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ガラスの魔王  作者: 久陽灯
第二章 ガラスの魔王
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プロローグ おとぎ話

 この世界ではないどこか、あるいは扉の向こう側。

 ある国にとても強い王女様がいました。

 剣技を極めた王女様は、街の英雄、赤騎士と呼ばれていました。

 ちょうどその頃、世界の果てに、絶望を糧にして魔物を増やす魔王がおりました。

 このままでは、たくさんの人が魔物となってしまいます。

 だから、強い王女様は、城に忍び込んできた魔術師と仲間になり、魔王退治の旅へと出発しました。

 途中、様々な人々と出会いました。

 豪気な斧使い、美しい剣聖、双子の海賊達、砂漠の姫君。

 彼らを仲間にして、たくさんの冒険を経て、二人は魔王の元へたどり着きます。

 王女様と魔術師は力を合わせて戦い、ついに魔王を倒しました。

 魔王はいなくなり、世界は平和になりました。

 王女様はティルキア王国に戻り、女王となりました。

 そして、隣の国の王子と結婚し、幸せに暮らしました。

 めでたしめでたし。


 しかし、お話はここで終りません。

 倒された魔王は、魔術師に呪いをかけました。

 魔王の魔力は魔術師に取り込まれましたが、それは人が持ってはいけない力でした。

 そして、女王の幸せも長くは続きませんでした。

 やがて、彼女の王国で革命が起きたのです。

 運命の歯車は回り続けていました。

 お話はここから始まります。

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