそう…
スペックはたしかに人間離れしてるな。
「あー…ノワール、もしドラゴンのルールとかに抵触しないんなら、私たちがこの子を育てるよ」
「へ?」
「ダメなんですか?」
「あーいえ、なんせ前例が無いことでして…」
前例ってことなら、この子はイレギュラー中のイレギュラーなんだと思うけど。
だからって簡単に見捨てるのもね。
第一…
「ママぁ…おかーさん…」
こんなに可愛い子を…いや、娘を!!
手放してなどなるものか!!
「形はどうあれ私たちの娘なのは本当みたいだし。ね、アリス」
「アリス?」
「この子の名前ですか?」
「おうっ。私とアルティからちょっとずつ取ってアリス。可愛いだろ」
「アリス…アリスうれしい!うれしい!うれしい!」
赤と銀の光が辺りを包む。
これってもしかして加護?
診てみたらここにいる全員に【竜王の加護】と【精霊王の加護】が付いてる。
「ああ…そんなにポンポンと加護を与えて…。竜王たるものもっと厳格にですね…」
「ふあぁ…アリスつかれたぁ。むにゃむにゃ…すぅ、すぅ…」
「ありゃ。寝ちゃったよ」
「自由なところはリコにそっくりです」
「はぁ…。と、とにかく、この子…アリスさんが産まれたことで竜饗祭は終わり、私は幻獣に、アリスさんは今代の竜王となりました。竜王に逆らう竜はいないとは思いますが、他の血が混じったこの子を忌避する竜がいないとも限りません。どうかお気を付けて…とは、あなた方には余計なお世話でしょうか」
ノワールは疲弊を顔に表して肩を落とすと、寝息を立てるアリスにそっと触れた。
「ノワール、抱いてあげなよ」
「よろしいのですか?」
「もちろんです」
割れ物でも扱うみたいにノワールは小さなアリスを抱いた。
「あたたかい…。私たち竜王は、家族のぬくもりを知りません。子どもというのはこんなにも小さく愛おしいのですね。この子はこれから先の竜の未来そのもの。人と竜の在り方が変わるきっかけなのかもしれません」
「すぅ…すぅ…」
「まだ小さくか弱い竜王よ。あなたはあなたの王の道を進みなさい。そして未来の子にあなた以上のぬくもりを教えてあげるのですよ」
アリスのぬくもりを堪能したノワールは、アリスを私たちに渡して深々と頭を下げた。
「リコリスさん、アルティさん、それに皆さん。この子が道を違えぬようどうかよろしくお願いします。あなた方があたたかき家族で、頼れる師で、愛すべき隣人でありますよう」
血が通っていないとはいえ母らしく。
可憐にも毅然と王らしく。
ノワールは光と共に消えた。
とまあ、そんな感じで私たちの娘アリスを迎えることになったわけです。
「っはぁ、マジ可愛い〜。目の保養代支払わせて〜」
「子どもとはこんなに柔らかいものなんですね」
「アリスプニプニ?」
「プニプニです」
「おがーさんもプニプニー」
「フフッ、くすぐったいですよ」
何ここ人生の終着点?
目の前に聖母と天使おるて。
幸せすぎて吐きそうなんだが?
「こうして見ると本当に親子ね」
「本当に親子ですけど」
「デレデレとだらしない顔してまったく。これが仮にも半神と大賢者なんだからおかしいったらないわ」
「ドロシー、アリスキラキラ!キラキラみたい!」
「んーキラキラ見たいの?♡いくらでも見せてあげるからねー♡ほーら泡沫の幻想〜♡」
「わーいわーい!」
「さっきの言葉もういっぺん言ってみろ」
アリスの魅力にやられているのはドロシーだけじゃない。
「アリスよ、妾と一緒に空の散歩といこうぞ」
「アリスさんに似合う服をたくさん作りましたよ」
「アリス!お姉ちゃんとお出かけしに行こ!」
「あ、マリアずるい!私もアリスと一緒がいいのに!」
「アッアリスちゃん…お姉ちゃんが、本を読んであげますからねエヘヘ」
「くっはぁ…アリチュマジ天使〜♡」
みんな揃ってメロメロ。
母性本能っていうか庇護欲っていうか、そういうのをモロに刺激されてるっぽい。
服におもちゃにお菓子に、貢ぎ物が積まれに積まれてる。
特にマリアとジャンヌは自分たちより歳下の妹が出来たってはしゃいでた。
そんな中、反応がおもしろかったのはリルムたちだ。
「ほら、リルムたちも抱っこしてあげて」
「落としたら危ないよー」
「大丈夫だって。ほら」
「リルムー?」
「アーリー…小さくて柔らかくてあったかいねー」
「リルムも!つめたいけどあったかい!」
人の姿で小さな子どもとどう接したらいいのかわからないたどたどしさ。
抱っこするにもおそるおそるで、でも代わりばんこにアリスを抱くみんなの顔は優しいものだった。
「なんだか子どもの頃のリコリスを思い出すな」
「あの頃よりずっと小さいのでございます」
「なんとも可愛らしいでござる」
「とても、愛しい」
「うんっ。可愛いね」
「竜王様だけど、リコリスとアルティの娘。オイラなんだか混乱しちゃうぞ」
まあそう言わず仲良くしておくれ。
お前たちにとっても妹みたいなもんなんだからさ。
ここでアリスについて簡単に説明しておこう。
身体能力に関しては普通の子どもよりちょっと強いくらい。
…素手で石ころを握り潰せるくらいには。
魔力の容量も、はっきりと常人のそれじゃない。シンプルに大賢者クラスっていうかね。
名前:アリス=ラプラスハート=クローバー
種族:精霊竜王
性別:女性
年齢:0歳
職業:無し
所属:百合の楽園
称号:精霊王、竜王
加護:【精霊王の庇護】【竜王の庇護】
アンリミテッドスキル
【精霊王の輝冠】【竜王の黒逆鱗】
名前は私とアルティの家名をそのまま付けた。ミドルネームとかラストネームとかは気にせず。いずれ王国で手続きをしてもらうつもりだ。
次に庇護。これは、ようは加護を与える側の力。
見た目は子どもでも立派に精霊王と竜王の器ってことらしい。
そしてアンリミテッドスキル。
外的要因を全て拒絶する無敵の盾、【精霊王の輝冠】と最上位の天変地異を齎す【竜王の黒逆鱗】。
どちらも強力なスキルだけど、アリスはエクストラ、ユニークを含めたこの力を使えないみたい。
まだ身体と精神が追いついてないからだ。
人間が神様からスキルを与えられるのって5歳になってからだし、そういう点もスキルが使えない要因なのかもしれない。
見た目は子どもでも0歳は0歳だしね。
こんなとんでもスキル、ぽんぽん使われても困っちゃうけど。
それからアリスは人見知りしないくらい好奇心が強い。
知識は継承されていても知性は人間の子ども程度。
子どもの姿なのも含めて、出産において私とアルティという異分子が関与してしまったが故のエラーのようなものなんじゃないか、というのがノワールの見解だ。
「アリスさーん♡ノワールママですよー♡」
「ノワー!」
「きゃー♡」
ちなみに感動的に別れはしたもの、ノワールは【召喚魔法】というルートを無理やりこじ開けてこっちに遊びに来ている。
長い時間は無理みたいだけどさすが竜王だ。
今後もちょくちょく遊びに来るってさ。
親戚じゃねーか。
いきなり産まれた娘ではあるけど、私たちに懐いてくれてるし可愛いし。
言うことねえなあ。
「しっかし、まさか結婚前に子持ちになっちゃうなんてな」
「いいんじゃないですか?いつかは子を持つ親になるのでしょうし」
「そうだなぁ。アリスにも弟か妹が必要だろうし」
「疑問なんですけど、男の子が産まれてもちゃんと愛せますか?」
「当たり前だろそこまで人格は破綻しとらんわ」
「安心しました」
みんなと遊ぶアリスを眺めながら、私はアルティの手を握った。
「子どもは何人欲しい?」
「三人もいたら寂しくなさそうですね」
「頑張るわ」
「頑張ってください」
「帰るか、私たちの故郷に」
「ええ」
「ニシシ」
「なにか可笑しかったですか?」
「いーや?けど…なんか、幸せなことばっかだなぁって」
なんてことない日常。
愛する仲間、娘、そして…
「私も幸せです」
「愛してる」
「…リコ、右目が」
「ん?」
「青く」
力を使うときの他に、気分が高揚すると神の力が漏れるらしい。
「キレイですね」
「アルティの方がキレイだぜっ」
「照れ隠し」
「ぅぐ」
「自信過剰なくせに正面から褒められると照れるところ、可愛くて好きですよ」
「うっせ」
「リコ、愛してます」
「ん」
唇を重ねようとして、
「あー!」
「「っ?!」」
「ママとおかーさんチューしてるー!」
アリスの声にびっくりして歯がぶつかった。
「し、してませんよ!まだ!」
「あらあらこんな往来で」
「ママたち教育に悪いんだ〜w」
「いや、違…くはないか…」
「いいなぁー!アリスもー!アリスもチュー!」
「はいはい。ほら、アルティも」
「はい」
両方のほっぺにキスをしてあげると、アリスは両手で頬をムニムニして顔を綻ばせた。
「エヘヘ♡アリス、ママもおかーさんもだーいすき!」
「私たちの娘が可愛すぎて死にそうです…」
「未来永劫課金しよ…」
「ガチ泣き怖」
それくらい可愛いだろうちの娘!!
アリスを迎えるに当たって、それにリルムたちの今後の生活基盤を整えるために衣食住の見直しやらラジアータ号の改良やらに数日を費やし、オースグラードを出発しようって運びになったのは、竜饗祭から一週間後だった。
「で、なんで私たちは巨人族の村に?」
オースグラードを出ることを伝えたら、なんかエーファちゃんに巨人族の村マガラダへ連れられて来た。
エヴァが青い顔してるのはなんでなんだろ。
「王国に帰るんだろ?巨人族ならではの移動手段があんだよ」
「巨人族ならではの?」
いやぁ、それにしても大きいね巨人族。
子どもでも3メートル。大人だと10メートル以上あるのかな。
「進撃」
「思ったけど言うな」
巨人族のお姉さんがまたすんごい。
ボーン!キュッ!ボーン!
スタイルいいどころの騒ぎじゃないもん。
乳も尻も山なんだもん。
心ゆくまで挟まれてぇなぁ〜。
「おいミネネ」
「んー?おーエーファでねぇか。ひっさしぶりだなぁ」
到着したのは船着き場。
巨大な船のマストの整備をしていた巨人族の女の子は、訛った口調で朗らかな笑みを浮かべた。
「元気にしてたかぁ?相変わらずちっこいなぁ」
「そりゃお前に比べれば小せえよ。ああ、こいつはミネネ。巨人族の造船技師だ」
「よろしく」
「んだぁよろすくなぁ」
「おれの船ヴァルキュリア号を手がけたのもこいつなんだ」
「エーファよ、よもや移動手段とは船のことではあるまいな。ならば妾は乗らぬぞ。船酔いなんかしとうない」
「船は船だけどな。ミネネ、あれを頼めるか」
「んだぁ。玉雲船」
ミネネちゃんは魔法で雲を作り出すと、それを船の形に整えた。
「どこさ行きてえだぁ?」
「ドラグーン王国のクローバー領ってとこらしい」
「ドラグーン王国クローバー領…あっちの方だなぁ。よっしゃおらに任せてけろ」
「オラ、さっさと乗れ」
急かされるように船に乗る。
まだ陸の上というのもあって、師匠は渋々ながら乗り込んだ。
ミネネちゃんは私たちが乗った船を軽々と持ち上げると、肩に担いで空を見上げた。
「んーとぉ、この角度だなぁ」
「角度?」
「ま、まさか…」
「巨人族名物特急空輸。オースグラードの思い出にしな。……ねぇねをよろしくな」
「ちょ、待っ――――――――」
「行っくどぉーんーどっこいっしょおー!」
怪力を以て投げられた雲の船は、一瞬で最高速に達し、私たちを空の彼方へと運んだ。
「わああああああああああああああああ!!!」
オースグラードの大地もオーベルジオの雄大な姿も視界から消えて、眩しいくらいの青が目に飛び込んでくる。
「エヴァあ!お前の妹ちょっと口足らずが過ぎんか?!」
「ゴメンなさいゴメンなさい!」
「キャハハハハ!すごーい!おそらとんでるー!」
「きゃー!」
「速いです楽しいですー!」
「海の上でないだけマシじゃ」
たくましいね君たち。
ていうかこれ…
「そもそも人間用?!ちゃんと着地出来んだろうな?!地面に叩きつけられてトマトなんてことにならない?!」
「だ、大丈夫…です。一割以下、らしいので」
「何が?!」
「着地を失敗することが…」
「先に言えーーーーーーーー!!!」
竜饗祭に収穫祭。
温泉、銘菓に美酒美食。
てんやわんやがありつつも、いつもどおりの私たち。
さらば竜が踊り魔が歌う国よ。
雲の船は洋々、秋風薫る空を行く。
そんじゃま、次の物語は私たちの故郷でってことでひとつよろしく。
まあ…生きてこの空の旅を終えられたらね。
これにて竜魔胎動編を結びます!
いつも以上に新キャラも多く登場させましたが、誰か性癖に刺さったキャラはいましたでしょうか?
今回の目玉はなんといってもリルムたちの人間態、そして娘アリスの誕生です。
これらは以前から構想していたため、ようやく書けたことに感慨深い思いです。
挿絵も何度も何度も修正し、ようやく納得いく出来のものが完成しました。
特に難儀したのは、リルムの純朴さとシロンの高貴ながらも気怠げな雰囲気です。
私のお気に入りはちょっと軍服チックなルドナでしょうか。
じつは他にもAIイラストで何枚かストックがあるのですが、載せる機会が無いものは全てPixivの方でアップしますので、もしよければチェックしてみてください。
ユーザー名は無色、タグは百合チートで検索可能です。
ときにイラストを作っていて意識していることがあります。
それは我らがヒロイン、リコリス。
リコリスは基本的に胸、身体のラインを出すようにしているということです。
リコリスはナルシスト以上に自分の容姿に自信を持っているので、この性格なら磨き抜かれた肉体は惜しまずさらけ出すな、と思いました。
まるきり同じ顔にならないのがAIイラストのつらいところですが、雰囲気で楽しんでいただければ幸いです。
そして!幕間一話を挟んで新しい章へ!
次はリコリスとアルティの故郷、ドラグーン王国クローバー領での物語となります。
メインは婚約の報告ですね!あとはまったりさせてあげたいかな。
ゆるい日常回にする予定なので、どうか気軽に楽しんでいただけますように。
恐縮ではありますが、おもしろいと思ったら評価、感想、レビュー、いいね、ブックマークをどうかよろしくお願いいたします!
では、また次回!
ここまで飽きずに読んでくれている皆様、初めて読んでくださった皆様に感謝を込めて!
アホな余談。
物語にまったく関係無いし勝手なイメージですが、CVのイメージが固まってきました。
リコリス=ラプラスハート:伊達さゆり
アルティ=クローバー:雨宮天
ドロシー:竹達彩奈
マリア:佐倉綾音
ジャンヌ:加隈亜衣
テルナ=ローグ=ブラッドメアリー:丹下桜
シャーリー:石川由依
エヴァ=ベリーディース:本渡楓
ルウリ=クラウチ=ディガーディアー:直田姫奈
アリス=ラプラスハート=クローバー:古賀葵
モナ=エクスヴァルヴァ=クトゥリス:内田彩
まあ本当に関係無いんですけどね!
このキャラはこの声優さんが合ってるなぁ、みたいなイメージありますか?
それでは、また次回の更新でお会いしましょう!




